映画さんぽ シスタマゴの徒然日記

映画大好きな姉妹が、最近観た映画のレビューや日々の出来事を気の向くままに綴っています♪

トランス

2013年10月14日 | 映画
予告編を見てからとっても気になっていた作品です。
なんかとてもそそられる感じがあって、具体的にはどんな作品かわからないけど、これは期待できる!と思っていました。





…が、見終わってみれば、な~んかしっくりこない。
そもそも現実と催眠状態の映像が、これはどっち??と思うくらい分かりにくいのが一番の難でした。
シンプルな話のはずなのに、映像の見せ方(監督の演出)で、ただ単にごちゃごちゃと複雑にしているような気が。
現実なのかそうでないのかをしっかり描くだけでも映画としての締まりが全然違ってくると思うのだけど。

またロザリオ・ドーソン演じるエリザベスがあれこれ話しているところで、これって伏線なのでは? これが作品の中で重要なところなのでは? と、後々の展開を読めてしまうところがあって残念でした。
もっと会話の中でさりげな~く言ってくれてたら、というか、後になって“そういえば前にそんなこと言ってた!”くらいの印象でしかなかったら良かったのに。
結局はやっぱりそうだったのね…ということになり、意外性に欠けてしまうことになりました。
正直、もっと驚きが欲しかったです。

これはおもしろい作品のはずなんだけど、如何せん、演出がかなり残念でした。
もっと爽快にスカッとして終わってもいいはずなのに、なんだかまだモヤモヤが残るような、いいところついてるのに活かし切れていなかったなというような、釈然としないままで映画館を後にすることになってしまいました。
気になるところは多々あれど、もう一度観て確かめようという気にはなれないですね

まぁ、なんにしても、とにかくわかりにくいです
この映画はこのひとことに尽きます。
何か、作品としてもったいない出来でした。残念。

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