カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

桜・サクラ

2019-03-31 10:00:57 | 日常あれこれ
 毎年この時期になると、天候が気になるものである。

 特にグループでの花見などでは、世話役は荒天の場合の代替案も頭をかすめたりするものである。

 昨日までのポカポカ陽気はどこへやら、昨日より7度も低く西からはやや強めの寒い風まで吹いている。

 風が当たらず陽が当たる等という、ポジション取りが今日の花見のポイントだろう。

 
 
 (秋津川河川公園の桜)

 今年は早く開花しそうだという地方気象台の発表だったが、例年よりむしろ遅く開花した。

 去年のブログの方が何となく暖かい春の感じになっている。 
桜とソバと音楽と・・・。
 桜が最高潮というなら今だろう。 希望を持たせる3~5分咲、風も無いのにハラハラ散りゆく桜、いやいや葉桜がいいなど、桜は楽しみ方も千差万別。 個人的には今が好きだ。 時......

 堤防の整備も進んでいるが、河川敷への立ち入り等は基本的には去年と変わりは無い。

 そう言えば、東京から来たというテレビカメラが、相方と花見弁当を食べているときやって来て、あれこれ聞かれた。

 同じような趣旨の質問を、言葉を換えて何度も繰り返すのだろうと首を捻ったものだった。

 今考えれば、編集材料を収集してシナリオに耐え得る画と会話が得られればめっけもんというスタンスだったのだ。

 そんな事を思い出しながら川下の方に歩いて行くと、地震のあった数ヶ月後にやって来た大型で、なぎ倒された桜が2本、倒れたままで花を咲かせていた。

 
 (倒れたまま花を咲かせた桜)

 地震から3年を迎えるので、上方になった側の枝はそれなりに頑張って天に向かって伸びようとしていた。

 そのうちの1本は、蔦が絡みついてかなり苦戦している模様。

 堤防や橋の工事が続いていて、容易に立ち入ることが出来ない場所なので桜の将来は綺麗な花ほどには明るくない。

 近所の人や、反対側の堤防沿いの道路を歩く人の他には、目にふれることもない。

 桜の時期に、哀しい桜もあるのだ。

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やはり野に置けレンゲ草

2019-03-30 12:53:28 | おでかけ
 今日からの土日が花見としては最も良い時期ではないだろうか。

 相方が花見に行きたいというので、今日がよかろうというと、今日は駄目だという。

 午前中に大リーグのマリナーズVSレッドソックス戦があり、午後はソフトバンクと西武戦があるのだという。

 それに土日は混むからと言う訳で、野球のない平日の昼ならば・・ということになった。

 大リーグのナイターは平日の午前中にもあるから、シーズン中の相方の重い尻(物理的にも重い)を上げさせるのは容易ではない。

 散歩を兼ねて秋津川沿いの桜の様子を見に行ったら、程よい咲き具合で我が家の敷地よりも広い面積のビニールシートが広げられ、既に場所取り完了という所もあって、確かに土日は混みそうな感じだった。

 上手くいけば次の週末までくらいは何とか持つかも知れない、などと思いながら田んぼ沿いの道を歩いた。

 
 (ハルジオンの花)
 
 (レンゲの花)

 ハルジオンが咲いて、先日よりレンゲの花も沢山咲いていた。

 蜜蜂たちが盛んに花から花へと飛び回って働いている。

 
 (レンゲとミツバチ)

 ちなみにハチミツではレンゲが好き。

 もう暫くすると我が家の庭の金柑の花が咲き、蜜蜂が飛び交うことになる。

 彼等の活躍で植物の花は受粉が出来、日本の農業もそれによって支えられている。

 働きバチだの働きアリだのと自分達を揶揄している向きもあるが、働いて日々の糧を得ることが正常なのだ。

 帰り道の生け垣に、野いちごの蔓が混じっていて白い花を咲かせていた。

 
 (野いちごの花)

 もうしばらくすると、赤い小さな実をつける。

 子供の頃はよく食べた。

 中を点検して食べないと、中にアリや虫がいたりする。

 下水の排水口だけを残して更地になってしまっている庭で雑草がゆっくり揺れている。

 
 (すずめ)

