ユーロな日々

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素直に喜べない *日本-オマーン 1-0

2004年07月21日 | Asian Cup
待ちに待ったアジアカップの初戦は、まさに真剣勝負、これこそ日本代表に必要な舞台だと高揚した気分で見た。試合が終わったあと、よくワールドカップの予選でオマーンに勝てたものだ、と思った。やはりホームアドバンテージがあったからこそ、ロスタイムで最後の力がでたのだろう。久保の個人的な能力の高さもあった。
改めて、10月のアウェー戦で勝てる保証はないと思った。

このゲーム、俊介の個人技で勝ったというべきか、それとも守りきったディフェンス力こそ勝因とすべきか、迷うところだ。
確かに、あんなに押されながら虎の子の1点を守りきったことを評価する気持ちはあるのだが、しかし、どうしてあんなにゲームを支配されてしまったのか。その問題の方が大きい。
ジーコがそこをどうとらえているか、そして次のタイ戦にむけて戦術を修正してくるのかどうか。

追いつかれなかったのだから、地力が上がったといえるかもしれないが、1点とられてもおかしくなかった。
もしそうなっていたら、反撃できただろうかと考えても、イメージがわかない。左右、特に右からの攻めがなかったし、隆之はこけすぎるからゲームが止まってしまう。早いパス回しもできてなかった。
やはり素直に喜べない。

しかし、あれほどゲームを支配していたのに勝てなかったオマーンの選手はどうなのだろう。かなり落胆しているのだろうか。とても興味がある。