陶芸ブログ「ひとりごと」

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登り窯焼成

2017-11-28 | Weblog
今日は晴れたり曇ったりの不思議なお天気。

午前中、登り窯の様子を見に行って来ました。

窯の横では、S氏が薪割をしています。




私が行ったタイミングは、火入れから16時間ちょっと。
まだまだ、窯を温めて焼いていく段階だそうです。

杉のバタ材を中心に、温度をあげすぎないで、ひたすら焚くだけとのこと。

お手伝い出来ることありますかと聞いたら、「薪くべて!」とのこと!

他にも雑用ある中で、これをやらせてくれる先生素敵!

何もわからないまま、最初の一本は恐る恐る焚き口に投げ込んでみます。

焚き口からの熱にちょっと腰が引けましたが、その後は大丈夫で楽しくなってきました♪

入れた木材があっという間に燃えていく様子につい見入ってしまいます。

窯の中で、作品に炎が当たるのが見えます。

灰が少し被っている様子も見ることが出来ました。

楽しい♪



暫くして、私の様子を確認しながら、加減をフォローして頂いて、安心しながら作業出来ました♪

ちなみにこの登り窯は、焚き口の部屋を穴窯的な構造に作ってもらっているものだそうです。
色々なタイプがあるんですね!

灰かぶりは期待も出来るけど、リスクもありますとのこと。

若いころ、図書館の陶芸本読み漁っていたので知識だけはありましたが、今回の経験で凄く実感として感じられました!




薪をくべやすいよう、どんどん近くに木材を運ぶのも大切なお仕事。




窯の右側にあった木材の山は、かなり小さくなっていました。

その後は、アカマツ材を燃やして一気に温度を上げていくそうです。

その段階になると、焚き口近辺の熱は比べられないほど熱くなり、焚き口に、ワイヤーで釣ったふたをしながらの作業になるそうです。

化繊の服は燃えるので禁止、木綿の軍手ですら危険なので、耐熱の手袋を使用するそうです。

作品が熱で輝いている様子が見えるとのこと!



その時間に行ってみたい気もしましたが、上着は化繊しか持っていないうえ、作業も進めたかったので今回は見送りました。


今日も、貴重で楽しい経験させていただきました!
ありがとうございます。

長時間の登り窯焼成、皆様健康に問題なく、無事に成功しますようお祈りいたします。

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