滋賀医科大学ハンドボール部

滋賀医科大学ハンドボール部の日々ある出来事を紹介してゆく驚くべきブログです。皆さん、どうぞお立ち寄りくださいませ。

決断

2017年01月24日 22時05分38秒 | Weblog
決めて断つ。

奥田です。


まず初めに、
僕は今シーズンでハンドボール部
を引退する事を決断しました。


留年が決まった時から自然と7年目をしようと
自分の7年目に疑いを持たずに過ごしてきました。


しかし日に日に今年の西医体で引退しようという気持ちが強くなり今回のblogで僕の決断を書かせていただきました。


理由は本当にたくさんありすぎてどれが1番という訳ではないです。


個人とチームに1つずつ上げるとしたらその自分の気持ちに素直にならずにつづけてしまう事への恐怖

そして

僕一人が残るより僕も今年の卒業生と一緒に卒業してチームが劇的に変化するのがこれからのチームにとって良いと確信しているからです。




こう決めてから自分の中で
日に日に大きくなる思いがありました。




少し傲慢ですが、
「何か後輩達に残したい。」
という思いです。




これまでの卒業生の方々一人一人が
残して頂いたもので僕は出来ています。



それは

「人間力」

「ハンドボールに取り組む背中」

「ハンドボールの技術」



など本当にたくさんあります。


プレーヤーの技術で
僕に残して頂いたものだと

今の1年生も共に過ごしたすけさん、かずまさんからは

例えば

「45の カウンターの動き」

を頂きました。


マネージャーのかなさん、りかこさん、りなからは

「マネージャー力(色んな意味を含めた僕の中の言葉です)」

を頂きました。

もちろんこれだけではないですよ。



ハンドボールに取り組む背中は

一人一人本当に鮮明に覚えています。



そのような個性豊かな先輩方に

共通するのが

「後輩達にさせてあげて
ミスしてもそのミスをおれが取り返してくる」


という
背中やハンドボールを通しての
人間力です。




たまにハンド部のblogでも出てくる
山本五十六の言葉で

「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、
ほめてやらねば、人は動かじ。」

という言葉がありますが

僕は特にこの

「させてみせ」

の部分が難しく1番大事な所だと感じています。

だから

僕個人は、

フローターだと

ともき、穂積、日笠に試合でさせてみせ

それを挽回できるだけの力

を残りでつけたいと思います。




そしてそう決断したからには

大学生活最後の西医体まで7ヶ月を切りました。

このチームのタイムリミットも残り7ヶ月です。


何が何でも

このチームで取れるものは全部取りに行きます。






僕のハンドボールへの姿勢や技術や

奥田進太郎という人間を通して

後輩達に何か1つでも

先輩達が僕にして下さったように

残せたらなと思います。


最後になりましたが、先週の土曜日に練習試合の相手をして下さった三重大学の全学のハンドボール部の皆様ありがとうございました。