グティ!
ビジャレアルとのプレシーズンマッチが、グティのベシクタシュでのデビュー戦となりました。いま前半20分を過ぎたくらい。
よりによってスペインで、しかもビジャレアルか。ビジャレアルでは大人気のグティ、ボールを触るたびに、やっぱり盛大なブーイングを浴びております。忘れてくれないんだなあ。
そのグティですが、通じてるのかどうか、ジェスチャー入れながらチームメイトとコミュニケーションとってるようです。ボール触る機会が、今のとこ少ないかな。でも、元気そう。
ていうかこれ、ニハトの帰還試合ですね。
朝になって追加:
ビジャレアル 2-2 (PK 6-5) ベシクタシュ
試合開始からビジャレアルが優勢に見えた割には、ベシクタシュが先に2点取る展開。ビジャレアルがカニのゴールで1点返した頃に、見ていたチャンネルの調子がおかしくなり、そのまま寝落ちしてしまったんですが…PK戦まであったんだ。
ベシクタシュにとっては、これが最後のプレシーズンマッチ。リーグ戦は14日からスタートするそうです。
MARCA画像集(ペジェグリーニ、来てたんですね)
グティのコメント
「ここまで、とてもうまく馴染んできているよ。昼食の時間はスペインに似ている(スペインの昼食はだいたい14時~16時くらい)。出会う物事すべてが、大きな驚きだ。生活のリズムは、まさしくヨーロッパ風。マドリーにいるみたいなのに、そこはイスタンブールなんだ。」
「現時点で、マドリーのことを思い出してさびしくなったりしていないし、そうならないようにと願っている。それは、物事がとてもうまくいっている、ということを意味するわけだから。まだ新しいチームに来て10日しかたっていない。今日の試合はとても良い感触だったけど、まだ早いよ。このチームで、俺たちはリーグ戦もトルコカップも勝ち取れると思うし、UEFAの大会でも出来るだけ上までいけるよう挑戦していく。」
(ラウルについて聞かれ、うまくやっている、満足しているようだと答える)
「彼はもうゴールを決めている、それは重要なことだ。この新しいステージで、すべてがとてもうまくいくように、祈っているよ。」
(ビジャレアルファンから受けた敵対的な反応について)
「その問題については解決したいと思っているし、ビジャレアルの人たちに伝えたいと思う。起きたことはかなり前のことで、もう終わらせたいと思う。だから俺は謝罪する。」
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上のほうにも書きましたが、グティがボールを持つたびに、必ずブーイングや口笛が浴びせかけられていました。これまでも何度か出てきている話ですが、10年ほど前にビジャレアルに遠征した際、グティがビジャレアルファンを「田舎者」呼ばわりした挙句、失礼なジェスチャーをして見せたのが、ずーっと因縁になっているのです。ASの記事の読者コメントに「謝罪は受け入れるけど、忘れねえぞ」みたいのがあったり……。
先制点につながるスルーパスは、グティから。
Amistoso 08 de agosto de 2010
L.A. GALAXY 2-3 REAL MADRID
L.A.ギャラクシーのゴール:Dunivant(40)、Donovan(45)
マドリーのゴール:イグアイン(52、62)、ペドロ・レオン(71)
前半
GK:デュデク
DF:セルヒオ・ラモス、アルビオル、ガライ、ドレンテ
MF:ラス、ディアラ、ディ・マリア、グラネロ、ファン・デル・ファールト
FW:ベンゼマ
後半
GK:イケル
DF:アルベロア、ペペ、ガライ、マルセロ
MF:ガゴ、シャビ・アロンソ、クリスチアーノ・ロナウド、ペドロ・レオン(88、モラタ)、カナレス(90、アレックス・フェルナンデス)
FW:イグアイン
