書名 :夢実現のための情報整理術
著者名 :中山庸子
出版社 :講談社
刊行年 :2001/3/1
日付 :2004/9/6
定価 :680円
入手法 :図書館
【書抜き】
目次
頭がいい人とは難しいことを優しい言葉で、しかも具体的に役立つように言える人だよ。
いくら知識が豊富でも相手にちゃんと伝えたり、自分の行き方に反映させる方法まで考えられなければ頭がいいとは言えないんだよ。
第1章 一年を三百七十日にするスキマ時間術
小粒でもぴりりとした『知的なスキマ時間』を生活のあちこちのシーンにつくってみるのです。
第2章 「散らばるヒント」を形にするメモ術
メモは記憶に勝つ
・時間がたつにつれメモの強さがじわじわと効いてくる。
・当時の自分の筆跡が「時を超えて」鮮やかに感動を呼び起こしてくれる。
A.好奇心が旺盛になる--ワクワクした気分
B.聞き取れる言葉の数が増える--聞き上手になる
C.簡素な文で書けるようになる--自分にとって必要な情報
D.人とのコミニュケーションが円滑になる
E.自分に必要な情報が集まる
第3章 自分の「書斎」を持つ
書斎は「自分の夢実現の基地」
自分自身と向き合う
第4章 私のかんたん読書術
読書と付箋
「感動した文を本の中から書き抜いてきた」
もう一度ゆっくり読み直したいページ⇒青の付箋
心に訴えたり、後ほど書き抜きたい⇒赤の付箋(情報価値の高い本)
書き抜き帳
1.日付 2.タイトル 3.著者 4.出版社名 5.ページ数
一気にできなくても隙間時間に続きをやる。
「本の書き抜き帳」、「夢ノート」、「気まま日記」・・・書斎の机が定位置
第5章 誰でも「文章」が書ける
「心を結ぶ美しい手紙」
できるだけ速く、できるだけ心をこめて
第6章 イラストで広がる情報伝達力
自分以外の誰かの反応ばかりに気をとられて、自分の心の中を
見ない癖がついている。
「自分がどう思うか」の軸に引っ張ってこないと「夢実現」や「のぞんでいる 生活」は手に入らない。
第7章 上手に自己主張できる人生
第8章 個性的な毎日をつくる私的研究生活
【コメント】
中山庸子さんの「夢実現」シリーズです。
情報整理術っていう硬い表現が似合わない、いつもながらの分かりやすく、温かい表現で、かつ、内容のある一冊でした。
印象に残ったのは、中山さんが高校時代に先生から教えられた
「頭がいい人とは難しいことを優しい言葉で、しかも具体的に役立つように言える人だよ。
いくら知識が豊富でも相手にちゃんと伝えたり、自分の生き方に反映させる方法まで考えられなければ頭がいいとは言えないんだよ。」という言葉でした。
整理のための整理でなく、自分の生き方に反映させるため、夢を実現させるために役立つ情報収集を心がけたいと思う。