滋賀医科大学ハンドボール部

滋賀医科大学ハンドボール部の日々ある出来事を紹介してゆく驚くべきブログです。皆さん、どうぞお立ち寄りくださいませ。

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2018年02月14日 14時57分56秒 | Weblog
 奥田です。
 まず初めに先日創部40周年記念パーティーが京都ホテルグランビアで行われ、たくさんのOB,OGの方々にご参加いただきました事また今回の大OB、OG会の開催にご尽力いただきました茶野先生初め久米先生、八木先生この場をお借りしまして厚く御礼申し上げます。


 近況としては、ついに一年間続いた実習ももうすぐ終わり、元同級生達が国試を終わらせついに本当にラストイヤーがやってきました。改めてわくさん、健太郎、宮田お疲れ様でした。りな、横田は後1週間頑張ってください。そして一年生の時には自分は本当に6年生までたどり着くのかというくらい途方もない時間があるようでしたがやってくるもんですね。後半年で七年続けたハンドボールも終わり、就職活動ならぬマッチングも控え、その半年後には卒業と目まぐるしい一年になりそうでワクワクしてます。ワクワクといえば、わくさんキャプテンの時のわくわく初心者大革命思い出します。懐かしいですね。

 近況はさておき、僕は小学校、中学校、高校では野球そして大学ではハンドボールと18年間もの間クラブチームであったり、部活に所属してきてきました。もちろん辞めたいときも山のようにあってそれでもその時は辞める決断をせず、決断ができず?今まで続けてきました。キャプテンの時から部活において大事だと感じてることは変わっていないのですが、キャプテンの時はいつも最後にチームに対して気持ちをぶつけれる時間がありました。これまで何度か、阿部、ともき、ほづがキャプテンという立場から発言ができて良いなと感じたことがあるので一回一回何を話すか大事にしてもらいたいと思います。


 特にこの医学部という特殊な環境の中で部活をする意味とは何か?を少なからず一度は皆が抱いたと思います。僕ももちろんいだきました。

「何故、医者、看護師に将来なるのにハンドボールをしているのか?」

前にいつかの一分間スピーチでこばが
「後輩の成長がたのしみ。」という趣旨の話をしていました。
それを聴いてこばがこんな事いうようになったのかと嬉しく思えたのを覚えています。

これも一つの例で、僕がキャプテンの時には口うるさく言っていたと記憶しているのですが
「人間的成長」
これにつきます。

もちろん目標としては西医体優勝、学連二部昇格に変わりは無いのですがこの成長無くして達成出来ないと感じています。一年生で優勝した時の滋賀医大のチーム、4連覇を達成した京府医どの世代も味方ながら敵ながら人間的にも尊敬出来る方が多かったです。

ただやみくもにハンドボールをするには6年間なり4年間は長すぎます。

後輩達にはその意味を感じ探しながらしてもらいたいです。


自分と向き合う。自分の力で決断し自分の存在価値を高め、自分で切り開きチームから必要とされる。
医者になってもこんな感じであろうと考えていましたが病院実習を通してより強く感じました。


これは1年生であろうと七年目の僕も関係ありません。去年眼の怪我をして日常生活も出来ない中でもうハンドボールを本当に辞めようかと考えたこともありました。それでも続けれたのは、まだ今のチームに残せる事、やり残した事、悔しさ色んな思いがありもう一度自分の存在価値を高めようと一年生の時のレギュラーを取りに行き純粋にハンドボールを楽しむ気持ちで取り組めているので今はむしろこの経験も良かったんじゃないかと考えています。

そして改めて先日のOB,OG会で滋賀医大ハンドボール部がどのような歴史があり、現役部員の事をどれだけ気にかけて下さっているかを感じました。
そのような先輩方の思い、去年の悔しさみんなのベクトルの先にいれるようにラスト半年過ごします。

ラスト4380時間。
ピント来ない数字ですが西医体までに残された数字です。
西医体は恐ろしいほど一年間の行いが出ます。三年生から出るようになり今年で5回目ですがこれは確かです。
今練習で打ってる何気ない一本、何気ないミスが本当に勝負をかける場面で出ます。僕もそんな場面で決めきれずに悔やんだ試合がたくさんではないですがあります。でももう僕には次はありません。全てが最後です。そのラスト一本、勝負決める場面で自分以外の誰が打っても責任が取れるだけの日頃からの練習の取り組みを僕はもちろん、ともき、メロ、阿部は特に意識してもいいかもしれませんね。

最後嬉し泣きで終えれるように、毎晩西医体で活躍し優勝した姿を想像しながら寝ます。

優勝、優勝、優勝、優勝、優勝、優勝、、zzz


最後になりましたが、お忙しい中室内総合の応援に来てくださった茶野先生、健太郎ありがとうございました。