書とお寺が大好きな春逕の「日々是好日」

日々思うこと、感じた事をつづります。

「書(字)」とは?

2015-07-14 11:20:50 | 思う事

私は今まで何十年も学問とか学びとかと言う視点で「書(字)」を考えてきました。

ところが・・・

最近、テレビで筆跡で性格を鑑定するという様な番組があっていました。

書を書く本人のその時の感情や状態は確かにその書に現れます。

 

私は25年間いろんな人に関わってその人の書を見てきました。

お勤め先でも手書きの文字を見てきました。

確かにある程度「感」が働きます。

 

子どもの字(書)にはそれがストレートにわかります。

子どもたちは成長の過程ですので毎週見ていると「あれ?」と言う事が何度もあり、保護者に連絡したこともあります。

急に字が小さくなる、投げやりになる、雑になる・・・。

逆に大きくなる、筆圧が強くなる、いきいきしてくる・・・。

 

字は心を反映します。

 

子育て真っ最中のお母さんには気づかない事も、書く字によって発信されるはず。

 

先日悲しい事件がありましたね。

学校との連絡ノートがテレビでも映されました。

その子の発信した文字を文字やその奥に隠された心が

見抜けたら…と残念に思います。

 

「字」にはいろんなものが隠れていると思います。

私は、私ができる事(視点)で子育てに協力していきたいし、人と関わっていきたい、

また、書(字)を教育的に教える事が私に与えられた事ではないのではないか

他にも役割があるのではないかと考えさせられました。

 



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