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阪神詩「小野寺暖は、猫をなでるみたいに柔らかく右足のスパイクをバッターボックスに置いた」(笑。

もうあんまり勝てないから
だんだんムカついてきたわw

闘争心がたりないんだよ、
島本はもう復活したよ、オッケーだよ。

で、ぼーっっっっと虎テレみてるんじゃなくて
詩を書けばいいじゃんと思ったのよ。

今日は、小野寺暖のことを書いたよ。
今日の3塁線のファウルはよかったね。

こーゆーんだよw

「小野寺暖は、猫をなでるみたいに右足のスパイクをバッターボックスに置いた」


7回裏、木浪がライトスタンドに
ホームランを突き刺して

点差が3点となったときに

小野寺暖は交代する投手の代打として登場した。



いつもなら串からはみだしたたこ焼きみたいな流し打ちを

ライト前にぽとりと落とすじじくさい小野寺暖は

2-1からのストレートを待ち構えていて
3塁側に高速で飛んでいくファウルを打った。



小野寺暖は分かっているのだ。

「俺が得意のライト前で打率を上げても
 ずっと控えのままだ。俺は、
 
 レフト線を破る痛烈な2塁打を打たない限り先発はないんだ」



2ストライクになって、
小野寺暖は、
猫をなでるみたいに柔らかく右足のスパイクをバッターボックスに置いた。
この軸足は俺をレギュラーにしてくれる大事な場所に位置している、
粗雑さは可能な限り排除して、精密さをあげること!


次の球を見逃してボールで3-2、

そしてまた外角にいま来た道をもう一度なぞったかのような速球が
やってきて、それを見逃したが、

それはストライクと判定された。



小野寺暖は見逃しの三振というなにもドラマが起こらない
結果となったが、「次、また次に機会がもらえれば
そのときこそは必ず仕留める」という焚火を
打席に燃やしたままでベンチに戻っていった。



まだ試合の行方はわからない、
誰にもわからない、
焚火が打席で
燃えている限りは。
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