ユーロな日々

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オランダ チェコを粉砕して本大会出場を決める 〔チェコ-オランダ 0 - 2 グループ1〕

2005年10月11日 | Germany 2006
このカードはいつも見ごたえのあるゲームをするが、この日もそうだった。
チェコは長身コレルを軸に得点するパターンなので、コレルの欠場は痛いところだが、序盤からチェコが押していた。バロッシュが再三飛び出してあわやという場面を作るのだ。が、決まらない。それでも何度目かの突破を倒されてPKを得た。これが決まっていれば優位に立ったろうが、ロシツキーがファンデルサールに止められてしまう。
そして逆にそのあと、ロッペンの素晴らしいプレーで2点を失ってしまう。
その後もチェコは攻め続け何度となくPA内に侵入するが得点できない。ゴール前に放り込んだり、細かいワンツーで突破を試みたりするばあかりで、シュートを打たないのだ。
やっとシュートを打ち始めたのは後半30分を過ぎてからだが、遅すぎた。
オランダはすばらしいチームになった。
ファンバステンは主任当初から、セードルフ、クライファート、ダービッツといったわがままなベテラン達を外し、世代交代を図ったが見事に成功した。同じことを試みて失敗したドメニクと対象的だ。
65才の名将は、動くのが遅い。ユーロでギリシャ相手に負けたときと同じだ。やはりもうトシなのだろう。チェコはこの敗戦でルーマニアにも抜かれ、一挙に3位になってしまったが、勝点差は1だからフィンランドに引き分け以上でなんとか2位にはなれる。この組も厳しい。

〔チェコ-オランダ 0 - 2 グループ1〕