けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

盛りだくさん

2010-08-09 03:54:38 | football

グティ!
ビジャレアルとのプレシーズンマッチが、グティのベシクタシュでのデビュー戦となりました。いま前半20分を過ぎたくらい。
よりによってスペインで、しかもビジャレアルか。ビジャレアルでは大人気のグティ、ボールを触るたびに、やっぱり盛大なブーイングを浴びております。忘れてくれないんだなあ。
そのグティですが、通じてるのかどうか、ジェスチャー入れながらチームメイトとコミュニケーションとってるようです。ボール触る機会が、今のとこ少ないかな。でも、元気そう。
ていうかこれ、ニハトの帰還試合ですね。

朝になって追加:
ビジャレアル 2-2 (PK 6-5) ベシクタシュ


試合開始からビジャレアルが優勢に見えた割には、ベシクタシュが先に2点取る展開。ビジャレアルがカニのゴールで1点返した頃に、見ていたチャンネルの調子がおかしくなり、そのまま寝落ちしてしまったんですが…PK戦まであったんだ。
ベシクタシュにとっては、これが最後のプレシーズンマッチ。リーグ戦は14日からスタートするそうです。

MARCA画像集(ペジェグリーニ、来てたんですね)

グティのコメント
「ここまで、とてもうまく馴染んできているよ。昼食の時間はスペインに似ている(スペインの昼食はだいたい14時~16時くらい)。出会う物事すべてが、大きな驚きだ。生活のリズムは、まさしくヨーロッパ風。マドリーにいるみたいなのに、そこはイスタンブールなんだ。」
「現時点で、マドリーのことを思い出してさびしくなったりしていないし、そうならないようにと願っている。それは、物事がとてもうまくいっている、ということを意味するわけだから。まだ新しいチームに来て10日しかたっていない。今日の試合はとても良い感触だったけど、まだ早いよ。このチームで、俺たちはリーグ戦もトルコカップも勝ち取れると思うし、UEFAの大会でも出来るだけ上までいけるよう挑戦していく。」
(ラウルについて聞かれ、うまくやっている、満足しているようだと答える)
「彼はもうゴールを決めている、それは重要なことだ。この新しいステージで、すべてがとてもうまくいくように、祈っているよ。」
(ビジャレアルファンから受けた敵対的な反応について)
「その問題については解決したいと思っているし、ビジャレアルの人たちに伝えたいと思う。起きたことはかなり前のことで、もう終わらせたいと思う。だから俺は謝罪する。」
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上のほうにも書きましたが、グティがボールを持つたびに、必ずブーイングや口笛が浴びせかけられていました。これまでも何度か出てきている話ですが、10年ほど前にビジャレアルに遠征した際、グティがビジャレアルファンを「田舎者」呼ばわりした挙句、失礼なジェスチャーをして見せたのが、ずーっと因縁になっているのです。ASの記事の読者コメントに「謝罪は受け入れるけど、忘れねえぞ」みたいのがあったり……。


先制点につながるスルーパスは、グティから。



Amistoso 08 de agosto de 2010
L.A. GALAXY 2-3 REAL MADRID

L.A.ギャラクシーのゴール:Dunivant(40)、Donovan(45)
マドリーのゴール:イグアイン(52、62)、ペドロ・レオン(71)

前半
GK:デュデク
DF:セルヒオ・ラモス、アルビオル、ガライ、ドレンテ
MF:ラス、ディアラ、ディ・マリア、グラネロ、ファン・デル・ファールト
FW:ベンゼマ

後半
GK:イケル
DF:アルベロア、ペペ、ガライ、マルセロ
MF:ガゴ、シャビ・アロンソ、クリスチアーノ・ロナウド、ペドロ・レオン(88、モラタ)、カナレス(90、アレックス・フェルナンデス)
FW:イグアイン

いろいろ用事を片付けたりしながら、小さな画面で試合を見ていたので、細かいことはいえませんが、前半と後半で出来が大きく違う試合でした。まだプレシーズン2試合目で、最後の合流組もやっと出場したくらいですが、新シーズンに向けたテストでもあり・・・とすると、この試合で前半出てた選手たちの印象はマイナス。一絡げにしてしまうのも問題かもしれませんが。攻撃は、所々でポジションがかぶったりして、どうももたついてる感じ。組み立てられず、連携できず。ディ・マリアの縦への突破が、2度ほどあったかなあ。最初の失点はCKからのゴタゴタから。2失点目は、ペナルティエリア内で、相手選手の胸元へドレンテが飛び蹴り。公式戦なら即ロハで、数試合のペナルティが付くかもしれないくらいの、無謀というか無思慮なプレイ。PK献上して、0-2で混乱の前半は終了。
後半は、ガライ以外の10人をそっくり入れ替えてスタート。パススピードが上がって、攻撃に絡む人数も増え、ぐっと流れが良くなった。というのが、そのまま結果につながったと言って良いのかもしれません。ゴールは、クリスチアーノのパスを受けてのイグアイン1点目、2点目はCKを跳ね返されたところから、ガゴのパスを受けたイグアインがうまくボールを捌き、シュート。手前に残っていたガライの喜び方がいい。3点目は、イグアインからカナレス、カナレスのヒールパスを受けてイグアインシュート、弾かれたボールを拾ったペドロ・レオンが、エリアの外からきれいな弧を描いたシュート。ゴラッソ! このゴール、最初はカメラがシャビ・アロンソを映してばかりいたので、アロンソが決めたのかと思い込んでしまった。映像見直したりもしましたが、なかなかペドロ・レオンが映らなくて。
前半との対比で見てしまう部分もありますが、でも、やっぱり後半のセット(特に中盤から前)に期待してしまう。ペドロ・レオンもカナレスも、出ている時間の中での波があったり(かかわりの薄い時間があるように思う)、連携の問題もまだあるとは思いますが、期待以上の馴染み具合なのではないかと思います。前半の、よくなかった選手でも、後半の流れに入っていたらどうだっただろうか、という楽しみもある。