 見ると細い雑草の幹に、スズメが2羽も留まっていて、彼等が少し動く度に雑草はユラユラと揺れる。

 数羽のスズメが鳴きながら飛び立ったが、この2羽は飛び立つこともせず鳴きもせず、ただ揺れていた。

 まだ巣立って間もない兄弟だったのかも知れない。

 今日は、働く蜜蜂とのんびり揺れるスズメに会ったのでこれで由としよう。

 「自己規定枠の中での自由律」・・・しろ猫

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猫もいろいろ、人生いろいろ

2019-03-29 16:05:48 | 日常あれこれ
 買い物から帰ってきたら、玄関のドアの前に猫が寝ていた。

 噛みついたり猫パンチを繰り出したりするわりには、中途半端に不用心な猫である。

 
 
 
 (玄関ドア前で休憩中の猫)

 
 (庭で休憩中の猫)

 
 (受け持ち区域を巡回中の猫)

 隣の猫なのだが、我が家をセカンドハウスに指定してる模様。

 名前が分からないので、相方は「にゃん」と呼んでいた。

 先日、庭の野菜を採りに行った相方が、出てきた隣の奥さんと話したところによると、正式名称は「りく」というらしい。

 外出するときは玄関をガリガリやり、帰ってきたら外からガリガリやるのだそうだ。

 少々の雨でもめげずに巡回に出かけるので、帰って来る度に足を拭いたり大変だという話。

 娘さんが連れて来た猫らしく、以前から家猫として3匹いる年長組を差し置いて完全にボスなのだそうだ。

 「足を拭いたりするとき、噛みついたり引っ掻いたりしませんか?」と聞いたら、その奥さんは大丈夫で旦那さんは嚙まれたところが腫れて病院に行ったそうである。

 私も撫でている最中に嚙まれたことがあるが、幸い傷が浅く自分で消毒した程度で済んだ。

 飼い犬に嚙まれるという言葉はあるが、猫に嚙まれる飼い主では洒落にならない。

 普通の状態では温和しい感じなのだが、こと餌や縄張りが絡むと途端に豹変?(猫変!!)する。

 その辺りさえ用心すれば、猫のセカンドハウスとして共存共栄は可能のようだ。

 玄関前の、あまりにリラックスした態度に、しばらく庭の草取りなどで時間をつぶして猫の邪魔をしないことにした。

 猫でも人間でも、近所付き合いにはそれなりの心構えや工夫が必要のようだ。

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黒詫助と君子蘭の物語

2019-03-28 10:56:06 | 日常あれこれ
 変わり種の鉢の椿が一輪開花した。

 頂き物の椿は5~6種有るが、これだけが葉っぱも花の色も一風変わっている。

 
 (黒侘助)

 くれた方も名に無頓着で、名を聞いた私にただ「クロ」とだけ答えたものだった。

 一代目は枯れてしまって、そのことを知った贈り主が再び送ってくれた二代目である。

 あれから5年以上経っているはずだが、二代目が初めて花を咲かせた。

 慌ててネットで調べたら、どうやら「黒侘助」という名前に辿り着いた。

 侘助でも十分に侘びた感じの名なのに、黒までついたら暗さに拍車が掛かる。

 調べるうちに椿の世界も奥が深そうな気配が漂っていた。

 この漂う気配というやつが何事においても曲者で、対応次第ではややこしい話になる。

 家の中では、例年より1ヶ月くらい早く君子蘭が咲こうとしている。

 
 (君子蘭)

 黒侘助と同じ時期に蕾が出来たのだが、椿の方が早かった。

 それでも例年は4月下旬頃に咲いていたのに今年はどうしたのだろう。

 地震では置いてある靴箱の上から、二度の震度7でご丁寧に二度とも靴箱ごと転落した。

 靴箱は足が折れてしまい、応急的に私が処置したその時のままで現在至っている。

 君子蘭も葉っぱが先の方が切れてしまい、哀れな姿で靴箱に乗っていたが地震の翌年からは花を咲かせた。

 あっぱれな君子蘭と、目立たぬ場所の黒詫助、共に至らぬ持ち主に文句の一つも言いたかろうに・・。

 「季は花に憂いは本に訊いてみる」・・・しろ猫

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咲いた・咲いたチューリップの花が

2019-03-27 11:18:46 | 日常あれこれ
 益城町の赤井地区では地震の後、地区の人達が協力してチューリップを咲かせていて、今年も綺麗に咲き始めた。