いろいろ用事を片付けたりしながら、小さな画面で試合を見ていたので、細かいことはいえませんが、前半と後半で出来が大きく違う試合でした。まだプレシーズン2試合目で、最後の合流組もやっと出場したくらいですが、新シーズンに向けたテストでもあり・・・とすると、この試合で前半出てた選手たちの印象はマイナス。一絡げにしてしまうのも問題かもしれませんが。攻撃は、所々でポジションがかぶったりして、どうももたついてる感じ。組み立てられず、連携できず。ディ・マリアの縦への突破が、2度ほどあったかなあ。最初の失点はCKからのゴタゴタから。2失点目は、ペナルティエリア内で、相手選手の胸元へドレンテが飛び蹴り。公式戦なら即ロハで、数試合のペナルティが付くかもしれないくらいの、無謀というか無思慮なプレイ。PK献上して、0-2で混乱の前半は終了。
後半は、ガライ以外の10人をそっくり入れ替えてスタート。パススピードが上がって、攻撃に絡む人数も増え、ぐっと流れが良くなった。というのが、そのまま結果につながったと言って良いのかもしれません。ゴールは、クリスチアーノのパスを受けてのイグアイン1点目、2点目はCKを跳ね返されたところから、ガゴのパスを受けたイグアインがうまくボールを捌き、シュート。手前に残っていたガライの喜び方がいい。3点目は、イグアインからカナレス、カナレスのヒールパスを受けてイグアインシュート、弾かれたボールを拾ったペドロ・レオンが、エリアの外からきれいな弧を描いたシュート。ゴラッソ! このゴール、最初はカメラがシャビ・アロンソを映してばかりいたので、アロンソが決めたのかと思い込んでしまった。映像見直したりもしましたが、なかなかペドロ・レオンが映らなくて。
前半との対比で見てしまう部分もありますが、でも、やっぱり後半のセット(特に中盤から前)に期待してしまう。ペドロ・レオンもカナレスも、出ている時間の中での波があったり(かかわりの薄い時間があるように思う)、連携の問題もまだあるとは思いますが、期待以上の馴染み具合なのではないかと思います。前半の、よくなかった選手でも、後半の流れに入っていたらどうだっただろうか、という楽しみもある。
アメリカ合宿はこれで終わりで、選手たちはスペインに戻ってきます(きました、かも)。次は、代表戦を挟んで、13日、アリアンツ・アレーナでバイエルン・ミュンヒェンと対戦する予定です。
フィジカルの問題
試合後のオフィシャル情報によると、ペペが右脚のひらめ筋に違和感を訴えているとのこと。
また、詳細な情報は出てきていませんが、試合前日のトレーニングでハムストリング辺りを痛めていたらしいケディラは、結局出場なしに。
アルビオルは、足首の状態は良くなっているがまだ100%ではない、と試合後にコメント。
DFLスーパーカップ
FC Bayern München 2-0 FC Schalke 04
契約したフジNEXTで見れるはずの試合、なんですが、帰省中につきお預け。一応ネットで見ましたが、あまりよくわからなかった。ラウルにボールが入らないなあ、というのと、攻撃が右偏重(内田のとこ)だな、という印象。どちらかに寄るのは悪いことじゃないと思うけど、でも、バランス悪いなと思ったのも事実。内田は、上がるタイミングの思い切りの良さなんかは良いと思いましたが、そこから先(有効なクロス、中へ切れ込むとか…)がもうちょっとがんばってほしいな、と。あと、失点の仕方がちょっと惨かった。
ハルケに
毎年プレシーズンにカディスで行われるトロフェオ・ラモン・デ・カランサ。今年はカディスの他に、セビージャ、アトレチコ、エスパニョールが参加。トーナメント式で決勝はエスパニョールとアトレチコが対戦し、PK戦の結果、エスパニョールが勝利。授与された大きなトロフィーには、ダニ・ハルケの顔をプリントしたシャツがかぶせられて……。
ハルケが急死してからちょうど1年。エスパニョールのホームスタジアム、コルネージャ・エル・プラットの21番ゲートには、キャンドルや花が新たに供えられていました。