持ち込み持ち帰り自由の「本の絆コーナー」からの持ち帰り本のご紹介。
「昭和史1大正から昭和へ」を読み終えた。
と言うべきかカラーグラフィック板なので見終えたと言うべきかも。
ただ写真の説明は細かい字での状況説明なのでこれを読むのは目が疲れた。
▼(昭和史1:大正から昭和へ)
大国の思惑に翻弄される小国の悲哀や大災害・疫病への対応など歴史は繰り返す。
自分が体験しなければ人の痛みが分らないのが人間の限界かとふと思ったりする。
そうでなければこれ程戦争の世紀と言われた20世紀が繰り返されるわけがない。
収められた写真や小さな事件の顛末は大きな世の流れの1コマに過ぎない。
しかしその1コマが重大な結果をもたらしていることを思い知る。
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さて次の1冊は故郷の阿蘇を撮り続けた写真家の作品集である。
持ち帰った本には作者の自筆のサインが入っていた。
▼(写真集:「阿蘇」)
「阿蘇」長野良市(撮影)光岡明(文)1992.9発行時事通信社
序文を秋山正太郎氏が書いているが自分の故郷を克明に映像化して捉える努力は相当の
エネルギーを必要とする、とある。
日常見慣れた風景故に四季に恵まれた風土をないがしろにしがちだという。
都会人が新鮮に感じる風景も住む人には見慣れた平凡なものでしかない。
季節・時刻・場所・切り取り方で同じ風景が別の顔を見せる。
まさに写真は一期一会なのである。
広大な阿蘇であるから終生撮り続けねば変貌に追随できない。
阿蘇は比較的身近な存在の私なので余計に身につまされる。
作者がカメラを向けた季節・場所・時間・気象や息づかいまでも。
狭い本棚だがしばらく滞在していただこう。
「風景に物に歴史と神宿る」・・・しろ猫
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