アメリカ合宿はこれで終わりで、選手たちはスペインに戻ってきます(きました、かも)。次は、代表戦を挟んで、13日、アリアンツ・アレーナでバイエルン・ミュンヒェンと対戦する予定です。


フィジカルの問題
試合後のオフィシャル情報によると、ペペが右脚のひらめ筋に違和感を訴えているとのこと。
また、詳細な情報は出てきていませんが、試合前日のトレーニングでハムストリング辺りを痛めていたらしいケディラは、結局出場なしに。
アルビオルは、足首の状態は良くなっているがまだ100%ではない、と試合後にコメント。


DFLスーパーカップ
FC Bayern München 2-0 FC Schalke 04


契約したフジNEXTで見れるはずの試合、なんですが、帰省中につきお預け。一応ネットで見ましたが、あまりよくわからなかった。ラウルにボールが入らないなあ、というのと、攻撃が右偏重(内田のとこ)だな、という印象。どちらかに寄るのは悪いことじゃないと思うけど、でも、バランス悪いなと思ったのも事実。内田は、上がるタイミングの思い切りの良さなんかは良いと思いましたが、そこから先(有効なクロス、中へ切れ込むとか…)がもうちょっとがんばってほしいな、と。あと、失点の仕方がちょっと惨かった。


ハルケに
毎年プレシーズンにカディスで行われるトロフェオ・ラモン・デ・カランサ。今年はカディスの他に、セビージャ、アトレチコ、エスパニョールが参加。トーナメント式で決勝はエスパニョールとアトレチコが対戦し、PK戦の結果、エスパニョールが勝利。授与された大きなトロフィーには、ダニ・ハルケの顔をプリントしたシャツがかぶせられて……。
ハルケが急死してからちょうど1年。エスパニョールのホームスタジアム、コルネージャ・エル・プラットの21番ゲートには、キャンドルや花が新たに供えられていました。




夏休み

2010-08-08 11:20:02 | football
第2戦
L.A.ギャラクシー戦がまもなく始まります。公式に先発が載ってました。前日の練習で、ハムストリング辺りを痛めたとか報道されていたケディラは、その後の報道だとそれほど重いものではなかったはずですが、この試合の先発には入ってません。出てくるかな。アルビオル、この試合では先発ですが、フィジカルの問題で代表落ちしたんじゃなかったっけ…?

GK:25 Dudek
DF:4 Sergio Ramos、18 Albiol、19 Garay、15 Drenthe
MF:10 Lass、 6 Diarra、22 Di Maria、11 Granero、23 Van der Vaart
FW: 9 Benzema

背番号ごと載せてみました。もしかしたらまだ変更もあるかもしれませんが、公式の選手紹介は、既に一新された番号で掲載されています。アルベロアは、2を返上してお気に入りの17へ。ケディラは24、14は噂どおり(?)シャビ・アロンソのもとへ。


夏休みなので
Jリーグ ディビジョン1 第17節
清水エスパルス 2-1 鹿島アントラーズ

清水のゴール:藤本淳吾(37=PK)、交代出場から1分での枝村匠馬の胸で押し込み(74)
鹿島の得点:こおろき

GK:西部
DF:市川、平岡、岩下、太田
MF:本田、兵働(伊東)、小野(枝村)
FW:藤本、岡崎、ヨンセン

日本平での観戦は、もういつ以来のことか覚えてないくらい久しぶり。大混雑でしたが、スタンドの盛り上がりとか一体感もすごくて、行ってよかった。
生イチを見たのも久しぶりでした。マドリディスタにとってカンテラ出身選手が特別なように、清水サポにとってもユース上がりの選手はちょっと特別な感じがするのです(少なくとも私は、ですが)。17歳でトップデビューしたイチも、もう30歳……感慨深い。しかも今シーズンはだいぶ長く離脱していて、前節から復帰したばかりだったので。元気そうで良かった。最後バテてた感じだったけど。
あとは、良い方向に淳吾がキレてたのとか、ホンタクの守備が効いているのとか、小野のトラップとか試合中の気遣い(?)とか……見てて楽しいし、良いチームです。
どうかこのまま失速せずに、粛々と首位のまま進んでいっていただきたいと思います。

桜海老かき揚げ&黒はんぺん(+生ビール)、美味かった!


カナレスに期待

2010-08-07 04:29:17 | football
カナレスに期待
クラブ・アメリカ戦、結局試合は見れないままでしたが、とりあえず試合内容に関した記事など。カナレス、良かったんですね。この先が楽しみだ。
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カナレスはグティの役割を果たす
モウリーニョのマドリーは、元ラシンの選手のコントロールにより、クルブ・アメリカに勝利

キャンドルスティック・パークからサンフランシスコの湾まではすぐ。このシナリオで、ジョゼ・モウリーニョのマドリーがクルブ・アメリカとの対戦でデビューを飾った。カピタンはマルセロ(カシージャスとセルヒオ・ラモスは、最後に合流した他の代表選手たちと共にL.A.に残っていた)、クリスチアーノの背中には7番、ラストガゴのドブレピボーテ、新加入のペドロ・レオンとセルヒオ・カナレス。マドリーの小さな部分が、詳細を描き出した。元ヘタフェのペドロ・レオンのボールのキックは素晴らしく、また元ラシンのカナレスは良い距離感を持ち、ゴールも決めた。ベンゼマとクリスチアーノの壁の後ろからだ。
カナレスもまた、U-19の欧州選手権を戦って月曜日に他の代表選手たちと一緒に合流したばかりで、その中では、唯一サンフランシスコまで遠征した選手だ。先ごろまではグティがプレイしていた場所、この試合ではカナレスが、ペドロ・レオンとクリスチアーノにエスコートされて、その場所を占めていた。今年の1月に、ラシンの監督であるミゲル・アンヘル・ポルトゥガルは、トップチームに引き上げ、メディアプンタ(プレイメーカー)の役割を与えたサンタンデールの金髪の少年を、グティとファン・デル・ファールトを混ぜたようだと言った。そして彼(ポルトガル?)は、自由に、柔軟に、自然に、その才能を発展させられることをわかっていた。
現時点で、それは確実のようだ。カカはベルギーで膝半月板の手術を受け、ファン・デル・ファールトがリズムを取り戻すのを待つ間、19歳のこのブロンドの少年には先発の道が開けている。

