札幌のクリスチャン鍼灸師

札幌市中央区山鼻地域、石山通沿い側で、脈診流による経絡治療専門の鍼灸院をしています。

刺さない鍼

2024-01-24 16:24:23 | 医療・健康
2007.9.27に、「爪楊枝で風邪を治した!!!」↓

http://blog.livedoor.jp/shinqroom/archives/52384414.html
また、2012.1.31に、「爪楊枝で風邪を治したことを話したら」↓

http://blog.livedoor.jp/shinqroom/archives/52384896.html
で書きましたが、ある意味それらの繰り返しになります。

はり治療は必ずしもはりを深く刺す訳ではなく、私がおこなっている経絡治療は、多くの場合深く刺す事はしません。

一般的なはりをイメージする人からしてみれば、つぼに接触程度と思われるほどです。

もちろん、ケースバイケースで深くはりを入れる事も無いわけではありませんが・・・・。

また、最初から接触だけを目的としたはりもあります。

「てい鍼(テイシン)」といって、爪楊枝のような形で金属の棒のようなものを使い、つぼに当てて気の調整をする訳です。

こんなものまともに刺したら穴が開いて出欠します。(笑)

刺激に敏感な人、それも子供ならこのような刺さないはりで治療します。

ここに写真を載せることが出来たらいいのですが、ご存知のように私は全盲ですので、それが出来ませんから、てい鍼の写真が載っていると思われるサイトを、紹介しておきます。↓

http://www.shinkyu-itiba.com/shopdetail/010000000003/order/

また、「円鍼」というものも、よく使います。↓

http://www.shinkyu-itiba.com/shopdetail/010000000007/order/

最近当院では、このように指さないはりを使う患者さんが、なんとなく増えてきたような気がします。

ちなみに、小児に使用するという意味では、これら「てい鍼」も「円鍼」も、小児鍼の一つです。

前に読んだ本にあったのですが、戦後間もなく話題になったマジナイシみたいなおじさんが、ブラシのようなものを、小児喘息の子供の背中にとんとんと軽く叩なことをしていたとかで、結局のところ、小児鍼の効果だったという話もあるほどです。

とりあえず、「小児鍼」は刺さない鍼だと考えていいかと思います。

ただ、大人でも刺激に敏感な人には、小児鍼のようなこともします。






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