映画さんぽ シスタマゴの徒然日記

映画大好きな姉妹が、最近観た映画のレビューや日々の出来事を気の向くままに綴っています♪

シェイプ・オブ・ウォーター

2018年03月02日 | 映画
<あらすじ>Yahoo!映画より

1962年、米ソ冷戦時代のアメリカで、政府の極秘研究所の清掃員として働く孤独なイライザ(サリー・ホーキンス)は、同僚のゼルダ(オクタヴィア・スペンサー)と共に秘密の実験を目撃する。アマゾンで崇められていたという、人間ではない“彼”の特異な姿に心惹(ひ)かれた彼女は、こっそり“彼”に会いにいくようになる。ところが“彼”は、もうすぐ実験の犠牲になることが決まっており……。



“切なくもいとおしい、誰も観たことがない究極のファンタジー・ロマンス”
というキャッチコピーを見て、ロマンチックファンタジーだと思って観に行った人は、思ってたんと違うと言うこと間違いなしのバリバリのギレルモ・デル・トロ作品でした。

何しろ出演者が凄い。
サリー・ホーキンス、オクタヴィア・スペンサー、マイケル・シャノン、リチャード・ジェンキンス、マイケル・スタールバーグという、主演はめったにないけどどの映画でも出ていてよく見るペテランばかり。
あ、でもリチャード・ジェンキンスは気づきませんでした正直、途中(リチャード・ジェンキンスに似てるなぁ…)とは思ったのですが、本人だったとは…
髭があるだけで、別人のように見えますね。

R15+指定ということで、ある程度覚悟はしてましたが、暴力描写、性描写ともに、R指定も無理ないかなぁと途中ボカシが入ってましたが、あれがなかったらR18+だったらしいですから。



半魚人(←すでにネタバレではないからいいでしょう)役の人は、ダグ・ジョーンズという俳優さんですが、デル・トロ作品の常連で、『ヘルボーイ』でも半魚人を演じています。半魚人専門か?

醜い者が実はかっこいい王子様だったという設定はお伽噺によくありますが、これはそういうわけでもなく、半魚人はリアルに半魚人なのですが、観ているとだんだん愛着がわいてくるから不思議です。

ネタバレになるから詳しく言えないけれど、ラストシーン、イライザが変わったと思ってたのですが、実はイライザは元からそうだったと気付きました。
ゼルダが話してた、イライザが捨てられていた場所、傷が赤ちゃんの頃からあったことなど。

そう解釈すると、二人がなぜ惹かれあったかの説得力が増してきます。

ところで、マイケル・シャノンは、いつもそこそこ印象的な役柄ですが、今回はいつもに輪をかけて凄い役だったと思いました。こーゆーのも合うんじゃん

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