モウリーニョは、ガゴとラスをドブレピボーテに置き、ベンゼマを1トップとする4-2-3-1を試みた。これは、モウリーニョがインテルで用いたのと同じ戦術であるが、動きの自由度という点で異なる。たとえばペドロ・レオンとクリスチアーノは、エトオやパンデフよりも、もっと前でプレイしていた。

後半、イグアインがベンゼマに代わって出場。マルセロは、着けていたブラサレッタをママドゥ・ディアラに預けた(ディアラのミスはクルブ・アメリカの2点目につながった)。そしてペドロ・レオンは、右サイドのポジションを、別の新加入であるアンヘル・ディ・マリアに明け渡した。マドリーが先制した一方、クルブ・アメリカは、立て続けにゴールを決め、スコアは1-2。しかし後半に決まったイグアインとクリスチアーノのゴールが、モウリーニョのマドリーの初戦を、勝利で終わらせた。
土曜日には、スペインに戻る前に、ランドン・ドノバンが所属するL.A.ギャラクシーと対戦する。代表選手たちが起用できる。
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不信
膝の半月板の損傷で手術を受け、3~4ヶ月の離脱が決まったカカについて、さすがに厳しい意見が出てきているようです。ASなんかは率直に、ファンは怒っている、という記事を書いていたり。フィジカルに問題があることがわかっていながら、W杯への出場を強行したこと、1ヶ月のバカンス後に今回の負傷が明らかになったことなどが、不信を呼んでいるようです。

MARCAには、今回の手術を担当したMartens医師の、カカの負傷に対する見解が載っていました。ワールドカップでは違和感がありつつプレイし、最後の辺りではかなり痛みがあったはず。特にオランダ戦やチリ戦ではかなり無理を押して出場していたのだろう。カカ自身のキャリアが深刻な危険に晒されるような負傷であるが、幸い適切なタイミングで処置できたことは良かった、といった感じ。
ASにもMartens医師との一問一答の記事がありますが、ACミランと一緒に仕事をするなど、カカのことはよく知っていて、信頼関係がある人のようです。カカについて「彼はいつも、違和感があってもプレイできると考えている。その深刻さを見落としているようだが、医師にしてみれば、患者自身がどこかに問題があるという警告を発さなければ、何もできないものだ。(問題箇所の)画像を見て、彼にメールを送って伝えた、速く私のところに来なさい、問題はもっと進む可能性がある、とね。」 と答えている箇所があります。

マドリーに戻ってきたカカのコメントが出てました。
「昨シーズンから膝の痛みがあった、ワールドカップ前にも。でもそれが深刻なものだとは思わなかった。ずっと恥骨炎に問題があって、他の箇所に違和感が出るのはその影響だろうと思っていた。」 という感じ(かなり要約してますが)。

無理してでもワールドカップだけは特別、なんだろうけど、慢性になっている恥骨炎に膝の痛みがあって、それでも何とかなると思ってたのかな…。結局、ワールドカップ前後共に、数ヶ月もの間クラブでまともにプレイできない状態ことになった。思うようにならないのが一番辛いのは、本人だろうというのもわかるけれど、ファンが、さすがに不信感を募らせるのも仕方ないことかもしれない。


スキャンダル
ややこしい話で、よくわかっていない部分もあるのですが、現在騒がれているリーガのスキャンダル。リーガのスキャンダルなんて、よくある話じゃないかと言われたらそうかもしれませんが。

問題になっているのは、今シーズン昇格してきたエルクレス。エルクレスの筆頭株主であるエンリケ・オルティスが、自チームの選手たちを仲介として、サラマンカ、コルドバ、ジローナ、レクレアティーボに対し、自発的に負けてくれるよう依頼した(当然金銭をちらつかせて)、という疑惑。コルドバのGKのプレイなどが問題視されているようです(GKが10万ユーロ受け取ったとか)。さらには、終盤戦の頃に、昇格を争うライバルチームの対戦相手チームに、プリマ(報奨金、ボーナス)を提供する申し出をしたという疑惑(つまり、小遣いやるから勝ってくれ、ということ)。

疑惑というか、既にもうだいぶ前から、問題が表に出てきていたようで、仲介した選手も、トテ(あのトテ、現エルクレスのカピタン)、アブラハム・パス(第2カピタン)といった名前が上がっていますし、この疑惑について当事者(関わったとされる選手たち、オルティス)の電話の会話が録音されたものやSMSの証拠が存在するようです。
たとえば36節の対戦相手コルドバの関係者と接触するに当たって、トテからオルティスに「金を用意して。2万5千ユーロから15万ユーロくらいになる」というメールが送られていたこととか、昇格のライバルだったアリカンテと対戦するナスティックの選手たちに、2万ユーロのプリマを用意したことだとか…。

