ゴーストライター騒動で話題になった佐村河内守さんのドキュメンタリー。
私自身、マスコミ報道の先入観があったので、あの騒動の何を言い訳するのかと観たわけなのだけど、大いに予想を裏切られましたね。
森達也監督が、佐村河内夫妻の住むマンションに足しげく通って、淡々と二人の生活を撮るというスタンス。
たまに訪ねてくる、テレビ局のスタッフや、外国人記者などの取材シーンなども淡々と撮っています。
あの報道で作られた佐村河内守という人物のイメージとは全然違う人物が浮かび上がってきます。
報道されたら、こちらはすべてを信じてしまうし、テレビ局側で情報を操作されてもこちらはわからないのが怖いですね。
また、このドキュメンタリー内で、この騒動の発端となった記者や、ゴーストライターの新垣氏にも監督は取材を申し込んでいたにも関わらず拒否されたことなど、今回の騒動の何が“FAKE”なのか非常に考えさせられるものでした。
マスコミによって作られた佐村河内氏のイメージは、“本当は耳が聞こえる、作曲はできない、楽器も弾けない”というもの。
それらがすべてマスコミによって操作されたイメージであったということが、このドキュメンタリーを観た人には思い知らされます。
新垣氏の「彼は楽器はほとんど弾けない」という発言。あれで楽器が弾けないというのなら、ピアノ歴○○年の私も弾けないといわなきゃいけませんね
彼は確かに楽譜の読み書きはできないのですが、かのチャップリンや小椋佳さんも楽譜の読み書きはできません。それでも作曲家と十分に認められています。
すべての曲を自分で作ったという新垣さんが、なぜ曲の著作権は佐村河内さんにあると認めているのかという謎も、おぼろげながら掴める気がします。
それにしても、奥さんが素晴らしくて、この人あっての佐村河内さんだということが身に沁みますね。
(ネコもかわいかった)
『ラスト12分の衝撃』というのが、ドキュメンタリーらしからぬキャッチコピーですが、それを知るためにはこの映画を観るしかないということですね。
とりあえず、これからはマスコミ報道をやたら鵜呑みにしないということを肝に銘じた作品でした
私自身、マスコミ報道の先入観があったので、あの騒動の何を言い訳するのかと観たわけなのだけど、大いに予想を裏切られましたね。
森達也監督が、佐村河内夫妻の住むマンションに足しげく通って、淡々と二人の生活を撮るというスタンス。
たまに訪ねてくる、テレビ局のスタッフや、外国人記者などの取材シーンなども淡々と撮っています。
あの報道で作られた佐村河内守という人物のイメージとは全然違う人物が浮かび上がってきます。
報道されたら、こちらはすべてを信じてしまうし、テレビ局側で情報を操作されてもこちらはわからないのが怖いですね。
また、このドキュメンタリー内で、この騒動の発端となった記者や、ゴーストライターの新垣氏にも監督は取材を申し込んでいたにも関わらず拒否されたことなど、今回の騒動の何が“FAKE”なのか非常に考えさせられるものでした。
マスコミによって作られた佐村河内氏のイメージは、“本当は耳が聞こえる、作曲はできない、楽器も弾けない”というもの。
それらがすべてマスコミによって操作されたイメージであったということが、このドキュメンタリーを観た人には思い知らされます。
新垣氏の「彼は楽器はほとんど弾けない」という発言。あれで楽器が弾けないというのなら、ピアノ歴○○年の私も弾けないといわなきゃいけませんね
彼は確かに楽譜の読み書きはできないのですが、かのチャップリンや小椋佳さんも楽譜の読み書きはできません。それでも作曲家と十分に認められています。
すべての曲を自分で作ったという新垣さんが、なぜ曲の著作権は佐村河内さんにあると認めているのかという謎も、おぼろげながら掴める気がします。
それにしても、奥さんが素晴らしくて、この人あっての佐村河内さんだということが身に沁みますね。
(ネコもかわいかった)
『ラスト12分の衝撃』というのが、ドキュメンタリーらしからぬキャッチコピーですが、それを知るためにはこの映画を観るしかないということですね。
とりあえず、これからはマスコミ報道をやたら鵜呑みにしないということを肝に銘じた作品でした