ユーロな日々

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バルサにとって楽ではない連覇への道 堂々たるアラベス 〔アラベス:バルサ リーガ1節〕

2005年08月28日 | 欧州2010-2003
二部を3位で昇格してきたバスクのアラベス。いくらホームとはいえ、こんな結果は誰も予想しなかったろう。すばらしい戦いぶりだった。
前半は集中したディフェンス力が目立った。後半は疲れもあってかルーズになった場面もあったが、アルゼンチンのGK、ボナーノがファインセーブを連発し、結局バルサにゴールを割らせなかった。
しかし、感動したのは、ホームのアラベスがドロー狙いにいかなかったことだ。ロスタイムになっても、チャンスとみるや反撃を試みていた。これこそセリエとは違う、まさにリーガの醍醐味だ。
まったく補強しなかったバルサの初戦。04-05シーズンのような独走はないだろう。なぜならバルサの戦いぶりは、みんなが知っているからだ。バルサ相手に戦う選手達の頭脳には、ロニーやエトーの信じられないプレーのイメージがインプットされている。昨シーズン二部だったアラベスでさえこうなのだ。連覇への道のりは、限りなく険しいものになるだろう。そう感じさせるゲームだった。

〔リーガ1節 アラベス:バルサ 0-0〕etoでら