札幌のクリスチャン鍼灸師

札幌市中央区山鼻地域、石山通沿い側で、脈診流による経絡治療専門の鍼灸院をしています。

猥褻牧師の行為と医療を一緒にするな

2009-04-02 10:04:58 | 宗教・カルト問題
一般マスコミにも取り上げられるほどになり、これまで何度か書いた、国際福音キリスト教会の在日韓国人の主任牧師、卞在昌(ビュン・ジェイチャン)の猥褻事件について、当人は自身の行為を、医療行為として言い訳しているようです。
以下↓
http://www.foe414.net/docs/28_090222.pdf
↑に書かれているようですが、私のPC環境では読む事が出来ないため、↓
http://blog.livedoor.jp/mediaterrace/archives/51886098.html
↑私はここから知りました。

> (1)マッサージをしているわけではありません
> 私たちの財政原則は、有名な宣教師ハドソン・テーラーやその宣教団体の信仰にならって Faith Mission(人に頼らず、祈りによって必要を満たして生きる)とTent Making(パウロに倣い、足りない部分は自分の手で働いて生活する)です。
> それゆえ、選挙うちに派遣される前にお金を稼ぐ手段を学びます。これまでの5年間、神学校では専門講師を招いてカイロプラクティックや足つぼ反射療法の授業を持ち、ほとんどの神学生は資格を得ています。ですから、私たちの間では、互いに練習や実習を行っている環境にあります。私を含め誰もその医療としての線を超えていません。

私は鍼灸師、つまり、あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師の有資格者、そして、代替療法の従事者として書かせていただきます。
「カイロプラクティックや足つぼ反射療法」などなど、手技療法をはじめとする代替療法の資格と言っても、多くは業団体の認定資格にしか過ぎません。
極端な話、数日間の公衆だけで認定資格を出す団体も在るそうです。
ですから、誰でも代替療法関係の資格は自称出来るし、社会的に認められた資格でない事を強調しておきます。
つまり、代替療法の多くは無資格者という事です。
代替療法の関係で国家資格として認められているものは、あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師、そして整骨院などのような柔道整復師だけである事を、ご理解下さい。
付け加えるなら、代替療法の無資格者は、法律のグレーゾーンの部分で営業しています。
詳しくは↓
http://www.ne.jp/asahi/3962/8917/ihan/ihan.htm
↑をご覧下さい。
猥褻行為の言い訳を医療と結びつけ、手技療法の一業団体の認定資格が社会的に認められているかのごとくな言い訳に対し、一クリスチャンとして、一鍼灸師、一代替療法の従事者の有資格者として、腹立たしく思う次第です。

