映画さんぽ シスタマゴの徒然日記

映画大好きな姉妹が、最近観た映画のレビューや日々の出来事を気の向くままに綴っています♪

まとめて簡単レビューその2

2015年04月09日 | 映画
遅ればせながら、やっとレビュー2です


『6才のボクが、大人になるまで。』



みなさんもご存じの通り、12年という歳月をかけ、主要人物4人を同じ俳優が演じているというこれまでにない作品です。
映画を観ていると、この4人がまるで本当の家族のように思えてくる、そんな感覚さえしてきます。

あるひとつの家族の日常を綴ったドラマで大事件ということはないものの、母の再婚、環境の変化による子どもたちの思い、父との繋がりなどが細やかな描写で表されていました。
あくまで淡々としている話なのだけど、俳優たちが役とともに少しずつ変化していき、とても自然な流れで違和感を覚えないのが逆にものすごいことだと感じます。
メイソン役のエラー・コルトレーンの成長は当然のことながら、母オリヴィアのパトリシア・アークエットがみるみるうちにおばさん化していく体型にも驚きました

この映画を撮っている途中に出演している誰かに何かが起こってしまったら…と考えると、この映画ができあがったこと自体が本当に奇跡のようです。

リチャード・リンクレイターがアカデミー賞監督賞が獲れなかったのが残念ですが、このすごさは観た誰もが実感すると思います



『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』



これはひたすらお腹がすく映画です…。
手際のいい包丁さばきから始まって、次々と出てくるおいしそうな料理!!
それを見ているだけでも価値ある作品かも?

笑いを交えつつホロリとさせるところもあり、また父と子の関係、仕事に対する情熱、友情などなど大切なテーマもしっか盛り込まれていて、各々の部分も充実してる~という感じでした。
今までのジョン・ファブロー監督作とは、また毛色が違うものでしたがこれはこれですごく良かったと思いました。
きっと誰もが楽しめて且つ元気を分けてもらえる作品だと思います


ところで、この映画を観た後はやはり食べてしまいました
いや、もう、食べずにいられないでしょう




近所のパン屋さんのパンと…




“サブウェイ”のサンドイッチ。(中身は写し忘れ…

映画を観た後だと、さらにおいしさも倍増だったかもしれないです


で、ちょっと余談なのですが、私たちが最近観た映画でのアメリカ人夫婦の離婚率の高さが尋常でないです

『6才のボクが大人になるまで。』に、今作の『シェフ』もそう。
『ジャッジ』は離婚間近な夫婦でした。
映画では両親の間を行き来する子どもが当たり前のように描かれているけれど、それを見ているとなんだかとても複雑な気持ちになります…う~ん


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