ユーロな日々

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デポルティーボとオサスナ 補強の差がでた 〔リーガ2節〕

2004年09月15日 | 欧州2010-2003
リーガ第2節デポルティボ対オサスナを見た。ホームのデポルティーボは昨年3位で、オサスナは一時5位まで上がったが後半失速して13位まで落ちた。優勝まであと一歩というポジションを抜け出せないデポルティーボだが、どういうわけか、ほとんど補強をしなかった。一方のオサスナはミロシェビッチを獲得するなど大型の補強をした。その差がでた一戦だった。
前半パンディアーニのシュートでデポルティボが先制したが、ロメロがPKを与えてしまって追いつかれた。しかしオサスナは退場者が出して10人になってしまう。これでデポルティボのペースになるかと思われた。が、そうはならなかった。これだからサッカーはわからない。
オサスナのディフェンスは、むしろ10人になって引き締まったようにすら見えた。そして素早いカウンターでえぐって、マイナスに戻したボールをミロシェビッチがきっちり決めた。ミロシェビッチはさらにペナルティエリアのすぐ外からループでモリーナの頭上を抜いて、決定的な3点目を入れてしまう。失点は最終ラインの責任というよりも、ボランチが機能していなかったためだ。マルオシルバは途中で入ったが、やはり不調ですぐに交替した。彼の穴は大きい。
バレロンは厳しいマークでいい仕事ができなかった。ルケはパンディアーニと揉めたことが原因でか、途中出場だった。これも痛かった。
初戦もエスパニョールと引き分け、今日はホームで惨敗。ほとんど補強しなかったことが響いている。ミロシェビッチの活躍が素晴らしかっただけに、余計にそう感じた。