俳句結社「百磴」の月例吟行会に行ってから
10日も経ってしまいました。
遅ればせながら日記としてとどめておこうと思います。
小学校5年生の時に修学旅行で江の島・鎌倉に一泊で行きました。
当然のことながら一晩中波の音がしていて
海なし県から行ったわけですから
波音が耳について眠れなかったことだけが
忘れられずに記憶に残っています。
あれから50余年ぶりの江の島です。
いつも泥縄式ですが今回も同じく前夜、ネットで
行きたいところを調べておいて、早々と出かけました。
ところが小田急線片瀬江ノ島駅には既に仲間がおり、歩き出したら
また仲間と合いました。雨が結構降っていまして
こんなに雨の降る中を歩いている物好きは
他にはおりませんでした。
まず龍口寺に行きました。山門の際に日蓮の龍の口刑場跡が
ありましたが、雨で暗くて写真は撮れませんでした。
日蓮上人が処刑されようとしたとき、俄かに雷鳴が轟き
刑吏が感電して処刑は中止されて佐渡への流刑となったという。
山門
山門の横に咲いていた海紅豆(かいこうず)
一路、江の島へ歩きました。靴の中まで濡れてしまいました。
島へ渡る橋の歩道。
島玄関口の青銅の鳥居をくぐります。
お土産やさんが並んでいます。
岩屋に行こうと思っていましたので
走るようにしてエスカーに乗りました。
猫と度々あいました。
エスカーは三つの区間に分かれています。
二番目の切符を買うところにも猫がいました。
江島神社は辺津宮、中津宮、奥津宮の三つの宮の総称。
辺津宮はその本社。エスカーで最初に着いたところが
辺津宮で茅の輪が設えてありました。
またエスカーに乗って中津宮へ
またエスカーに乗って奥津宮へ。ここまででエスカーは終わりです。
頼朝寄進の鳥居と伝えられていると説明板にありました。
展望台はサムエル・コッキング苑に入らないと
行けません。時間の都合で心残りながら
岩屋へと石段をひたすら下ります。
一遍上人の島井戸の前で立ち止まり
山二つのところで立ち止まり
足もとが濡れていますので気を付けながら
鎌倉相承院の稚児白菊が入水したという
稚児ヶ淵まで下りましたが
良く足が痛くならなかったと思います。
淵に出たときはほっとして汗びっしょり、潮風が実に
気持ちが良く、名前の由来に思いを致す余裕がなかった
ことは、今思い出すと恥ずかしい限りです。
沖の方から晴れてきて水平線が弧を描いて地球は
確かに円いと実感します。
岩屋の中は正直一人では怖かったです。とても。
短時間でも行きたいと思っていた所へ行けて
思い残すことなく戻りました。
エスカーは下りはありませんので
来た道を歩いて引っ返すほかありません。
リスの鳴き声かと思いますがよーく聞こえました。
耳障りな声でした。リスさんごめんなさい。
中津宮の前の方から見下ろしたヨット・ハーバー。
この日、関東地方は梅雨に入りました。
句会場はヨット・ハーバー真ん前の女性センター。
歩きました。
会場へ行く途中でお腹ぺこぺこに気が付き
急いでお店に入って「生しらす丼」をいただきました。
量は少なめにお願いしたまでは良かったのですが
「生」のしらすは初めてですので大丈夫かなと
ちょっと思ったのですが、いただけました。
歩道の絵タイルを二つばかり。
知らない名前ばっかりでした。
俳句は納得できるものとはほど遠く
帰ってから推敲することとして
50余年ぶりに訪れた感慨に浸って帰路につきました。
幹事さん、ありがとうございました。
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読んで下さってありがとうございました。
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