いつ頃からこの問題が取り上げられていたのか、誰がどう訴えたのか、経過がさっぱりわからないのですが、数日前にこの件についてアリカンテで行われた裁判では、判事が、録音された内容は確かに問題のあるものだが、録音自体は盗聴によるものでプライバシーの侵害に当たるとして(おそらく証拠能力がないと判断)、事態をサッカー協会や国のスポーツ審議会(CSD、名称がよくわからない)での調査へと送ることはしないと判断した、ようです。今回の判決では、試合を買うことは、刑法上の罪に当たらないとされたとのこと(ちなみに、法改正により、今年12月22日から刑法に当たる罪になるらしい)。

昇格取り消し+降格(セグンダBやテルセーラへ)とかいう処分もあり得るところを、証拠が盗聴によるものなので採用せず、これ以上を問わない、というアリカンテの司法の判断。当然ながら、ギリギリで昇格が適わなかったベティスの関係者からは、さらなる調査の要求が出されていますし、スペイン政府からも、アリカンテでの司法判断に対し、上訴する流れになっているようです。

プリマの問題なんかは、ここ数年はあまり聞かなくなりましたが、少し前まではプリメーラでも、リーグ戦終盤になるとそんな話が噂されることもあったようななかったようなごにょごにょ。でも、負けを依頼した、とかいう話の方は、どう考えても問題になりそう…もちろんエルクレスは、八百長を否定し、コルドバやレクレも関与を否定しているようですが。今後、調査が長引いたり、完全な証拠が見つかってエルクレスに処分が下されるようなことがあれば、リーガ全体にも影響が出てくるかもしれない。たとえば、開幕が遅れるとか、対戦カードが組み替えられるとか……。
慣れない単語も多くて(スペイン語にしろ英語にしろ)、誤解したり勘違いしたりしてる部分もあると思います。ここまで書いておいてなんですが、まるっと信頼されないようにお願いします。どこかもっとちゃんとしたブログさんとかニュースとかで、情報がわかるといいのですが。

夏は忙しい

2010-08-06 07:10:43 | football


Amistosos: 05 de agosto de 2010
CLUB AMERICA 2-3 REAL MADRID

マドリーのゴール:カナレス、イグアイン、クリスチアーノ・ロナウド

試合、まともには見れませんでした。しかも、ハイライトもまだちゃんと見てない。試合時間が一部昼休みとかぶったので、あいぽん+じゃすてぃんで、冒頭の30分ほどは見てました。カナレス出てるんだとか、CKはペドロ・レオンかーとか、ああやっぱり7はもう付けるわけね、とか。詳しいことはよくわからなかったけど、とりあえず、ボール回しが速いことはわかりました。

公式に、この試合の選手リストが載っていたんですが、グラネロ、11番になるの?


スペイン代表発表
11日にメキシコと親善試合を戦うスペイン代表が発表されました。

PORTEROS: Iker Casillas (Real Madrid) y Victor Valdes (Barcelona).
DEFENSAS: Alvaro Arbeloa (Real Madrid), Sergio Ramos (Real Madrid), Joan Capdevila (Villarreal), Carlos Marchena (Villarreal), Gerard Pique (Barcelona), Carles Puyol (Barcelona) y Monreal (Osasuna).
CENTROCAMPISTAS: Xabi Alonso (Real Madrid), Busquets (Barcelona), Cazorla (Villarreal), Cesc Fabregas (Arsenal), Xavi (Barcelona) y Bruno Soriano (Villarreal).
DELANTEROS: Silva (Manchester City), Pedro (Barcelona), Navas (Sevilla), Mata (Valencia), Villa (Barcelona) y Llorente (Athletic)

W杯に出場した選手たちは、ようやくそれぞれのチームに合流したかどうかというところですが、大部分がそのままそっくり召集されています。バルサとセビージャのスーペルコパ第1戦が14日に行われるのに、関係選手たちがまるまる召集されたことが、論争の対象となっているようです。
レイナ、アルビオル、フェルナンド・トーレスについては、それぞれフィジカルの問題を抱えているとみなされ、イニエスタも大会前からの負傷の影響を懸念して、召集を免れました。ハビ・マルティネスは、U-21代表に召集されているので、こちらも今回の方には入らず。
新しい顔はビジャレアルのブルーノ、モンレアルは…代表の試合出たの見たことないかも…覚えてないだけかな。あと、カソルラが復帰です。


ビジャレアルから4人



フランス代表
幸か不幸か、南アフリカに行かなかったベンゼマとラスが召集されています。例の23人は召集されず。


鍛えられ中
情報を頂きました。マガト式トレーニングで鍛えられ中のラウルが見れます。見てるだけで腹筋が痛くなってくる気がする…。

Raul trifft Medizinball [1/2][2/2]
Alles Raul oder was?

シャルケ、今週末またバイエルンと試合やるんですね。DFLスーパーカップ、ブンデスリーガ優勝&ポカール優勝のバイエルンvsブンデスリーガ準優勝のシャルケ、ということで。

カカ、年内は無理

2010-08-05 21:44:16 | football
試合の話の前に。

カカのメディカル情報
レアル・マドリーC.F.の選手であるリカルド・イセクソン・ドス・サントス・レイテ・"カカ"は、アントワープにあるEeuwfeestキャンパスのAZモニカ病院において、Marc Martes医師の執刀により、左膝の手術を受け成功した。左膝の半月板の軟骨の負傷に対して関節鏡視下手術を行ったもので、影響は最小限に抑えられている。離脱期間は3~4ヶ月の見込み。
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補足として、約12時間前の記事(出所を忘れた…)+マドリーの最初のメディカル情報。
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レアル・マドリーのMFカカは、メディカルチームの責任者カルロス・ディエス医師に伴われて、今夜、アメリカからアントワープヘと向かった。サンフランシスコ発のクラブのレポートによると、左脚半月板の関節鏡視下手術を受けるためである。つまり、カカは外科的手術を必要としていたということだ。
カカは、L.A.からブリュッセルへ、アトランタ乗換えで出発した。ブリュッセル到着後は、車でアントワープへ向かう予定。ここで検査を受けることになる。
レアル・マドリーに加入して以来、複数のフィジカルの問題が、カカがクラブが求めるレベルに達することを阻んできた。恥骨炎によって、昨シーズンは数週間に渡ってプレイできず、フル出場はわずか7試合のみであり、さらにはワールドカップでも、その出場にも負担を与えるものとなった。

