朝の雨は傘も差さずに可燃ゴミを運べるくらいの降りでした。
今もシトシト降っていて、降雨確率は夜になるほど高めに推移予定です。
お出かけも躊躇する雲行きということで・・・
先日出かけた熊本国際民藝館をご紹介。
切っ掛けは、相方が新聞の古布とか民芸とかいう言葉に食いついたこと。
当地には、県の伝統工芸館、くまもと工芸館という施設があります。
この施設はそれぞれ何度か訪れたことがありますが、ここは初めて。
ナビに入れて自宅を出発ぁ~つ!・・・ところが・・
ナビが示す目的地にはナ~ンの目印も看板も建物さえ見えません。
三の宮という神社の森とバス停の看板があるだけでした。
取り敢えず目的地の近くの神社の駐車場に車を駐めて探すことに・・
ところが、なんとその駐車場が神社と民藝館の共用的な駐車場。
▼(熊本国際民藝館)
共用と言うのも私が勝手に思っているだけですが・・。
うっそうとした木陰の先に建物が見え、駐車場の脇の小さな看板で気付いたのです。
▼(熊本国際民藝館の外観)
周囲の庭等の手入れはイマイチですが、建物は古風で立派。
担当者の説明によると、元は造り酒屋の酒蔵だったという話でした。
▼(館内あれこれ)
展示物は竹細工・木工品・陶磁器・織物や世界各地の染織品・手織物など。
外国では中南米が多かったような印象を受けました。
昭和40年(1965年)設立の公益財団法人です。
明治・大正時代に倉敷で集められたものを、この地で展示するようになったとか。
県の伝統工芸館・川尻のくまもと工芸会館が伝統を継承する工芸館として現役世代の作品の展示・販売・体験教室等を展開しているのとは趣を異にします。
▼(設立者の思いの書)
民芸品とよく言いますが、民衆的工藝品の略語だったのだとふと気付かされました。
用即美という言葉は、使い易いものが普遍的に持つ価値なのでしょう。
「カーナビも意外と知らぬ四車線」・・・しろ猫
大きな看板に慣れきった自分にも反省・・・
・・・「はてなブログ」とも併走中です・・