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11 コメント

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Unknown (ET)
2009-04-03 21:50:09
もう20年近く前のことですが、ビュンに逆らうと異端にされて徹底的に滅ぼされるというようなことを聞いたことがあります。その頃から聖霊の器になっている時と、人間的になる時との落差が激しかったように思います。最近問題になっているHCCやORCの牧師についても最初から金儲けのために牧師となったという書き込みはあまりにも単純な主張のように思います。やはり何故そんな牧師になったのか原因を解明しないと、根本的な解決にはならないでしょう。
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ETさん。 (黒沼一也)
2009-04-04 16:54:53
>もう20年近く前のことですが、ビュンに逆らうと異端にされて徹底的に滅ぼされるというようなことを聞いたことがあります。
そんな話があったんですか!!!
>最近問題になっているHCCやORCの牧師についても最初から金儲けのために牧師となったという書き込みはあまりにも単純な主張のように思います。
そうかもしれませんが、僕はどちらのケースもあるのではないかと思っています。
特に、金儲けというよりも、女に手を出すケースに対してですが・・・・。
>やはり何故そんな牧師になったのか原因を解明しないと、根本的な解決にはならないでしょう。
それはそのとおりでしょうね。
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Unknown (ET)
2009-04-04 22:19:21
ビュンが出版している「幸いな人」はなかなか良い学びの教材であったと記憶しています。聖霊の器であった者でも権力を持ってしまうとごう慢になってしまうのではないでしょうか。また、最初から金儲けが目的で牧師になったのであるなら教会のカルト可の問題もキリスト教の中の一部だけの問題と考えることができますが、最初は純粋な動機で牧師になってその後おかしくなったのであれば、キリスト教全体の構造的な問題であると考えられます。
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ETさん。 (黒沼一也)
2009-04-05 16:41:57
一時期、購読を希望した訳でもないのに、関連のメルマガが着ていて、それなりに楽しませていただきましたが、確かにそれほど抵抗ある内容ではありませんでした。
やはりファンダメンタルな聖書解釈は気になりましたが、まぁそれはそれで僕は受け止めていました。
ただ、Agape TVの予告の内容など、ビュンを絶賛する書き方で、これは少々抵抗ありました。
いずれにしても、最初から金儲けというか、宗教ビジネスが目的なものから、途中から金儲けカルトに脱落して行くというように、両者があると思うのが、僕の立場です。
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Unknown (ET)
2009-04-05 19:30:37
幸いな人を購読していたのはもう20年近く前のことですので、最近の内容はよく知りません。その頃のバプテスト連盟が出していた「聖書教育」の内容が物足りないと感じていたことも一因だと思います。カルト化の原因は私も両方あると考えています。ただ最初は純粋な動機から牧師になり、後で詐欺師になるケースは問題がより深刻だろうと思います。
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ETさん。 (黒沼一也)
2009-04-06 12:50:40
>その頃のバプテスト連盟が出していた「聖書教育」の内容が物足りないと感じていたことも一因だと思います。
その気持ち、よーく分かります。
聖霊運動に興味を持ち始めた頃、僕もそう思いました。
まぁ、僕の信仰スタイルが、今も聖霊運動の影響があるには違いありませんが、信仰熱心を続ける事に対して、正直なところ疲れてしまったんですね。
その反動もあって、当時から比べて、今は聖書も読まなくなったし、祈りもかなり疎かになってしまっています。
また、僕は当時リベラルを否定してましたが、今は年々リベラルの要素が強くなってきているような感じです。

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Unknown (ET)
2009-04-06 18:58:21
そうですね!私もその頃教会の賛美に物足りなくて、礼拝の賛美をワーシップに変えて大変な目に会いました。ワーシップの導入には、10年以上かかりました。現在は代表役員と賛美リーダーを兼ねていますが、なかなか後身が育たないのが悩みです!しかし、バプテストでは、みんな役員はやりたがらないですね。牧師不在時の礼拝メッセージが順番で回ってくるのがけっこうネックになっているようです。カルトなら役員をしたい人は多いのでしょうが。
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ETさん。 (黒沼一也)
2009-04-06 20:54:34
うちの教会は、基本的には伝統的な賛美歌ですね。
「新生讃美歌」を使っています。
あっ、そうか、牧師の他に教会スタッフがいない教会は、牧師が不在になると役員が説教しなければならないんですね。
うちは、まずめったに、主任牧師・副牧師両方が不在になる事は、そうありませんからね。
それでも、何かの時に、牧師がいても、代表執事が説教する事もあります。
まぁ、うちの教会も、数年前は2年半無牧でしたけどね。
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ユニクロさん。 (黒沼一也)
2009-04-10 09:09:33
言いたい事は分からなくはありませんが、ここは冷静に、そして最低限のネチケットを遵守して下さい。
以上、管理人としてのお願いです。
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エシュコルさん。 (黒沼一也)
2009-04-11 09:05:00
はじめまして。
書き込みありがとうございます。
日本バプテスト連盟の「聖書教育」とビュンの問題は、全く関係ありません。
ETさんが「聖書教育」に飽き足らず、「幸いの人」を購読していた時期があったという事から、当時の「幸いな人」は良い教材に思えたという事です。
詳しくは、2009.4.4 22:19:21のETさんの書き込みをお読み下さい。
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