外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南&北京=>故郷へ

北京五輪の翌年(2009年)からの外教(外国籍教師)生活と地元での留学生との触れ合いを綴っています。

ある朝の情景

2010年11月09日 | 日記
11月9日(火) 晴れ

昨年は外出するたびにカメラを準備していたのですが、最近は
あまり持ち出ししなくなりました。周りの景色に自身が慣れてしまって
新鮮さが薄れてきたせいかもしれません。
それでも、たまに持っておけば良かったと後悔する事があります。

一昨日の朝、近くのバス停まで歩いている時に、空に1群の鳥。
恐らくは雁の群れではないかと思うのですが、30羽ほどが
弧を描いたり直線を描いたりしながら南方の空へと向かっておりました。
冬の到来を予感させる情景でしたね。

そしてこの夏に開通した学校近くの幹線道路では植樹が行われて
おりました。開通はしたもののまだまだ工事が終わっていないのです。
根の部分をぐるぐる巻きにされた木が等間隔に置かれていたのですが
歩道から自転車用道路にかけて倒されているので、歩きづらいの何の。
それは百歩譲ったとして
新しい道の歩道側そして中央分離帯を装飾するために華や樹木を
植えているのですが、この雨の少ない維坊では花が枯れるのは
早いのではないのか、と余計な心配をしてしまうのです。
実際、9月には植樹が行われていたあたりでは花が既に枯れておりました。
仮に定期的に水をやるとして、山がないこのあたりでは水の確保も
大変なはず。無理をしてまで表面の美しさを作らなくてもいいと
思うのですけどね。
今の維坊は90年代の日本のバブル絶頂期とまさに同じ状況。
今や開発地域はとにかく物づくりです。
マンションラッシュ、商業施設開発ラッシュ・・・。
これがはじけた後、この維持管理はどうなるか?
バブル後を見た日本人としては行く先が必ずしも華をイメージできない
状況です。

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