藤枝市長の部屋

元気なまち藤枝づくり 北村正平のちょっと一言

保護司さんの仕事

2009年07月09日 | ちょっと一言
みなさんは、「保護司」という言葉を聞いたことがありますか。
保護司は、罪を犯してしまった若者たちの更生を支援するボランティアさんです。
この度、保護司として、その長年の功績が認められて、藍綬褒章(らんじゅほうしょう)を受章された市内高田の大石博道さんの受章祝賀会に出席させていただきました。
罪を犯した人が、自らの行為を悔やんで、更生を誓い、懸命に努力しているにもかかわらず、社会の見る目が余りにも冷たいため、再び悪の道に逆戻りしてしまうという事例もあると、大石さんから伺いました。また、自分が面倒を見ている若者が、いつ自宅に訪ねてくるかわからないので、常に気を配っているとのことでした。
お話を伺って、余程の理解と情熱がなければ、ちょっとやそっとでは、引き受けられないと思いました。
しかも、この仕事は、非常勤の国家公務員とはいうものの、ボランティアであり、そのご尽力には、本当に頭が下がります。
大石さんたちのような人がいてくれるから、一度罪を犯した若者たちも、立ち直っていくことができるんだなと感じました。それと同時に、更生に努める若者たちには、是非、頑張ってほしいと思いました。

「ふれあい大橋」に横断幕が!

2009年07月08日 | ちょっと一言
ふれあい大橋に架けられている長くてカラフルな横断幕をご覧になりましたか。
これは、藤枝青年会議所主催の合併記念イベントの横断幕です。
横断幕は、『藤枝・岡部町合併記念7/20(祝)「茶レンジ!ふじえだ~みんなでつくろう日本一なが~い緑茶ロールケーキ」」と書いてあります。
「藤枝市」を代表する特産品である「お茶」をテーマに、「スイーツのまち藤枝」を、さらにPRしていこうと企画されたもの。
ふれあい大橋の上で、日本一長~い「緑茶ロールケーキ」づくりにチャレンジ。完成後は、みんなでお茶を飲みながら、試食するというたいへんユニークで、面白そうな企画です。
「よく、こういう企画を思いつくなあ」と感心します。
先日は、瀬戸谷の蔵田地区で、地元のみなさんが、「茶畑の中心で愛を叫ぼう」という楽しいイベントを行いました。お茶のPRを兼ねた催しで、多くのカップルが参加したとのこと。これまたユニークでおもしろいイベントで、テレビや新聞でも、大きく取り上げられました。
昨今、いろいろな団体が、藤枝を活気づけようと、創意・工夫を凝らした、さまざまな取り組みを行っています。こうした取り組みは、藤枝に笑顔と元気をもたらしてくれます。市民のみなさんから「元気なまち藤枝づくり」につながるこうした取り組みが、芽生えてきたことが、大変うれしいです。

看護現場のリーダーの声を聞きました

2009年07月07日 | ちょっと一言
先日、看護師自らが感じている市立総合病院の現状と課題について、直接、話を聞く機会を持ちました。話をしてくれたのは、5人の女性の科長職。看護現場のリーダーです。
病棟内の安全意識の向上や、やりがいのある職場環境づくり、職場内研修による人材の育成など、どの科長さんも、課題を持って前向きに取り組む様子を語ってくれました。
看護そのものの仕事が忙しい中で、患者さんにとっても、看護師自身にも、よい環境をつくろうと頑張っていると感じました。
市立総合病院は、こうした一つ一つの職員の頑張りで成り立っています。
これからも、現場スタッフの生の声を聞き、引き続き、病院職員と一緒になって、市立総合病院の課題解決に向け、取り組んでいきます。
市立総合病院の経営健全化に向けた取り組みは、今が正念場です。病院職員全員が、同じ方向を向き、力を合わせれば、きっと、市立総合病院は立ち直ると確信しました。