地方で考える ●oyajiの侃々諤々

北信濃の豊かな自然と歴史に抱かれて過ごす日々・・・

ちょっと斜に構えてみれば
???と思うことも多いですね~

戦争が終わって生まれた団塊jiiji の、「戦争」の記憶は街頭に立つ傷痍軍人の白衣姿と、あの「ガード下の靴みがき」ーーでした

2020-03-24 | この「国」のこと

3月24日(火)                   /1(9)℃

 

外は雪景色・・・・

冬タイヤ、はきかえなくて正解でした

 

3月23日22:00時点 (クルーズ船などをのぞく)
    国内感染者      1107 人     (前日比 +38
    死者             42 人  (前日比 +    1
    退院者        270 人     (前日比 +13


収まるどころか、世界中に拡散してる新型コロナウィルス 
「これじゃ無理だよなーー」
そんな声が周りでもほとんど・・・・
東京五輪・パラは、来年に延期せざるをえないでしょう

 今朝のテレビは「延期」の論調です

 

《東京都民、五輪「延期」が73% 朝日新聞世論調査》  (3月24日朝日新聞デジタル)
「・・・東京五輪・パラリンピックをどうするのがよいかを3択で聞くと、73%が「延期する」と答えた。「予定通り開催する」は15%、「中止する」は9%だった」

 

♪ 紅い夕陽が ガードを染めて
街にゃネオンの 花が咲く
俺ら貧しい 靴みがき
ああ 夜になっても 

帰れない

あの、宮城まり子さんが亡くなられました

 

《女優、宮城まり子さん死去 93歳 養護施設「ねむの木学園」運営》   (3月23日毎日新聞)
「・・・94年7月に死去した作家の吉行淳之介氏とは、伴侶として約40年間を過ごし、99年には園内に吉行淳之介文学館も開設した。 2012年に瑞宝小綬章を受章。上皇ご夫妻とも交流があり、18年11月には両陛下が私的旅行として、ねむの木学園を訪れるなどした」

 

♪ 「ガード下の靴みがき」は印象に残ります
戦争が終わって生まれた団塊jiiji の、「戦争」の記憶は街頭に立つ傷痍軍人の白衣姿と、あの「ガード下の靴みがき」ーーでした  

宮城さんといえば、もう一つ!!
それは「ねむの木学園」です
立派な人生でしたね
吉行淳之助さんとのことも、ピュア 
ご冥福を祈ります

 

 


『子等の居ぬ 二階は日々に 高くなり』  (3月23日毎日新聞)
素養のない身にも、その情景は浮かんできます
子どもたちが巣立った二階の “勉強部屋” は、もう長らく空いたままで、足腰の弱った父、母は2階にいくこともない 
そんな情景でしょう

 

紙が光線劣化して、ボロボロに破れてる二階の障子窓・・・
通りからよく見かけます
かつての家族は、高齢者だけの “大きすぎる” 家になってるんでしょうね

 

「100年の計」・・・
亡き父はよくそれを口にしました
半世紀前、わが家はそれで決断し、先祖伝来の地から現在の場所に移転
そこに三世代同居型の家を建てました
今になれば、普段は大きすぎます

子どもファミリーがみんなで寄り付くベースキャンプ 
安心できる、父の「100年の計」に感謝です

 

少子高齢化の進展で、過疎化が急速に進んでいます
加えて
温暖化のせいか異常気象が頻発し、「生まれて初めて・・・」の自然災害をもたらします
となると・・・・
ポツンと一軒家や、山の奥地に高齢者だけの数軒の集落――みたいな話がよくテレビ番組に登場してきますが、インフラ維持や防災・安全対策を考えれば、希少な ”歴史伝承者” ではあっても、「頑張って!」と声援を送るのも躊躇されてきます

 

《(社説)災害と住まい 危ない土地には規制を》   (3月22日朝日新聞デジタル)
「・・・がけの下や地盤の弱い土地、川沿い・海沿いの低地、遊水池跡といった危険な地域に、住宅や人が集まる施設がなければ、災害が起きても被害を抑えることができる。だが権利の制限につながるため、どこまで個人や企業の判断に任せ、どこから網をかけるかの線引きが難しく、結果として野放図ともいえる開発が進んできた」

 

ダムの建設にも、その効果にも限度はあります
堤防の嵩上げにも、「1000年に1回」の出水対策にも、限度はあります
「100年の計」で、危険な地域には人が住まないように《私的制限》を強めることも、やむをえないことだと思います

 

人口減少で街中や、より安全度の高い場所でも、空き地や空き家が増えている昨今・・・
インセンティブを講じて、“移動” を促進させるいい機会です
「安全の計」は、まず自らが考えるべきことでしょうね

 

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