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カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

逞しい草花たち

2018-09-19 10:43:10 | 日常あれこれ
 幹と葉っぱだけが育ち過ぎて花はサッパリだったキバナコスモスが、ここにきて少し咲き始めた。

 例年、幹は細いがビッシリ茂って花も沢山付けていたが、風などに弱く沢山の支柱を立てていた。

 今年は背丈を抑えてわき芽を増やし、その分間引きして本数を減らして丈夫に育てることにした。

 ところが、幹周りが大きく葉っぱだけが茂って花が咲かない状態が続いていた。

 

 台風も何度か来たが、今年は直撃ではなかったのが幸いして、花の類はそれぞれ支柱もなく元気に立っている。

 キバナコスモスも随分と時期遅れで咲き始めた。

 ただ、若いときに芯止めした筈なのに、背丈の方は例年よりかえって大きくなってしまった。

 幹がデカイので安心して背も伸びたのだろう。

 そう言えば、子供の足を見て「この子は大きくなるぞ」などというが、あれと同じことなのだろう。

 取り敢えず、道路にはみ出した枝の部分だけはカットした。

 目を道路の向こうに向けると白いヒガンバナが咲いている。

 

 夏場は雑草が生い茂り、駐車場の管理者が除草剤を散布して、この夏はほぼ茶色の緑地帯だったのだが、秋になってヒガンバナが彼岸の時期を告げに顔を出したというわけだ。

 おまけに、夏場全滅したと思わせ、死んだふりをしていた露草までが復活し花を満開にしている。

 植物の逞しさは動物の比ではない。

 

 田んぼの稲穂も首を傾げ始めた。

 この時期になると、棚田の畔には一面の彼岸花が咲いて俄カメラマンが押しかける。

 今朝の朝刊にも、棚田百選に選ばれている山鹿の番匠地区の彼岸花が紹介されていた。

 私の友人にも、こうした自然の移ろいや季節の祭を追いかけたりして楽しんでいる人が何人か居る。

 独特の切り口で一瞬をとらえ、数々の賞をものにしたりする一種のハンターだ。

 小学生からの同級生が時々個展を開くので、夫婦で出かけたりもするが二人で褒めちぎり過ぎて、とうとう立派な山の風景写真をプレゼントされてしまった。

 写真も句も、一瞬を切り取るという表現法は共通していると常々感じている。

 ただ私には人に贈れるような句は一つもない。

 「作句帳自分の為の子守歌」

 
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コメント
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