 休耕田などを利用したもので、今年は例年の国道沿いから少し入った赤井川の堤防沿いである。

 
 
 
 (チューリップ畑)

 園芸店の協力も得ていて、球根の手配やあとの処理なども大変だろうと思う。

 この地区も高齢化が進んでいるが、赤井城址などの文化資産の掘り起こしや湧水の保全などの意識は高い。

 
 (湧水の小川の花)

 花の名前は知らないが、カラーという花に似ている。

 こんな水の中で年中自生している種だから、別の花かも知れない。

 
 (赤井川の河原の菜の花)

 川の名が地区と同じだが、みかけによらず暴れ川で水害が多い。

 地震があって暫くして大雨が降り、堤防が壊れて田んぼが浸水した。

 地震と水害のダブルパンチは痛かった。

 直ぐさま川沿いの堤防の強化工事が行われ、今年の梅雨には間に合いそうな感じである。

 ただ、最近の気象は想定外が多いので、油断は禁物である。

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胡蝶蘭とツルニチソウの物語

2019-03-26 09:01:32 | 日常あれこれ
 相方が着付けの友人から、処分するという胡蝶蘭の苗を4本貰ってきたのは昨年末のこと。

 100円ショップから鉢を買ってきて、取り敢えず植えてみたが2本は正に瀕死の状態。

 ただ2本は何とかなりそうで、暫くしたら花芽らしき突起が枝の間に見え始めた。

 
 (胡蝶蘭)

 花芽はドンドン伸びてとうとう先週辺りから1個また1個と花が咲き始め現在5個くらい花が咲いている。 

 我が家に以前からある小振りの胡蝶蘭は、今年は咲く素振りも見せない。

 胡蝶蘭を処分すると言った相方の友人も「あれ~咲いたのォ」などと我が家を訪れて面白がっていた。

 帰りには我が家のシンビジウムを1鉢持って帰った。

 我が家の手入れが不十分なので、持って帰って植え替えて立派にしてみせるというのである。

 まあ、早い話が胡蝶蘭とシンビジウムの交換トレードというやつである。

 
 (ツルニチソウ)

 庭ではツルニチソウの花が一輪咲いている。

 隣家の境界の花壇に植えていたものだが、地震でブロックが崩落し工事のため鉢に植え替えていたものだ。

 このツルニチソウは、相方と町内をウオーキングの最中に見かけた花壇に沢山咲いていて、相方が見とれていたら庭の手入れ中の女性が「よかったらどうぞ」とくれたものである。

 「どんどん増えて迷惑しているのよ」という台詞つきだったが・・・。

 確かに縦横無尽、勝手気ままに蔓が伸びて困ってしまう事態になったが花は一度も咲かなかった。

 増えないように鉢に植えてフェンス沿いに蔓を伸ばすようにしていたら、なんと今年は花が咲いた。

 花でも咲かせないと捨てられるとでも思ったのだろうか。

 ツルニチソウが迷惑だといっていた女性の家は、地震で壊れて更地になっており庭は跡形も無かった。

 あそのこ庭のツルニチソウの子孫は、我が家で取り敢えず生きながらえたことになる。

 植物が紡ぎ出す物語もけっこう面白く展開するものなのだ。

 「たんぽぽの綿吹く子の目鼻に寄り」・・・しろ猫

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春はやっぱりレンゲ草

2019-03-25 12:43:29 | 日常あれこれ
「サイタ・サイタ・サクラガサイタ」等と上ばかり見ていたら、下にある春を見逃してしまうところだった。

 田んぼの畔添いの道を歩いていたら、レンゲ草が咲いていた。

 
 
