ゴットンアートマジック(クリック下さい)に行ってきた。
日本の産業を支えた、石炭産業。
人々の力(生活のこまごま)を炭坑記録画として残した山本作兵衛さんの原画が多く御人の尽力によって世界遺産に登録されたのだった。
そしてその展覧会の最終日。何としても見に行きたかった。
「月がでたでた 月が出た あ、よいよい!・・・」
で知られる炭坑節(クリック下さい)の発祥の地。
熊本から4時間かけて行き、炭坑記念館、炭坑博物館を回った。
現代アート作家さんたちが、炭坑でにぎわった時代の建物やお店に作品を展示されていた。
行ったところのない、後藤寺商店街でご案内下さった知人のレインボー岡山さんを見つけた時は思わず走り寄って行った。
言葉にすると軽くなってしまうのが残念なので難しいが、
日本の産業革命時代のヤマの人々の生活「生きる」というそのものがここにはなま生しく残っていた。
この足で行き、この目で見、はだで感じ、耳で聞けたこの町。
炭坑の町を舞台にした五木寛之の小説「青春の門」クリック下さい(映画化されたところを紹介します)などが多く生まれている。
記念館では炭坑節保存会の方の歌「正調炭坑節」も聞かせて頂いた。
後藤寺バスセンターのうどんはシイタケのおダシで想像の何倍もおいしかったのにびっくり。
手書きのお品書きに「うどん・そば学生は50円引き」と書いてあり、ちょっと微笑ましかった。
バスに乗り、山を超え、天神に向かうと、そこには沢山の人々が行きかうお洒落な福岡の町があった。
交通渋滞の中、天神バスセンターに着き、
今度は熊本行きのバスに乗った。
熊本に着いたらほっとした。
4時間かけて田川へ、4時間かけて、見学、そして4時間かけて帰ってきた。
今でもいろんなところでいろんな生活があるんだなと改めて体験した貴重な1日だった。
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