レアル・マドリーは、午前1時55分に、公式ページでカカのメディカル情報を発表した。

クラブのメディカル情報
ロサンゼルスでのプレシーズントレーニングに到着し、チームトレーニングに合流するためのメディカルチェックを行った結果、レアル・マドリーC.F.の選手であるリカルド・イセクソン・ドス・サントス・レイテ・"カカ"は、左膝に違和感があることがわかった。
診断、複数の検査を実施した結果、関節鏡視下手術を必要とするであろう半月板負傷の可能性が疑われている。
また、恥骨炎については、ワールドカップ後のバカンス時期のために、サニタス・メディカルサービスとレアル・マドリーによって計画された予防的なトレーニングが適用された結果、明らかな改善が認められる。
同選手は、カルロス・ディエス医師に伴われてベルギーへ移動し、サニタス・メディカルサービス、レアル・マドリー、また選手自身が信頼を寄せているMarc Martens医師の診断を受ける。
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見たいけど

2010-08-05 06:41:00 | football
最初のテスト
まもなく、マドリーは今年最初のプレシーズンマッチを行います。相手は、メキシコのクルブ・アメリカ。場所は、L.A.ではなくサンフランシスコ。召集選手は以下のとおり。リハビリ中のカカと、最後に合流したケディラ、ラフィ、イケル、セルヒオ・ラモス、シャビ・アロンソ、アルベロア、アルビオルは、帯同せず。

GK:デュデク、アダン
DF:ペペ、マルセロ、ガライ、ナチョ、テバル
MF:ラス、ガゴ、ディアラ、ドレンテ、グラネロ、カナレス、ディ・マリア、ペドロ・レオン、アレックス・フェルナンデス、ファンフラン
FW:クリスチアーノ・ロナウド、イグアイン、ベンゼマ、モラタ

右のラテラルは誰がやるんだろう。ナチョ、できるのかな? ASによれば、中盤はラス、ガゴ、ディアラのトリボーテ、前にはクリスチアーノとペドロ・レオンを左右エストレーモに置いて、トップにベンゼマの4-3-3、しかし4-4-2もテストするだろう、MARCAは、ガゴとラスのドブレピボーテに左右エストレーモを置く形、と……プレシーズン1試合目なので、まだあれこれ言っても仕方ないか。いない人も多いし。

試合は現地22時、スペイン時間朝5時、日本時間昼の12時。見れません。一応、ラ・セクスタでは、スペイン時間で木曜15時30分(日本時間22時30分)から録画放送をするようですが、ラ・セクスタは最近スペイン国外からは見れなくなっているようなので……。それでも録画放送があるなら、その時間帯、どこかに何か転がっているかも。


揃ってます
最後の2人も既に到着しております。これで全部。









静岡
毎年夏に静岡で開かれているSBS国際ユースに、今年はU-19スペイン代表が参加することになりまして、マドリー公式では、カルバハル、アレックス・フェルナンデス、サラビア、ヘセ・ロドリゲス、モラタの5人がマドリーから召集された、というニュースが紹介されています。

Real Madrid: Carvajal, Alex Fernandez, Sarabia, Jese Rodriíguez y Morata.
Espanyol: Edgar Badia, Jordi Amat y Albert Blazquez.
Barcelona: Marc Muniesa, Sergi Roberto y Alberto Dalmau.
Mallorca: Yeray Gomez.
Athletic: Jonas Ramalho y Enric Saborit.
Sampdoria: Pedro Mba Obiang.
Real Sociedad: Ruben Pardo.
Valencia: Francisco Roman y Francisco Alcacer.

8月21日に日本vsスペイン、静岡ユースvsガーナ、22日に静岡ユースvsスペイン、日本vsガーナ、24日に日本vs静岡、スペインvsガーナ。見に行くのは、ちょっと無理か……。もう10日くらい早くやってくれたなら、そっち方面にいられたのに。

代表情報でおまけ的に。8月11日に行われるメキシコ代表との親善試合に向けたスペイン代表の召集選手は、今日発表される予定です。時間は、スペイン時間で12時30分。


グティ、出るかな
ベシクタシュは本日、ELの3次予選(3rd qualifying round)の第2戦をホームで戦います。中央ヨーロッパ時間で20時(つまり日本時間だと明日の午前3時)キックオフ。相手は、FC Viktoria Plzen(チェコ)。7月29日に行われた第1戦は、1-1のドロー。
これも見れるかどうかわかりませんが、グティ、出るだろうか。


トレーニングでは元気そうです


・・・シャルケは、毎日のトレーニング情報とか、出してくれないのかな。


キプロス?
モリエンテスはキプロスのApollon Limassolというクラブと交渉しているらしい、というフランス発(ラ・プロヴァンス)のニュースがあるらしい。なんでフランス経由でニュースが来るんでしょうか。もう関係ないだろうと思うんですが。ていうか、なんでキプロス。


サパテル
リスボンなんだ…。

あと2人

2010-08-04 06:58:02 | football
月曜日辺りには全員揃う、と勝手に思い込んでました。最終的な集合日は木曜だったようですが、長旅になった5人(アルベロア、アルビオル、ファン・デル・ファールト、カナレス、ケディラ)に続いて、イケルも合流。既にトレーニングも始めたようです。あとは、シャビ・アロンソとセルヒオ・ラモス待ち。




