書とお寺が大好きな春逕の「日々是好日」

日々思うこと、感じた事をつづります。

つれづれなるままに・・・

2007-11-18 11:08:28 | 思う事
つれづれなるままに、日ぐらし硯に向かひて、心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるおしけれ。

意味
・することもないままに一日中硯に向かい、心に次々と浮かぶつまらないことを取りとめもなく書き付けていると、妙に何ものかにとりつかれたような気分になる。

よくなじみのある『徒然草』の冒頭。
吉田兼好が鎌倉後期に書いたといわれる随筆、兼好は神祇官として朝廷に仕える家系であった。19歳の頃、後二条天皇に出仕し役人となり、和歌、漢文、仏教、儒教、老荘思想を学び、30歳で遁世者となった。

兼好は、世の中の無常観を抑えつつ、そこでどう生きるかを追求している。

私も日々、暮らしの中でいろいろな場面に出くわす。
仕事上、いろんな人たちの健康面、精神面の状態を目の当たりにしている。


人には十人十色の人生がある。
私にも私らしい生き方があるはず。

これからも筆を持ち続けれるだけずっと、そこはかとなく書き続けていきたい。