書とお寺が大好きな春逕の「日々是好日」

日々思うこと、感じた事をつづります。

那古井館にて

2008-12-07 15:10:40 | Weblog
ある親友に送る色紙を書いた。

『愛』

白川静先生の字源辞典に因ると

後ろを顧みて立つ人の形である字と心からきている文字だそうで、「愛とは心意の定まらぬおぼろな状態」だそうだ。

彼女が見たら何と言うだろう。

器季家のあんくみさん

2008-12-07 14:50:01 | Weblog
彼女は大胆な発想で誰よりも素早く作品を仕上げられる。
特にわんぱうで紙を染めた時には彼女のセンスと大胆さがみごとに発揮された。 作品を撮さなかったのがとても残念。彼女はわんぱうで紙染めたものをカラーコピーし、ラッピング用紙として消しゴム印を押して活用された。凄いアイデア。
彼女との出会いは十数年前の事。近所だったしそれぞれの子どもが親友というところからお酒の友だった。
それからギャラリー器季家のロゴを頼まれて、それがまたきっかけとなり、私をいろんな方々に紹介してくれた恩人。
彼女のパワーと優しさに深く触れる事となった、出会いに感謝です。いつも有難う。

Iさんの作品は。

2008-12-07 14:34:37 | Weblog
今回Iさんはねぇねぇ塾では蓮の花を渋団扇に書かれ素晴らしい作品を仕上げられたが、残念なことに作品は知人にプレゼントされたらしいので展示はされなかった。
彼女は私のブログから私に問い合わせされて塾生の方。
お仕事が筆を持たれる仕事だそうで、時には腱鞘炎になられるとか。
仕事を離れて落ち着いて書を楽しみたいとおっしゃっていた。ねぇねぇ塾でしっかり楽しんで下さい。

Nさん・アート教室のアイデアナンバーワン

2008-12-07 08:47:03 | Weblog
Nさんは元々、絵を書かれるのが大好きで、いろんなアイデアが無尽蔵に湧いてくる方。釣り糸にいろんな形の物を下げその間に文字を加えられた作品。
そして消しゴム印。彼女は、私の使っている白川静先生の字典『字統』に反応されてご自分でも購入された方。この字典は読めば読むほど漢字の持つ力を知れるもの。漢字の元の形や意味を調べ、漢字が一番デザイン性を持っている時代の物が載っている。アート教室に沢山の色やアイデアを提供してくれる方。他にもハガキ、渋団扇、紙粘土で作ったお雛様をはった上にオリジナルの言葉をみごとに書かれた作品。沢山発表されていた。今後もいろんなアイデアを期待します。

ねぇねぇ塾Yさんの作品

2008-12-07 08:24:59 | Weblog
Yさん。

この方も元職場の先輩。作品は「万葉集より」
わたのはらやそしまかけてこぎいでぬとひとにはつげよあまのつりぶね
Yさんは、この訳の解説を調べて発表された。こういう風に作品について思いを込め深い意味まで理解されて書かれる作品は本当に素晴らしいものだ。Yさんの作品にはわんぱうで台紙を作った和漢朗詠集、渋団扇、俳画の色紙など。素晴らしい!

Tさんの作品2

2008-12-07 08:10:53 | Weblog
わんぱう(白抜きざい)を使って半紙にいろんな模様を書き裏から墨を塗る。絵の具を混ぜればまた楽しい色紙が出来る。Tさんはわんぱうで作った紙を台紙にハガキに「黎明の風」と書かれ、落款は手作り消しゴム印。全て完璧な手作り。素晴らしい作品だ。「黎明の風」はどうもお好きな宝塚に関係する言葉らしい。他にも渋団扇、色紙の百人一首、「布に書く」の時に作ったコースターとランチョンマット。ねぇねぇ塾一年関で一番作品が多い。楽しんで頂いている気持ちが作品から溢れている。

ねぇねぇ塾の文化祭

2008-12-07 07:53:57 | Weblog
ギャラリー器季家でねぇねぇ塾の作品発表会と親睦会をした。
一番お姉さんのTさんの色紙作品。
「竹・鼓しつ吹笙」Tさんの書かれた竹の字は硬く荒い筆で、質感を出して書いてもらった。とっても竹の感じが出てるなぁ。と思った。「しつを鼓いて笙を吹く」とは中国の超俗的な考えで、しつとは琴のような形をし、ばちでたたいて音を出す中国の古代楽器、笙は現在も雅楽で使われる楽器。
昔中国では俗世間から離れて本を読み、詞を読み楽器を奏でる文人達がいた、楽器の音で響き合い同じ感性で出会い集まって心の贅沢な時間を過ごしていた。
ねぇねぇ塾もこんな空間を目指したい。Tさんは前の職場の上司、そして今はねぇねぇ塾の学級委員長的存在だ。