いよいよ11月も今日で終わり、明日からは12月になってしまう。
柳友の「一日が一週間が一年が」という句が今更ながら実感として身にしみる。
明日は町の文化祭のリハーサル、そして2日は本番である。
発声の練習でもするかと、喉スプレーを一吹きしてみる。
さて、
(微かに色づき始めた里山)
神社や寺などに植えられた広葉樹はそれなりに色づいているが、自然の山はまだ微かに色づく程度。
通常山から里へと紅葉は降りてくるはずだが・・。
(里の楓)
(庭の花梨)
こうしてみると、里の方が先行しているようにみえる。
ただ、庭のモミジ(青鴫立)だけは例外でまだ紅葉していない。
(庭の青鴫立)
早く葉っぱを落とした順に新葉が出たので、色づき方が3段階くらいに分かれている。
一番早い8月末くらいに葉っぱを落とした枝は、薄っすらと紅葉を始めた。
10月初めくらいに葉っぱを落とした枝は、まだやっと新葉が開き始めた程度である。
この分だと紅葉の盛りは12月の中旬以降で、年が明けても紅葉している可能性がある。
植物もノンビリとせっかちで様々。
私はと言うと、ここ4日ばかり家の中でゴロゴロして本なんか読んで過した。
(聖書の読み方)
本の絆コーナーから持ち帰ったものだが、200ページちょっとの薄い本。
どんどん読める人なら、1日もあれば十分読めてしまう。
ところが、聖書を読む前に一応おさえて置くべき基礎知識みたいなものがややこしい。
旧約聖書の39の文書名と新約聖書27の文書名が参考の略語で示されている。
構成は、1、聖書の読みづらさ~2、聖書をどう読むか~3、聖書の読書案内の3章立。
ずいぶん以前に、旧約聖書にチャレンジしたことがあるが、途中でお手上げになってしまった。
ただ、どこか古事記の構成に似ているなという印象を受けた。
天地創造から始めるパターンも、現実に対して歴史や予言を巧みに織り込む手法も似ている。
そう言うわけで、中盤以降は完全に睡眠導入剤の役割を担うことになった。
寝ながら5ページも読むと、完全に熟睡し、風邪の回復に非常に効果的だった。
あと20ページほど残っているが、読了するのはいつのことだろう。
「現実と預言に今も立ちすくむ」・・・しろ猫