 (レンゲ草)

 「すみれ・たんぽぽ」と来れば次は「レンゲ草」とくるのが春の三種の神器。

 自然に咲くものは最近は少なくなって、田んぼの持ち主が意識的に「自然有機農業のレンゲ田」として種を蒔けば一面のレンゲ田になる。

 子供の頃はこの花を繋いで、首飾りや髪飾りにして遊んでいる女の子達をよく見かけた。

 あの頃はアルプスの少女ハイジが、そこいらに沢山居たのだが・・・。

 レンゲの他にも、春の野の花はいろいろ咲いているのだが、私的には春の野の花でソメイヨシノ的扱いをしたいのはレンゲなのである。

 少し視線を動かすと、自然の庭師の腕の冴えを見ることが出来る。

 
 (トウダイグサ)

 この草を見る度に、なんと選定した庭木を思わせる草だろうと思っていた。

 名前を知らなかったのでネットで調べたら、どうやら「トウダイグサ」というらしい。

 灯台もくるくる廻る海の灯台ではなくて、多分仏壇などの灯明をあげる方の灯明台というイメージなのではないだろうか。

 とは、こっちの勝手な解釈なのだが・・・。

 庭の松の余分な枝や葉っぱが省略された、選定後の姿に似ている。

 自然の庭師もなかなかの腕をもっている。

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ロアッソ熊本vsカマタマーレ讃岐のホーム戦

2019-03-24 16:16:17 | スポーツ
 今日は概ね、サッカーデーである。

 J3第3節「ロアッソ熊本vcカマタマーレ讃岐」のホーム戦である。

 
 (スタジアムグルメ広場でのイベント)

 お互いのチームマスコット、ロアッソ君とさぬぴー君が仲良く参加していた。

 讃岐うどんをイメージした「さぬぴー君」は頭のてっぺん付近にウドンが渦巻いている。

 
 (スタジアムグルメに出店した益城プリン)

 讃岐うどんに対抗して、熊本ラーメンだの、地震からの復興で頑張っている「益城プリン」が出店していて、この2店舗の前には長い列が続いていた。

 私は必勝を期して「ロアッソ勝つ弁当」を食べた。

 讃岐うどんは好きなのだが、まさか・・・今日だけは食べるわけにもいかない。

 ただ、敵を喰うというやつで良いかも・・・という考えもチラッと浮かんだのだが・・・。

 
 (ミニライブ)

 久々に「がまだせ!ロアッソ」を聞いた。

 すっかりお馴染みになってしまって、さわりの部分の手拍子だの掛け声だのは年寄りでもやっている。

 
 (讃岐のサポーター)

 J2のときもお互いホーム&アウエーで戦ってきた相手だが、J3の今回の方がサポーターの数が多いような・・。

 同じシーズンにJ3に降格して、相手は開幕2連勝の2位につけているのに、こちらは1敗1引き分けの11位というわけで、1年でJ2復帰という目標はお互いに同じはずなのだが、相手の方が開幕からの出足はいい。

 
 (試合前のセレモニー)

 例年練習前に気合いを入れるセレモニーをしているが、今シーズンからは選手・コーチ・スタッフも参加するようになった。

 試合は前半0-0で、後半はお互い選手を入れ替えたりいろいろな手をつくしたが0-0のまま進行。

 ゴール際まで攻め込んで、ボールを奪われてカウンターを喰うということをお互いに何度も繰り返した。

 
 (コーナーキックからの混戦)

 全くおしいとしか言いようのないシーンが何度かあったが、決めきれなかった。

 通算の成績ではロアッソの方が上回っているが、昨シーズンに関しては負け越している。

 とは言いつつも、熊本も讃岐も選手が大幅に入れ替わって、チームとしては別物になってしまった感じ。

 ただ前節までの、初対戦の不慣れなJ3チームと違って、お互い昨シーズンまでJ2で対戦している相手なので、何となく戦いやすく戦いにくいという微妙なところがある。

 
 
