いよいよ最後のブログになりました。
村井の峻悟です。しょうこ、漢字覚えてな。峻悟です。
村松は俊です。
気付けば六回目の西医体。
今まで見てきた先輩たちの大きな背中。本当に大きかった。
キャプテンの時、余裕も持っての西医体優勝だったけれども圧倒的な六回生の力が目立った。
あの時の大きな背中に自分はなれているのだろうか。そう自問自答しながら一年間過ごしてきた。
K林さんが引退する時のTシャツのメッセージに『おまえならもっとチームを良くする方法なんかいくらでも考えれるし、実現できる。おまえらしくチームを引っ張って後悔のないように頑張って。』と書いてあったのがずっと心に引っ掛かっていた。
自分らしくチームを引っ張る?それがなかなか分からず五回の時は大人しく、時にアドバイスをしてチームを見守ることが自分らしくと思っていた。けれど、不完全燃焼だった去年を思い出すとそれは自分らしくなかったと思う。
だから、今年一年、若にうるさいと言われながらも意見すること、怒ること、褒めること、自分が先頭を切ってプレーすること、後ろからプレーを見守って自分が最後の砦になること、目配せ出来ることは出来るだけたくさんやってきた。
最後の練習日、マネージャーたちから送られたTシャツに書かれていた文字は『stoic』
後輩たちの目に自分はどう映っていたのだろうか。きっと人それぞれやろうけど、でも、その文字を見て、少し報われた気持ちになった。
ゆうき(Big face)
顔はでかいし、一時はやめると思ったけど気付けばコートプレーヤーに。なかなかいい素質をお持ちじゃないですか。愛のあるパス出すから一球一球しっかり決めてこい。
小池
すっかり忘れてたけど去年の西医体後の打ち上げ、二人で泣きながら話してたな。何話してたか忘れたけど。お前はそれはそれは、ものすっごい頑固で言い合いをしたことが、何度もありました。全部根にもっています。きっと西医体中も言い合いするけど、それが出来るのも最後なんやな。去年の悔しさは人一倍やろうし、暴走するやろうけど、それも承知の上。思い切り暴れようぜ。
わく
キャプテンやのにコート上になかなか立てなかったもどかしさは誰にも理解出来へんぐらいのものでしょう。頭頂部も少し薄くなった気がします。それでも、点を決めたとき、チームを鼓舞するときのわくの細い目がさらに細くなる顔、いいね。キャプテンとして優勝したコートで胴上げされた時の気持ち良さは最高やぞ。みんなで一緒に掴みにいこう。
かずま
ロールキャベツ男子。自分でも書いていたように最近自我が芽生えて聞きわけが悪くなりました。でも、それもきっと成長の証。去年のビデオを見て、下手くそすぎると言えるというのも成長の証。この一年、プレーで必死にチームを引っ張ろうとしてきたな。とても頼もしいキャベツになりました。得点王奪い取れ。
かほ
不思議なオーラを醸し出すかほ。あと6試合で引退です。最後はもちろん嬉し泣きで終わろう。最後の最後まで幹部を、チームを支えてあげてください。NPDを中心として、かほの応援期待してます。
愛する同回生たち
俊の言う通り、めっちゃ仲良しかと聞かれればよく分からんけど、この4人で本当に良かったと思う。それぞれ、違った色を持ってて、正直最後まで4人で続けられるとは思ってなかった。けれど、気付けばみんなチームの中心。優勝の瞬間、4人でコートに立っていよう。もう泣いても笑っても最後。もう足が壊れてもなんでもいい。ただただ勝ちたい。どんな不格好でもいい、どんなみすぼらしくたっていい。1点ずつ1点ずつ積み重ねていこう。俺らが一番後輩たちに残すべきものは優勝の景色。
睡眠時間のためにメッセージを省略された愛する後輩たち
優勝の景色を見せてあげたい。勝って終わることが出来るのは一チームだけ。その一チームになるだけのことはやってきた。しっかり背中見ててな。
優勝する準備は出来ましたか?
優勝する気しかしねー!
2009年春、滋賀医大ハンドボール部に四つの種が巻かれました。
それぞれ、違った葉を出し、すくすく真っ直ぐ育つ苗もあれば、くすぶってなかなか背を伸ばさない苗もありました。
苗たちは、それぞれ冷たい水、温かい水、酸っぱい水、甘い水を吸収して大きくなっていきました。
2012年夏、その4つの苗は中心で他の様々な苗をまとめ、一本の木になりました。
その後、少しずつ、それぞれの形で実を作っては地に落とし、新しい種を作りました。
2014年夏、その種も大きく育ち、それぞれの苗が木に集まり、一本の大木となりました。
その大木からは、感謝の実、本気の実、そしててっぺんには優勝の実が出来ました。
めでたしめでたし
滋賀医大10番 村井峻悟
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