書とお寺が大好きな春逕の「日々是好日」

日々思うこと、感じた事をつづります。

濃く長い一日。の続き4

2009-04-15 23:32:31 | 習字教室
お父さん達を中心にスタートした教室だが、最近はお母さん達も通ってくれるようになった「町づくりの書道教室」
今日のテーマは
1、大筆千字文を書く。「辰宿列張」(星の宿りは連なり・張る)
2、小筆で実用・自由な書(楷書、調和体)

真剣そのものの2時間。

始筆、終筆、転折、線の深さ、白と黒のバランス。などを書きながら説明した。
11月から月回の教室だが、皆さんとても熱心。
次第に私が言う事を理解されるようになってきた。

それで・・・。

ご自分の書く文字について客観的な視点で見られるようになった。

はな丸をもらって嬉しいという段階から出来ない。難しい。という感想にかわってきた。

壁が見えてもコツコツと通って欲しいと思った。

教室の後はいつもの反省会。昨日は英語のクラスと合同だった。
「町づくりの会」の方々はお酒が入っても校区のことを真剣に話される。この校区をお好きな方々ばかりなんだなあ。と、思った。

今月末は「町づくりの書道部」で、一日陶芸体験に行く。
ろくろ、絵付け(文字いれ)と自分で自分の焼き物を焼く。
帰りには山鹿温泉に入って帰る。
楽しみなイベント。
この「町づくりの書道部」の方々との時間は、いつも楽しい良い時間だ。

と、いうように濃くてなが~い一日(4月14日)は終わった。何とか(15日になる前)12時前に家に着いた。




濃く長い一日。の続き3

2009-04-15 18:17:40 | お友達
雲行きは悪くなったが、知人のお宅を後にして阿蘇まで車を走らせた。

「etu」に。

阿蘇はまだストーブ。

ほんの少しの時間だったが紅茶を頂き大急ぎで帰った。
自然の力をからだいっぱいに吸い込んでパワーが充電されたのを感じた。

そして「町づくりの教室」に向った。


濃く長い一日。の続き2

2009-04-15 18:09:03 | 季節物
食事が終わって、
あまりに八重桜が綺麗だから、「絵が描けたらなあ?」と思った。

近くに山藤の花が咲いていると言う事で、案内してもらった。
離合も出来ないようなくねくね道をどんどん入って行くと何ヶ所も藤の花が咲いていた。
しかし、まだ咲き始めたばかりの藤が多く、下がっていく花の途中だった。

大きな山藤の花のところの近くに車を止めて、しばらくいろんな角度から花を眺めた。藤の花はうす紫だったが、ほんのりぶどうのグレープのような香りがした。
そして下を見ると、20センチぐらいの長さの鞘がたくさん落ちていた。
藤ってまめ科なのだろうか?

民家の庭には改良された藤がいろいろな色で咲いていた。

とても良い季節だな!と思った。

濃く長い一日。 の続き

2009-04-15 17:54:18 | 季節物
季節の物に出会うと言うのがとても幸せに感じるようになったのは年のせいかしら???

知人のお母様は私の為に山菜料理を作ってくださっていた。
たけのことサトイモのお煮しめ、たけのこと茎わかめの酢の物、山菜まぜご飯、そしてメインに、藤の花、たけのこ、手づくりかまぼこのてんぷら。
「藤の花のてんぷらですか?」
私はびっくりした。
「手づくりかまぼこ?」
お母様は天草の御所の浦から嫁がれて来られたと話された。親戚から海の物が送ってくるそうだ。
海の幸、山の幸で美味しいものばかりだった。
山間に緑を見ながら、鳥の声を聞いて、八重桜を見ての昼食は格別だった。

こんな山合いの歴史も知りたいなあ?などと一人で思った。
今は、地名、字名は残っていないが、ここは出羽(いずるは)という字名だったらしい。素敵な響だと思った。

さらにつづく。

濃く長い一日でした。

2009-04-15 07:35:52 | 季節物
知人のお宅にとっても見事な八重桜があると言う事で、去年からお招きを受けていたが、去年はとうとう時期を過ぎてしまった。

昨日お休みだったので、朝からその知人のお宅に伺った。
しとしとと雨が降る中、途中のコンビニに待ち合わせして私は車で着いていった。
とにかく、山道をぐるぐる回って30分ぐらい運転した。

ご自宅は山間。
土間がある昔の作りの家。お縁に座布団を敷いて庭の見事な八重桜を見せて下さった。多分今週いっぱいが最高の見ごろだろう。
雨に降られてもまだ花びらは落ちない状態だった。

その木の花は、街中で見る八重桜より更に八重が多く、雨のため水分を含んでいたのでなおの事大きく風格を持っていた。

「私に絵が描けたらですね・・・。」と。

それから、今度は山に案内してくれて山藤を見に行った。

つづく・・・