映画さんぽ シスタマゴの徒然日記

映画大好きな姉妹が、最近観た映画のレビューや日々の出来事を気の向くままに綴っています♪

『ボーダーライン』『デッドプール』と昨日の追記

2016年06月07日 | 映画
昨日の『サウスポー』のレビューで書くのを忘れていたので、ここで追記します

ジェームズ・ホーナーの新しい映画音楽を聴くことはもうできないと言ってたのですが、実はこの映画の音楽がジェームズ・ホーナーでした。以前亡くなった時に「ジェームズ・ホーナーの新しい映画音楽を聴くことはもうできない」と書いたその後に、まさか新しい彼の新しい映画音楽が聴けるとは思いませんでした。
ただそれだけのことだけど、「やった~」と喜びましたね。
恐らく、彼の最後の映画音楽であるだろうサントラを堪能してきました。

それでは続いて、簡単にレビュー

『ボーダーライン』


“『灼熱の魂』『プリズナーズ』のドゥニ・ヴィルヌーブ最新作”と劇場内に宣伝してありましたが、その2本ともこちらでは上映されませんでしたよ。とツッコんでみたり

毎回、毎回まったく違うテーマの映画を撮ってると思われがちですが、根底に流れる彼の精神はいずれも同一である……と、誰かが言ってましたおい

今回は、メキシコ麻薬カルテルの話。
警察ではなく、組織が秩序を守っているという事実が恐ろしいです。
主役はエミリー・ブラント演じるFBI捜査官なのですが、なにより強烈なのが謎の男ベニチオ・デル・トロ。
終盤は、もう彼が主役ではないのか?としか思えない展開もあります。
“正しい行いをするのが常識”である地域で暮らしていけるのは幸せであると思わされる痛烈な作品です。


『デッドプール』


たいてい映画が始まってしばらくは、映像と共に出演者、監督、スタッフなどの名前が映るものですが、この映画はそこからしてふざけているのにまず度肝を抜かれますね

時間軸が過去に行ったり、現在に戻ったり、物語の構成も画面の構成も実に凝っています。
しかも、主役のデッドプールは観客に話しかけたりと、自由度満点。

一応ちゃんとしたストーリーはあるものの、始終デッドプールのおしゃべりと映画小ネタの嵐で、笑いっぱなしでした。(後ろの席の人も小ネタでかなり笑ってました)
ライアン・レイノルズ本人の自虐ネタや、『X-MEN』でのツッコミどころをあえて映画内でツッコむなど、奔放にもほどがあるだろと言いたくなります

そんな全編笑える映画だけど、レイティングはR-15。ちょっとした(?)グロいシーンもあります。

そういえば、原作者のスタン・リーがどこに出ているのか今回わかりませんでした
あとで調べたら、ストリップクラブのDJだったとか。う~ん、気付かなくて残念

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