オランダがついに決勝へ

スナイデルのゴールでオランダが先制したが、フォルランが入れ返して追いつき、その後も暫くウルグアイのペースだった。
しかし後半、意外にも、先に走れなくなったのはウルグアイの方だった。
前にボールを入れても人数が足らない。受けた選手がキープできない。
で、追加点がオランダに入る。
ＧＫはボールが見えにくくなっていて、届かなかったのだが、しかしリプレーで見ればファンペルシーはオフサイドの位置。
関与しなかったと判断して上げなかったというよりは、レフリーは反応できなかった感じだ。
またもや、これか、と少々がっかり。
そしてロッペンが技ありヘッドで３点目を入れたのだが、疲れてディフェンス陣がついていけなくなっていた。
試合前には、スワレスが出場できないウルグアイが、オランダを倒すのは難しいだろうと予想していたが、フォルランの同点ゴールが決まったときにはオランダが焦って負けるような気がしたのだが。
ウルグアイは選手交代をもう10分早く、後半20分ぐらいに決断していれば、もう少し早く２点目を取れたのではないか。
ロスタイム寸前の２点目はいかにも遅すぎた。
ブラジルとアルゼンチンは愚かな戦い方をして敗れたが、ウルグアイはそうではなかった。
オフサイドの判定があったら、というアンラックもあったので、気の毒な気はする。
が、決勝のカードとしては、オランダの方が面白いというのが正直なところ。
相手はドイツを破るだろうスペイン。
そしてスペインが勝つ、と思う。

オランダーウルグアイ　３－２