所属している俳句結社「百磴」の
毎月第2木曜日に実施されている月例吟行会に行ってきました。
私が参加させて頂くようになったのは
まだここ3年くらいですが、「百磴」が創刊されたのは
平成8年、それから月一回の吟行会を実施して
俳句の指導をしてきて下さったことになります。
今月は神奈川県にある唯一の村「清川村」で私は二回目になります。
いつも朝6時過ぎには出ますので
一人で館林駅近くの駐車場に車を置いて出かけるのですが
今回は送って貰えました。感謝です。
電車が遅れて焦りました。
というのは本厚木駅前から宮が瀬行きは一時間に一本きり
バスが出ていないのです。待っていてくれたように
乗ったら出たという感じ。ほんとに助かりました。
バスは40分ほど乗りますが
バスの窓から見る桜は満開です。
役場前で下りると、そこから眺める山々は
芽吹色。山のあちこちに沢桜が咲き初めているのがわかります。
句会場は清川村生涯学習センター「せせらぎ館」三階研修室。
一旦、荷物を置いて前回、見学させていただいた禅寺正住寺(しょうじゅうじ)へ
気持ちの良い春風の中を歩きました。
その裏手にある天神石まで一歩一歩急坂を登りました。
天神石はパンフレットによると
若宮八幡大菩薩と呼ばれ、当村一番の大石とのこと。
天神様が駒で舞い降りたと言い伝えられており、…とある。
その前に天神様を祀る祠があります。
手を合わせてから正住寺境内を見学させていただきました。
前回は蕭々として淋しさを覚えましたが
今回は全く違って春爛漫といった感じ。
本堂の前の白木蓮は満開を過ぎて錆が始まっていましたが
大きな真っ白な花びらがきりりと禅寺に相応しく思いました。
境内の羅漢様も華やぎを覚えます。
どちらを向いても花、花、花、…。
花満ちて諸手を上ぐる羅漢さま 昌子
句会場に戻る道々は色々な雑草の花や草木の花が咲いています。
あちらこちらに蝮草がありました。
貝母(ばいも)の花も見れたのですが写真はうまく撮れませんでした。
腕が悪いのではなくカメラのせい…にして。
谷太郎川、小鮎川は流れが綺麗で
一人川面を眺めながら会場に戻っていたら
河鹿の声を何度も聞きました。
河鹿は夏の季語なんですが、もう鳴いています。
せせらぎから湧くように聞こえます。とても神秘的です。
本厚木の駅に着いてバスを降りたときに
今日は天国へ行ってきたと思いました。
でもこの世の桜なんですね。
ずっとこんな綺麗な村であって欲しいです。
みなさんの俳句がとても上手なので
大いに勉強させていただきました。
幹事さんありがとうございました。
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読んで下さってありがとうございました。
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