ファンフランとカナレス


スタッフたち
モウリーニョの腹心たちについて、El Paisから
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ジョゼ・モウリーニョは、運転が好きではない。なので、トレーニングに行くために、常にシウビーノの近所で家を探す。シウビーノは、マドリーのGKコーチだ。チェルシーでもインテルでもそうだった。その前は、ポルトでもだ。それ以来、モウリーニョが行くところはどこにでも着いていく。プレパラドール・フィジコ(フィジカルトレーニングコーチ)のルイ・ファリアと共に、モウリーニョの信頼を得ている。ジョゼ・モライスもだ。モライスは、言うなれば007。対戦相手をスパイし、レポートを書き、戦術面でボスを助ける責任を負う。

「シウビーノは宝物だ。これまで私が会った中で最高のコーチであり、何よりも正直な人間。素晴らしい、フットボール界には稀な存在だよ。」と、モウリーニョと2シーズンを共に過ごし、引退したばかりのインテルのGK、フランチェスコ・トルドは言う。「トレーニングを変化させない日はなかった。モウのポリシーに厳密に従うんだ。」 シウビーノは51歳。ベンフィカとポルトでプレイし、ポルトガル代表にもなった。ベンフィカでは、チャンピオンズリーグのファイナルで2度プレイし、しかしライカールトのミラン、クーマンのPSVに敗れた。ポルトガルでは、その冗談好きの性格で、選手たちから慕われるのだと言う。彼がいなければ、バルサを出た後のビトール・バイーアが調子を戻すこともなかっただろうと言われる。また、誰に対しても笑顔を出し惜しみしないのだそうだ。これは本当らしい。木曜日、マドリーのL.A.での最初のトレーニングの日、UCLAのボランティアが数人、大学のロゴの入ったTシャツとキャップを身につけてピッチに入ると、彼だけがそこにいた。彼は笑顔で、「じゃあ僕は今夜いなくなろうかな。」と冗談を言っていた。
彼は背が高く、強く、肌色が濃い。ピッチを影のように歩いて横切り、いつもキーパーグローブを身につけている。彼が叫ぶのを聞くことはまずない。彼はモウリーニョと同様に、セトゥバルで生まれた。いつも一緒で、バカンスにはそれぞれの家族共々一緒に出かけるほどだ。モウリーニョが彼を見出したのは2002年のポルトでのこと、シウビーノが引退してから数年がたっていた。それ以来、彼らは離れない。シウビーノはチェルシーへ、インテルへ、そして今はマドリーへと、モウリーニョを追いかけている。

プレパラドールフィジコのルイ・ファリアは、35歳。ベビーフェイスに手入れをしていないアゴヒゲ。モウリーニョは以前から彼を知っていた。2人は、2001/2002年のウニオン・レイリアで一緒になり、常時中位だったチームを、リーグ戦5位でフィニッシュさせた。彼は、(モウリーニョが?)チームとのファーストコンタクトを済ませると、その代行を任される人間だ。それ以降、彼は選手全体の上にいるコーチであり、ファリアがトレーニングを指揮する一方で、モウリーニョがコーナーの辺りからミスを訂正しているというのを見るのは、インテルでは珍しいことではなかった。
UCLAでは、毎日のトレーニングの前に、トレーニングフィールドにある白いテントの下で、彼らが座って話し合っているのが見られる。ファリアに対しては、彼らはいくつかの単語をイタリア語で言ってしまう。彼は4つの言葉(イタリア語、英語、ポルトガル語、カステジャーノ)を話し、彼が言うには、最初にトレーニングに必要な言葉を学び、それから流れに入っていく、ということだ。彼は、モウリーニョの新しいトレーニング手法を受け入れていく。各セッションで異なるトレーニングが取り入れられ、単調さを打ち破るために常にボールが使われる。ファリアに対し、インテルでのトレーニング初日に、ジャーナリストたちから、なぜ選手たちはランニングしないのかという質問が投げかけられた。「フットボールをしないアスリートが、ボールを使ったトレーニングをしないのと同じ理由だよ。」
「いつでもボールと一緒にトレーニングするのは、何よりも嬉しいよ。疲労せずにできる。」とグラネロは言う。「彼は、マドリーとは何かということを完璧に示す変化を示している。」とペペは言う。モウリーニョが、ポルトで欧州を制覇してロンドンへ移る時、ロマン・アブラモビッチに1つだけ条件を出した。「1人だけ、たった1人だけ、絶対に欠くことのできない契約がある。それがルイだ。」 ファリアは、長い道のりを、モウリーニョと共に歩いてきている(9シーズン)。

新しい顔は、モライス。モウリーニョのお気に入りで、チーム内でのあらゆるジョークのターゲットになっている。現在45歳で、どこかマイコンに似たところがあり、ピッチの中では監督の傍を1分たりとも離れない。
モウリーニョは、2008年、ポルト時代以来の右腕だったアンドレス・ビラス・ボアスが傍を離れると、モライスを呼び寄せた。モウリーニョに呼ばれた時、モライスはチュニジアのクラブで監督をしていた。彼は荷物を詰めると、インテルへ向かった。彼らは、ベンフィカ時代から知り合っている。モウリーニョがトップチームを指揮し、モライスが下部のチームを率いていた。彼は、対戦相手を研究史、レポートをまとめる責任を負っている。マドリーから2人、そして彼の信頼を得ているさらに2人が彼をサポートしている。

モウリーニョが、もっと関わらせていくよう要求をやめないのが、アイトール・カランカに対してだ。「カランカ!中へ、中へ!」 こう叫ぶのは、ミニゲームをやる際に、ゴールポストの傍に立っているのではなくてピッチの中に入るようにということだ。モウリーニョは常に、そのクラブに所縁の人物のサポートを得てきた。チェルシーでは、アブラム・グラントであり、インテルでは、ベッペ・バレージ(モウリーニョがプレスに対して沈黙してた1ヶ月の間、試合前後のプレスカンファレンスを担当していた)。そしてマドリーでは、クラブはカランカを選んだ。「賢明で、確かな経験があるからね。」 と、パルデサは説明した。
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とりあえず、カランカがんばれ…。

