住まいの安全 心の健康 住まい塾 21

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『旭天鵬』 夏場所優勝・・・男泣き・・そして貰い泣き

2012年05月20日 | 日記
 大分前の父の死後以来、『涙腺』 が極端に緩くなった様な気がする。 それは年齢に拠るものなのか、悲しみを素早く流す為の生体反応の為なのか、筆者本人としてあまり追及されたくは無い。
モンゴル力士のパイオニア的存在の、《旭天鵬》が優勝決定戦の、花道での帰り道、手に取るようにその思いが、筆者には伝わってきた。  良かった・・・ 本当に良かった。
  

  ***  Sankei.Jp 5/20付 ***

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 大島親方に誘われ、モンゴル出身力士の第一陣として旭鷲山らと来日したのは20年前。 17歳だった。 しかし相撲部屋の生活になじめず入門半年で脱走。 故郷に帰ってしまった。 現地まで連れ戻しに来てくれた師匠の「相撲はモンゴルの時代になる」の説得がなければ、この日はなかった。

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 優勝の感想を求められて「棚ぼた」と周囲を笑わし、横綱を旗手に従え優勝パレードに向かった旭天鵬。 モンゴル出身力士通算50度目の節目の優勝は、日本国籍を持つ先駆者が成し遂げた。

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  ***  以上引用    終  ***


 天の配剤とでも理解したら良いのだろうか・・・ 。
これこそ、大相撲の後に続く者達への、無言の励ましと写るであろう。
欲得に拘らない、粛々と自分の役割を果たしてきた者への、神様の『御駄賃』そんな感じがしてならない。  彼には、先輩横綱の朝○○に言いたくなかった《オメデトウ》と言う言葉を、心から捧げたい。



 風雲急を告げる、ギリシャの経済事情。
円高が、止まない日本の経済事情。
ドル紙幣に対する信頼が、揺るぎ続けるアメリカの経済事情。

 取り合えず、《ギリシャ》に付いて云えるのは、基幹産業が《観光業》以外目に付くものが無い。 国内においても、地方の時代と言われる煽りに乗って《観光業》で地方自治体が生存を図ろうという動きがあるが、これがいかに脆いかと言うことの見本である。 
 アメリカ国内での、公務員の給与遅配や教員の首切りは当たり前・・・ これをやれないギリシャ。 国内の公務員方々に対しても、同じような覚悟を持ってもらう必要が有るのだろう。
政府は、公務員の新規採用を減らし、肩たたきを進めるようであるが、民間人である筆者に言わせれば、現公務員の給与を半額にして、ワークシェアリングと言う観点から、アルバイトを増やせば良いのではないか・・と思う。
能力に溢れて、金銭獲得に興味のある方は、実業界に転身するだろうし、給与獲得が思うに任せぬ状態でも、『世の役に立つ』 と言うことを、仕事の誇りとして続ける方も居るだろう。


 山形県の貧乏藩で、産業振興を図った《上杉鷹山公》。 何時の時代にも通用するのが、衣食住に関連する《実体経済》。  マネーゲームやカジノ経済などと言うものは、殆ど詐欺に近い実態があり、決してそのような方法で蓄積された富を、見過ごす事をしないというのが、本来の《政治の役割》であろう。 基幹産業の種類が、現在では《衣食住》プラス《移動、エネルギー》とその枠が拡がりつつあるが・・。
公務員の天下りを含めて、生涯賃金《8億円》 などと言うのは、馬鹿げていると言うほかは無い。

 現在のところは、巨大金融に立ち向かう政治家は殆ど《抹殺状態》であるが、近い歴史の中でその潮目が変わる、そんな事を微かに期待しながら、明日の朝の晴天を願って書き込みを終えます。


コメント
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