 結局試合は0:0のドローで勝ち点1を積み上げたのみ。

 まだ今シーズン未勝利である。

 差し馬の勝負も面白いが、出来れば先行逃げ切り馬の方が安心する。

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清和文楽を観て・・・。

2019-03-23 13:26:38 | おでかけ
 町の文化協会主催で「日本の伝統文化に触れる会」という催しを毎年行っている。

 地震のため改修の必要性に迫られ使えなくなった文化会館に替わって、健康福祉センターで開催することになった。

 今年は「清和文楽」で、これは合併するまえの上益城郡清和村で、農村で受け継がれていた人形浄瑠璃が一度途絶えてしまっていたものを、四国の徳島県・阿波の人形浄瑠璃の方々の指導を受けながら「清和文楽」として復活を果たし、常設館を持つ一座に育って、多くの人を引きつけている。

 私も過去に一度「清和文楽館」で、「道成寺」を観たことがあるが、とても素晴らしかった。

 今回の出し物は、「むじな」と「雪女」でいずれも小泉八雲の怪談である。

 
 (仮設の舞台)

 健康福祉センター多目的室の仮設の舞台であるが、主として人形が演じるスペースと浄瑠璃を語り三味線を弾く台によって構成されている。

 立派な舞台もあるが、昔の人形浄瑠璃は村や町のお祭りなどのときに、神社の境内などに設けられた舞台で演技をしていたもので、むしろこの舞台のしつらえの方がしっくりくるのかもしれない。

 祖母が浄瑠璃が好きで、子供の頃はいつも連れて行かれたが、言葉がよく分からず途中で飽きたりしたものだった。

 上演中は撮影禁止なので、終わってからの人形とのふれあいタイムに撮影した。

 
 (傾城阿波の鳴門)
 
 (雪女)
 
 (むじな)

 人形は首はスッポリと抜けるようになっていて、「頭と右手担当」「左手担当」「足担当」の3人によって操られている。

 3人の呼吸が合わないと、細かな人形の動きや顔の表情がちぐはぐなものになってしまう。

 また通常マイク等を使わないので浄瑠璃を語る場合の声はかなり大声になる。

 男の笑いと泣き、女の笑いと泣き、あるいは年齢の違いによる特徴の出し方などの説明を受け、実際にその部分だけ演じて見せて貰ったが、いやはやその声量の凄いこと。

 子供の頃祖母と観た時には、さっぱり分からなかった物語の筋も、浄瑠璃の言葉も今になると分かる。

 いまや清和文楽は地元の人ばかりでなく、他所からも若い人達がやって来て一座に加わるようになり伝統芸は次の世代に引き継がれていく態勢が出来上がってきた。

 新しいものの中にも、こうした古き良き伝統芸を残している山都町(清和)の人達に拍手を送りたい。

 次は、相方を誘って「文楽館」を再度訪れたいと思っている。

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椿の「開花宣言」

2019-03-22 20:26:09 | 日常あれこれ
 昨日は勝手に「桜の開花宣言」等と称して、近くの小学校の校門の桜の開花を喜んでいたら、我が家の裏庭にはツバキがヒッソリと開花宣言をしていた。

 
 
 
 
 (いろいろな椿)

 多分名前はいろいろあるのだろうが、椿でひとくくりしてしまう。

 ただ、贈り主が「黒ツバキ」だと言ってくれた椿だけは名前が変わっていたので覚えている。

 一度だけ少し茶色っぽいような花が咲いて、なるほど普通の色じゃないなと思った。

 黒椿などと大袈裟な名前をつけたい気持ちは分かるが、ムラサキ椿とか茶ツバキくらい名前だな等と思ったものだ。

 貰った次の年に一度咲いて以来咲いていないし、写真も残っていない。

 そう言えば咲いた年に枯れてしまって、それを聞いた贈り主がもう一度送ってくれた物だと記憶する。

 もう十年近く前の話なのだが、今度のは枯れないかわりに花は咲かない。

 取り敢えず、今回はこれだけ咲けば我が家的には上出来である。

 ここに厳かに「椿の開花宣言」発することにしよう。

 すこし庭でもうろついて「開花宣言」待ちの花でも探すことにしよう。

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