書名 :生命の暗号~あなたの遺伝子が目覚めるとき~
著者名 :村上和雄
出版社 :サンマーク出版
刊行年 :1997/06/25
日付 :2004/09/19
定価 :1,600円
入手法 :図書館
【書抜き】
*遺伝子のはたらきは、それをとりまく環境や外からの刺激によって変わってくる。
*人間を超えた存在・・サムシング・グレート(偉大なる何者か)
*不要な遺伝子はできるだけOFFにして眠っていてもらい、いい遺伝子をONにしてたくさんはたらいてもろうこと。その生き方の鍵を握っているのが『ものの考え方』である。
*どんなことも人間が思わない限りは可能も不可能もありません。
科学的に見て可能性に限界はありますが、それを限界として意識する必要がまったくないのは、遺伝子に書き込まれた情報が、人間の想像をはるかに超えていると考えられるからです。
*「こうあってほしい」と望むことは、ほぼ100%可能性の範囲内にある。
*頭で考えると不可能と思えることも可能である。その可能にする能力を私たちの遺伝子は持っていると考えられる。
*よく「心を入れ替える」といいますが、心の変化が、今までとは違った遺伝子を目覚めさせ活性化するのです。
*人間というのは「動く」ことによって伸びるのです。その意味で環境をガラリと変えて、新しいものに触れるのは、自分の中に眠っているよい遺伝子を目覚めさせる絶好の機会といえます。
*遺伝子ON型人間の特徴は、先のことはあまり考えずに目の前のことに精一杯取り組む思い切りがあることもあげられる。
*人生を充実させて幸せに生きるには、心を通じて遺伝子をイキイキさせればよい。
*あることをやろうという情熱と実行力があれば、どんなことも可能性はゼロではない。それを阻害するのは「もうダメだ」という気持ちだけです。
*熱烈な思いは天に通じるという。そして遺伝子もONになる。
*人間は生まれてきただけでも大変な「偉業を成し遂げた」のであり生きているだけでも「奇跡中の奇跡」なのだ。
*悪い遺伝子をOFFにし、よい遺伝子をONにする方法として、どんな環境や条件を抱えた人にもできるのは「心の持ち方」をプラスにすることである。これが遺伝子に大きな影響を及ぼすと考えられる。
*サムシンググレートは、親の親、その親の親とさかのぼった果ての「生命の親」のような存在である。
*一人の人間の値打ちというものは、世界中の富、世界中の英知をはるかに上回っているといっていい。私たちはサムシンググレートから、それだけすごい贈り物をいただいているのです。
*人間の能力をおさえる阻害要因は、自然に反する考え方である。
生命を守り、生命を育んで、楽しませる方向に遺伝子がはたらくのは、自然の法則に合致したときです。このことから私たちは自然というものをよく観察して、その法則に合致した生き方をすればいい。もしそれができれば、自分でもちょっと信じられないくらいすごい力を発揮できるようになると思うのです。
*①志を高く
②感謝して生きる
③プラス発想をする
【コメント】
バイオテクノロジーの第一人者、村上和雄氏が本当に役に立つ遺伝子の話を通して、遺伝子ONの生き方を提案してくれる。
最初は、タイトルからして大して期待もせずに読み始めたが、読みすすめるうちに、感動、勇気、元気がわいてきた。
サムシング・グレートの存在にはすっごく大きな不思議なものを感じたし、よく言われる「プラス思考のすすめ」も、遺伝子をベースに考えると、説得力が数倍増し心から納得できた。
*人間は生まれてきただけでも大変な「偉業を成し遂げた」のであり生きているだけでも「奇跡中の奇跡」なのだ。*
そうか、そうなんだ。生きてるってすごいことなんだ。
あらためて、日々文句ばっかり言ってる自分を恥ずかしく感じた。
サムシング・グレートから、すごい贈り物をもらったのだから、志を高く持ち、感謝して生き、プラス発想をして、遺伝子をバンバンONにして行こう(^-^)
感動、勇気、元気、そして何かとてつもなく大きな世界をありがとさんきゅっ♪v(*'-^*)^☆