映画さんぽ シスタマゴの徒然日記

映画大好きな姉妹が、最近観た映画のレビューや日々の出来事を気の向くままに綴っています♪

『ブラックパンサー』『15時17分、パリ行き』

2018年03月03日 | 映画
最近観た映画を簡単にレビューします

『ブラックパンサー』


新作『アベンジャーズ』に向けての新たなヒーロー物。
まだ第1作なので、アベンジャーズの影はなし(エンドタイトル後にちょっとあり)

ラスト(←いきなりラストかい!)で、ティ・チャラが記者会見で、「賢者は橋を架け、愚者は壁を造る」と言ってましたが、これって明らかに今のトランプ政権に対しての発言ですよね
アメリカのヒーロー大作映画が、暗に(直に?)現在のアメリカを憂慮する作りになっていることは凄いことですね。

敵役のキルモンガーの衣装が、実は『ドラゴンボール』のベジータの戦闘服にそっくりだということが海外ですでに話題になってますが、演じているマイケル・B・ジョーダンさんもアニメが好きだと言ってるそうで、その影響力に驚きますね。


『15時17分、パリ行き』


実際の事件を本人が演じるという、驚きの本作。
3人の人物の人生のフラッシュバックに、事件の断片が入るという手法を取っています。

事件がなければ、延々と3人の生い立ちと観光旅行のドキュメンタリーを観てるようで、(イタリアのアイス旨そうだなぁ…)なんて感想が出そうになるのですが、それがすべてラストの事件での行動のために必要だったという結末は、M・ナイト・シャマランの『サイン』を思わせる展開でした。
しかも、これが実話というところが驚異的です。

英語がわからないから、彼らのセリフの言い回しが自然なのかどうかわからないけれど、本人ということを知らなければ、フツーに俳優が演じていると思ってしまうぐらいの演技でした。

こういうことがたまにあるから、まさに「事実は小説より奇なり」ということを実感してしまうのです
コメント
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