ユーロな日々

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チェルシーが悲願のビッグイヤーを獲得して、2011-2012シーズンが終わった。

2012年05月20日 | 欧州2010~
後半30分までは、つまらないファイナルだな、とだんだん腹立たしくなってきていた。
こんなチームに、バルサもマドリーも、どうして敗れたのか。
とくにマドリー。
1stレグの終盤に、引き分けでいいや、という感じになって、受けにまわった途端に、失点してしまったあれ。
こんなバイエルンにポゼッションで下回る方がどうかしている。あの日のマドリーも今日のチェルシーも。

ドログバのゴールには興奮した。やはりすばらしい選手だと。
しかし、その後のチェルシーにはがっかりした。
延長戦もふくめて、なんというテンションの低さ。
勝つ気はあるのか、アドレナリンはでてるのか、と思ってしまう。
他方のバイエルンは、でくのぼうのドイツサッカーまるだし。
いわば無能と臆病の戦い、といいたくなった。

それでもチェルシーを応援していた。
そしてPK戦。
あのユナイテッドとの、モスクワのPK戦を思い出す。
今日の5人目はドログバ。
バイエルンの5人目、シュバインタイガーが重圧に負けたあと、ドログバは重圧を跳ね返し、初優勝を決めた。
あの頃のチェルシーのほうがはるかに強い、いいチームだったのに、テリーのミスでほぼ手中にしていた勝利を失った。
そして今日のチェルシーはこんなフットボールしかできなかったのに、最高の栄冠を手にいれた。
あの日のご褒美を、何年もたった今日、フットボールの神様が上げたのかな。
終わったね。2011-2012シーズン。
マドリーのリーガの覇権奪回。シティの44年ぶりのプレミア優勝。そしてチェルシーのチャンピオンズリーグ初優勝。
なかなか面白いシーズンだったよ。
ありがとう。
素晴らしい選手、監督、スタッフ、サポータの皆さん、そしてフットボールの神様。

チェルシー 1-1 バイエルン PK 4-3
UEFA チャンピオンズリーグ決勝
ミュンヘン 2012.5.20

写真は、The Sun からです。
http://www.thesun.co.uk/sol/homepage/sport/football/4326693/Chelsea-win-the-Champions-League-Champions-League-Final-2012-match-report.html