私は今まで何十年も学問とか学びとかと言う視点で「書(字)」を考えてきました。
ところが・・・
最近、テレビで筆跡で性格を鑑定するという様な番組があっていました。
書を書く本人のその時の感情や状態は確かにその書に現れます。
私は25年間いろんな人に関わってその人の書を見てきました。
お勤め先でも手書きの文字を見てきました。
確かにある程度「感」が働きます。
子どもの字(書)にはそれがストレートにわかります。
子どもたちは成長の過程ですので毎週見ていると「あれ?」と言う事が何度もあり、保護者に連絡したこともあります。
急に字が小さくなる、投げやりになる、雑になる・・・。
逆に大きくなる、筆圧が強くなる、いきいきしてくる・・・。
字は心を反映します。
子育て真っ最中のお母さんには気づかない事も、書く字によって発信されるはず。
先日悲しい事件がありましたね。
学校との連絡ノートがテレビでも映されました。
その子の発信した文字を文字やその奥に隠された心が
見抜けたら…と残念に思います。
「字」にはいろんなものが隠れていると思います。
私は、私ができる事(視点)で子育てに協力していきたいし、人と関わっていきたい、
また、書(字)を教育的に教える事が私に与えられた事ではないのではないか
他にも役割があるのではないかと考えさせられました。
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