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 生権与奪・餓死・無過失責任

2009年08月20日 | 政治・選挙
ブログを書いているおかげで、いろんなところに目が行く様になる。 折も折り世間は衆議院議員選挙に入った。  眼に触れる範囲で物を言わせてもらえば、餓死については誰一人として、其の問題を取り上げる議員が居ない。 当たり前であろう。 そんな事を知ったかぶりに、マイクで言おうものなら、政治の無為無策を追求されるばかりである。
知らん振りをして、政治に携わる人々にとっては、頬かむりしていた方が正しい対応なのだろう。 


そして、住宅についても同様である。 いつから、どのような内容に法が変わったのか知るよしも無いが、派遣社員だからといって其の居住権が否定される事は無いであろうと思っていた。 季節社員は、出稼ぎがほとんどで帰る所が有る人は、仕事が無くなったから家に帰ってくれ、でも良い。  派遣社員は、帰る所が無い人がほとんどであろう。  仕事が無くなったからと言って追い出せば、ホームレスになることは、火を見るより明らか。  半年くらいの無賃居住権くらい認めることが出来ないものか ?  其の前日まで、其の企業の社員だった訳で、会社は感謝こそすれ路頭に追い出す事とは何事か !  電気水道ガスのライフラインの経費は、困った事情が無ければ普通に集めたら良いのであろう。  行政は、責任逃れの方法、弁明を世に訴える為に全ての能力を使って考えている。  今行政に必要なのは、理屈ではなくて人間本来の慈しみの心である。  公務に携わる方は、ここのところをも一度、思いを新たにして行動して貰いたい気がする。  


検索に掛ったのは共産党機関紙(‘04/9/17)で、堂々と其の真実を取り上げていた。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik3/2004-09-17/05_02.html
******  失業や倒産で収入が途絶え電気、ガス、水道の料金を滞納して供給を止められ餓死や自殺に追いこまれる悲惨な事件が後をたちません。東京都生活と健康を守る会連合会(都生連)は「電気、ガス、水道料金が延滞しても機械的に供給を止めないで」と低所得者の命を守る運動をすすめています。   ****** 以上  上記より引用


現在の経済状況は、‘04年当時より悪くなっていると思われますので、実情はもっと悲惨かもしれません。 このような事実は、行き過ぎた市場原理主義そのものの象徴である。  政治家が其の現状を知れば、放置するはずは無いと信じるが、現場で電気のメーターを止める人も、水道の止水栓を止める人も住人に断りを入れるときに、其の困窮度は充分察する事が出来るはずである。  それなら、其のライフラインを止める前にする事があるような気がする。  みんな、無責任になりすぎたのだろう(公務員に顕著に見られるが)。  こんな事を防ぐには、情けない事であるが其の止めた『現場の人』に、無過失責任の罪を負わせる以外は無いのではないか?



再び、上記のホームページより
******   東京都の監察医務院の調査によれば、二〇〇二年の餓死者は三十四人。一九九〇年と比べ二倍を超えます。この十年間に二百二十九人が亡くなっています。水道やガス、電気の滞納、供給停止の件数は多数です。  
豊島区では七十七歳の母親と四十一歳の息子が餓死(九六年)、杉並区では老夫婦が餓死しました(〇一年)。都生連は“餓死者をなくそう”と、ライフラインの一方的な供給中止をやめるよう関係機関に働きかけ、交渉を続けました。  *****

ぐぐってみた結果、交渉の結果の結論は見当たりません。   そして、上記データが全国的なものか東京都のものかよく分かりませんが、少なめに現わされているのではないでしょうか ?   親戚一同の不名誉になるとか何とかで、表沙汰にされない場合が多くあると聞いております。  総理の器とはやし立てられている、『舛添厚労大臣』は、この問題の認識はあるのでしょうか ?
実情把握が、最も必要なのでしょうが、本当の数値はなかなか出てきません。  調査とともに対策(水、電気ガスの停止の停止)を同時進行でやって欲しいものです。


庄内にたくさん居ると言われる、生き仏様とは違うのですから、ぜひともご年配の方の餓死は無くさなければいけない。  政治の無策と諦めるだけでは、世代を受け継いだものとして、『ナサケナイ』。  言いようの無い怒りが爆発する !!!!



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