映画さんぽ シスタマゴの徒然日記

映画大好きな姉妹が、最近観た映画のレビューや日々の出来事を気の向くままに綴っています♪

ヤング≒アダルト

2012年05月17日 | 映画
<ストーリー> Yahoo!映画より抜粋

37歳でバツイチ、恋人もいない、執筆中のヤングアダルトシリーズは終了間近で新作の予定も決まっていない自称作家のゴーストライター、メイビス (シャーリーズ・セロン)は、うかない日々を過ごしていた。
そんな中、高校時代の恋人バディ(パトリック・ウィルソン)から子どもが生まれたという内容のメールが届く。バディとヨリを戻し青春時代の輝きを取り戻そうと考えた彼女は、故郷の町へ舞い戻るが…。




“それ、本気で?”と思う行動を本気でとるメイビスがとても痛々しく見えました
ひょんなことから勝手な勘違いをして、昔の彼氏とヨリを戻そうとするのだけど、その思考回路自体が子どものよう。
昔の栄光はあっても今はパッとしないメイビス。
そんな気持ちが芽生えるのも、まぁ、わからないでもないけど、自己中心的で周りのことがサッパリ見えていない姿には呆れてしまうばかり
大丈夫か~?!しっかりしろ~!目を覚ませ~!…って、思わず声をかけたくなる女性でした(笑)




本編を見る前は、もう少しメイビスに共感できるとか魅力を感じる女性かと期待していたけれど、思っていた以上にぶっとんでいたキャラクターだったので“ありゃま~”という思いで見るしかなかった人物でした
あの行動を計算してやっているならともかく、本気だから困ったものです

あと映画自体もいろいろな展開を経て、ラストはちょっぴり気の利いたオチが…!
という形だったらなおさら良かったけど、意外とあっさりしていて、正直“こんなもん?”という印象でした。
とりあえず、メイビスにとってこの件に関しては自分なりに終止符を打ち、客観的に自分を見られるようになったような感じだけど、演出であとひとひねりほしかったような…。




それにしても、この作品を見ていたら本来のシャーリズ・セロンの美しさとか魅力などを忘れてしまいそうになりました
確か「サイダーハウス・ルール」や「バガー・ヴァンスの伝説」に出演していたのはS・セロンのような気がするけど、違ったっけ…??と記憶も曖昧になるほど。(あまりにイメージがかけ離れていたので。)
今作ではとても強烈な役だったけど、強く印象に残ったということはやっぱり彼女がこの役を演じたのは正解だったということなのでしょうね。



監督:ジェイソン・ライトマン
製作:リアンヌ・ハルフォン、ラッセル・スミス、ディアブロ・コーディ、メイソン・ノビック、ジェイソン・ライトマン
製作総指揮:ネイサン・カヘイン、ジョン・マルコビッチ、スティーブン・レイルズ、ヘレン・エスタブルック
脚本:ディアブロ・コーディ
撮影:エリック・スティールバーグ
美術:ケビン・トンプソン
編集:デイナ・E・グローバーマン
衣装:デビッド・ロビンソン
音楽:ロルフ・ケント

原題:Young Adult
製作国:2011年アメリカ映画
上映時間:90分


<キャスト>

シャーリーズ・セロン
パットン・オズワルト
パトリック・ウィルソン
エリザベス・リーサー
J・K・シモンズ(声のみ)

コメント
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