参考資料。

もう少しお待ちを

2010-08-03 06:33:04 | football


カカは別メ
L.A.時間で、2日の午前のトレーニングを終わった時点での情報。トレーニングの場にいる選手が、目に見えて増えてきました。現在モウリーニョの指揮下にいるのは21人(デュデク、アダン、ペペ、ガライ、マルセロ、ラス、ディアラ、ガゴ、ドレンテ、グラネロ、ディマリア、クリスチアーノ・ロナウド、ペドロ・レオン、カカ、イグアインベンゼマ、モラタ、テバル、ファンフラン、アレックス、ナチョ)。あとはスペイン代表の5人、ラフィ、カナレス、ケディラ待ちです。
唯一カカのみ、恥骨炎の状態を考慮し、ジムでのメニューが中心となっているようです。





着くはずだったのに
丸一日前には、アルベロアやファン・デル・ファールト、ケディラ、カナレスが、これからL.A.に出発しますという映像つきの記事があって(映像上は見えなかったけど、アルビオルも一緒のはず)、やっと合流だと思っていた…のに、2日午前のトレーニングに彼らの姿は見えず。
MARCAによると、マドリーから出発してロンドンでL.A.行きに乗り換えるはずだったのが、5人は、ロンドンに着いた時点で乗るはずの飛行機に置いていかれた模様。一晩をロンドンで過ごさねばならず、本来2日午前のトレーニングに間に合うはずだったのが、2日夕方のトレーニングからとなるようです。


イグアインから
相変わらずモウリーニョが出てこない公式プレスカンファレンス、2日の担当はイグアイン。ちょっとクリスチアーノ・ロナウドにとっては嫌味に聞こえる部分もあるかもしれませんが、イグアイン、いい奴だなあと思ったので。ASMARCAから混ぜ合わせて。
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どういう聞き方をされたのか詳しくわかりませんが、ラウルの7をクリスチアーノが付けるとしたら、ストライカーナンバーの9が空きますが、といった感じの質問を受けて、
「レアル・マドリーのストライカーであるために、重要なのは、番号ではなくてゴールだ。僕は自分の番号を付け続けていくつもりだ。愛着があるし、この番号で僕はいつもうまくやってきたから。重要なのはエスクード(盾、エンブレム)だ、背番号じゃない。」

ラウルに対して、
「僕はラウルに感謝している。僕がここへ来た時、たくさん助けてもらったんだ。僕は彼から学んだ。彼のような選手が出て行くのは悲しい。彼はドイツでの将来を選んだ、それを尊重しないといけない。とても感謝しているんだ。本当に、彼は偉大な選手だ。バイエルン相手にもう2ゴールを決めた、ということを、ただ見ないといけないね。」

グティにもひとこと、
「彼もまた、もう1人の偉大なフットボール選手だ。彼とは良い友人関係があった。彼にとってベストなものを願っているよ。」
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後でASが、Q&A記事を作ってくれるかも。


ラウルのインタビュー
ラウルのバイエルン戦後インタビューを、ひとつ下の記事に追加しました。通訳メツェの動画付き。

上々

2010-08-02 03:24:16 | football
ラウル、シャルケにて初ゴールを決める。2点目も決める。
リーガ・トータル!カップの決勝、バイエルン戦。前半、1点ビハインドから1-1に追いつくゴール。これは、9番エドゥのシュートがポストに弾かれたのを、ちゃんと詰めていたラウルが右脚で押し込む。いるべきところにいる、ラウルらしいゴール。すぐ後にエドゥのゴールが決まり、2-1でシャルケリード。後半、開始から間もなく、ラウルの2点目。相手DFに寄せられながら、前に出てきたGKの頭上を抜く、実にきれいなバセリーナ。これもまさにラウル。たまらん…。


動画差し替え。2ゴールです。





ドイツ名物、体育座り



後から追加:シャルケ公式の試合後インタビュー。
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Q:ラウル、シャルケ04での2試合目で2ゴールを決めました。特に、3-1となったループでのゴールは、ファンを熱狂させました。
R:あれは、僕にはよくあるゴールだよ。ああいうやり方で、たくさんのゴールを決めてきたんだ。このゴールは、素晴らしいやり方で僕を迎えてくれたファンに捧げるよ。

Q:あなたは、水曜日にゲルゼンキルヒェンに来たばかりです。この週末に、新しいチームで試合に出られたことは、あなたにとってどれくらい重要なものでしょうか?
R:ここにいて、僕たちのスタジアムで、リーガトータルカップに出場できたことにとても満足している。トレーニングをして、重要なのはリズムを見出すことだ。良い感触を感じているし、僕の2ゴールで、このファイナルで勝利できるようチームを手助けできたことが嬉しい。こんな良いスタートはないよ。

Q:シャルケでの最初の1週間はどうでしたか?
R:チームメイトたちは、僕をとても良く受け入れてくれたし、ここに入っていくのをとても楽にしてくれた。こんなに、クオリティの高いチームでプレイできることがとても嬉しいよ。

Q:シャルケの観衆について、第一印象はどうですか? このアレーナではどうなると思っていましたか?
R:クリストフ・メツェルダーは、僕が移籍する前から僕に、シャルケのファンについてとてもポジティブなことをたくさん教えてくれていた。でもこの雰囲気には驚かされたよ。雰囲気は素晴らしいし、観衆は本当にすごい。ここでプレイするのは、何か特別なものがあるね。
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AS版インタビュー
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Q:レアル・マドリーとは違うチームのユニフォームを着てのゴールは、どんな感触だったでしょうか?
R:待っていたよ。この街での出迎えは輝かしいものだった。とても嬉しいよ。僕にとって、重要な2ゴールを決められた。以前はそれをマドリーとして決めたけど、今はシャルケのためにたくさんのゴールを決めたい。リーグ戦に入ってもこういう風にゴールを決められればと思うし、こうやって目標を達成していきたい。

