わきばらを
わきばらをたどっていた指が青い
と
いうことばに
ふれて、くぼみ
を
すべった。
ふるさとの海、
しまかげ
まわり
の
ちらばるしろいひかり、くろく
ゆれる
ゆれゆれ。
潮。
鼻腔にはいってくるたいようのにおい。
すな。
あし
の
かたち
の
くぼみ。
わきばらをたどっていた指が青い
と
いうことばにふれて、
舟、小さく動く。
みつけた!
永遠を、
みつかった、
永遠に、
わきばらをたどっていた指が青い
と
いうことばにふれて、
こぼれて。
しずくになる。
かわいて、
ひかるうぶげになる、
の
ちいさな
とげ
もう一度みようとした、
たしかめようとした
もういちど。
たしかめようと、
わきばらをたどっていた指が青い
と
いうことばに
ふれて、くぼみ
を
すべった。
ふるさとの海、
しまかげ
まわり
の
ちらばるしろいひかり、くろく
ゆれる
ゆれゆれ。
潮。
鼻腔にはいってくるたいようのにおい。
すな。
あし
の
かたち
の
くぼみ。
わきばらをたどっていた指が青い
と
いうことばにふれて、
舟、小さく動く。
みつけた!
永遠を、
みつかった、
永遠に、
わきばらをたどっていた指が青い
と
いうことばにふれて、
こぼれて。
しずくになる。
かわいて、
ひかるうぶげになる、
の
ちいさな
とげ
もう一度みようとした、
たしかめようとした
もういちど。
たしかめようと、