Q:シャルケのファンは、ラウルを純粋な状態(整った状態?)にあると見ていました。この2ゴールは、ストライカーとして完全なものであると明らかにしたのでは?
R:(笑って)この2ゴールは、まったく違うものだよ。最初のゴールはプレイの流れにしたがって、近づいて、押し込んだんだ。シンプルに聞こえるけど、プレイの流れに乗っていないといけなくて、これは難しいんだよ。その位置に残っていれば、それでただ押し込まないといけない、ということ。2点目について言えるのは、こういう形のゴールはしばらくなかった、ということだね。すごく嬉しいよ。ファンが喜んでいるところ、チームメイトたちが喜んでいるところが見れたから。僕が望むのは、チームに馴染んでいくということ。このゴールは僕に自信を与えてくれるだろうけれど、でもそれはとても長いものだ。僕は5ゴールしか決めてなかったし(昨シーズンのリーグ戦?)、フィジカル的な良さを取り戻したい。良い状態になれるように、ハードにトレーニングしてかなければ。

Q:フィジカル的にはまだ良くないということですが、では良いコンディションに戻ったら、どうなるのでしょうか?
R:この2日間は良かったよ。試合は60分間だった。初日は56分間プレイし、今日は46分間だ。リズムを掴むところがまだ足りないと自分で気づいている。特に動き出し(飛び出し)が。長い間プレイしていなかったので、これは当然のことだ。ここで、トレーニングのフォームで、リーグ戦が始まる時には、もっと良いフィジカル状態になっていたいと思う。この2ゴールは、運があったんだ。フィジカル的に良くなっていても、ゴールが入らないこともあるしね。

Q:シャルケのユニフォームを着て最初のゴールを決めた時、何を思いましたか?
R:僕の家族のこと。ここにいる全員のこと。それから、僕を待っていてくれるたくさんの友人たち、僕がマドリーを出てくるときに愛情を示してくれたたくさんのファンたちのこと。

Q:このゴールはマドリディスタのファンに捧げますか?
R:この2ゴールは、彼らと、そして、素晴らしい行動を示してくれている、ここにいる人たちのためのものだ。

Q:今シーズンのリーグ戦に、シャルケはなにを望むでしょうか?
R:いま、僕たちはあらゆるタイトルを戦うことができる。特にブンデスリーガでのね。プレシーズンのこの2連勝で、公式戦に向けて確実な準備をしていく必要がある。ここのファンは素晴らしい、僕たちの努力を捧げるに値するよ。
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シャルケのゴールをマドリディスタに捧げるか?とか、変な質問。(日本のマスコミが聞きそうだ)。

同じASの別の記事では、ラウルは試合後のインタビューで、メツェを通訳にしてドイツのテレビに応対したとか、ファンハールもラウルがブンデスにやってきたことを喜び、「ラウルには、私はいつも負けているんだよ」 とか言っていた、なんてネタも。


通訳メツェ。

デビュー

2010-08-01 08:52:02 | football
ラウル……
レアル・ソシエダは、ラウル・タムードの加入を発表。驚いた…けど、行き先が見つかって良かった。ユニフォームデザインがあまり変わらないのは、本人にとって良かったのか悪かったのか、わからないけど。


シャルケ:ラウル、デビュー
昨夜行われた、リーガ・トータル・カップ、ハンブルガー戦にて、ラウルはシャルケ04の選手としてデビューを果たしました。しかも先発で。試合は30分ハーフの変則形式で、ラウルは56分間プレイ…って、ほぼフルですね。試合は、メツェルダーのアシスト(=バックパスを掻っ攫われた)からルート・ファン・ニステルローイのゴールでHSVが先制。メツェ、マドリー時代にルートにアシストしたことなんてなかっただろうになあ。
その後、シャルケが2点返し……一応ネットで見てたんですが、コンディションが良くなくて、あまりはっきりどうだったとは言えないのです。でも、シャルケの1点目の起点は、ラウルのパスからだった、はず。ラウルにも何度かシュートチャンスがあり、GKと至近距離での1対1も…取られてしまいましたが。右足だったしな(言い訳)。ラウルは、1トップでスタートしたんですが、後の方では、少し下がってトップ下というか、配球役になってたような感じがしました。「高い…」と思いつつGAORAにも加入してみたので、放送で見直してみようと思います。
で、この試合は、トータルカップの準決勝という位置づけでして、もう一方の準決勝では、バイエルンがケルンに勝利。今日、3決でHSVとケルンが対戦し、決勝でシャルケvsバイヤン。決勝の時間は18時35分から(日本時間、25時35分)。

この試合に先立って、シーズン開幕のファン感謝デーみたいな、挨拶&大サイン会が開催されています。10万人ほどファンが集まったそうで…すごい。





挨拶&サイン会の様子
試合の様子


リンク
ドイツのニュースを、公式以外にどこで探したら良いのか、まだ探索中です。とりあえずは、Bildとか、Reviersportとかいう辺りを見てます。他にもあるだろうか。
(ドイツは良いとして、今のところトルコの方はさっぱりわかりません。公式だけが頼り…。)


マドリー:もうすぐ揃う
ディ・マリアとイグアイン、アルゼンチン組もトレーニングに合流しました。イグアインの顔をこんなに懐かしく嬉しく感じるなんて……意外な感覚。残りの代表組も確か2日には合流するはずで、今日辺りから選手がL.A.に集まってくるのではないかと思います。




気がついたら、ペペの頭がペペらしくなっていた