けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

こんな時だけ

2010-08-21 21:39:02 | football
エルクレス戦、召集選手
GK:デュデク、アダン
DF:カルバーリョ、マルセロ、アルベロア、ドレンテ、マテオス、ファナン
MF:エジル、ケディラ、ラス、グラネロ、カナレス、ガゴ、ペドロ・レオン、ファン・デル・ファールト、ディ・マリア、ファンフラン
FW:ベンゼマ、イグアイン、ホセル

モウリーニョは、イケル、セルヒオ・ラモス、シャビ・アロンソ、それからクリスチアーノ・ロナウドの4人を休養させました。ASが言っていた「スター選手揃えて来い」条項はどうなるのか…でもほら、エジルいるしケディラいるし。ベンゼマは足首の打撲から復帰。
この数日、トップチームでトレーニングしていたマテオス、ファナン、ホセル、そしてファナンも召集リスト入りしました。特にセントラルの2人には、かならずチャンス&テストの場が与えられるはずです。

試合は明日22日(日)22時から(日本時間23日午前5時)、エスタディオ・ホセ・リコ・ペレス。


「9番」なら、カンテラに
3人目のFWを切望しているモウリーニョは、再三クラブに補強を求めていたそうですが、どうもクラブ側からは「ノー」が伝えられていた様子。エジル、ケディラ、ディ・マリア、カルバーリョ、カナレス、ペドロ・レオンとこのシーズンオフのお買い物は7400万ユーロに上り(昨年に比べたら実につつましやかなものですが)、このエコノミック・クライシスな時代にあってはもう十分でありましょう、というのがクラブ側の見解。
モウリーニョは、現時点で純粋なアタッカーはイグアインとベンゼマ(無理に入れればクリスチアーノ)のみで、どちらかが負傷でもしたら困る、と補強を求めていたわけです。
しかしクラブは、こうした緊急事態にあってはカンテラに目を向けるべき、モラタ(U-19代表)、ファンル(U-21代表)がカスティージャにはいる、不測の事態にはカンテラの選手の起用を考えるように、とモウリーニョに求めている様子。
モウリーニョもこの事態を受け入れ、現在はホセルをトレーニングに召集している。日本から帰って来次第モラタも、トップチームに加わるのではないだろうか……。

というASの記事でした。少なくとも冬まで、外部からのFWの獲得はないということです。カンテラーノにチャンスが巡ってくるのは良いことだけど、緊急のときだけカンテラーノ、って、こんな時だけ都合よく…という気がする。2003年頃の、前線は豪華に補強して、守備にはカンテラーノを当てる、とかやっていた、ちょっとその頃を思い出してしまいました。


松葉杖

公式にもありましたが、20日のチームの昼食会の様子を映した動画には、松葉杖をついたアルビオル、カカの姿が。映像には映ってませんが、たぶんガライも松葉杖なんじゃないかと思う。公式戦始まってもいないのに、こんなにも負傷者だらけなんて…と、改めて思わされることに。


アルゼンチン
9月7日にブエノスアイレス行われる、スペイン代表との親善試合に向けたアルゼンチン代表が発表されました。マドリーからは、ガゴ、ディ・マリア、イグアイン。目新しい点は、インテルのサネッティ&カンビアッソの復帰。


ブンデスリーガ開幕
本日、ラウルのリーグ戦が始まります。ハンブルガーSV対シャルケ04は、18時30分(日本時間25時30分)から。
開幕を前にラウルのニュースがスペインでもドイツでもいくつか上がっていて、目移りしつつまったく読めていないのですが、とりあえずMARCAに出ていたマガトのコメントによると、

「ラウルは完全に回復しているし、私は良い印象を受けている。私は彼を明日の戦力とする。」

だそうです。回復、って別に負傷していたわけではありませんが、月曜のカップ戦を疲労、コンディションが整っていないという理由で回避していたため、こういうコメントになっているのではないかと。ラウル、先発でリーグ戦デビューを飾る可能性が高いようです。
そしてルートとの再再会。



ベシクタシュ、第2戦
ベシクタシュは、今夜21時から第2戦、Belediyespor戦。6時間プラスして、午前3時か。ラウルの試合と少しかぶる…がんばってみよう。

サバイバル

2010-08-21 00:57:22 | football
9番がほしい
ケディラも取ってもらえた、カルバーリョも取ってもらえた、エジルも取ってもらえた、とかなり良い感じに補強の要求が通っているモウリーニョ。今度は、「9番」つまりストライカーの補強を求めているようです。エジルの契約が済んだ時点で、GMのバルダーノは、この夏の加入選手はこれで打ち止め、と宣言してはいるのですが。
ただ、モウリーニョの要求も妥当かな、と思います。ラウルが抜け、現在純粋なFWは、イグアインとベンゼマのみ。先日のリエージュ戦の後半は、イグアインもベンゼマもいなくて、クリスチアーノとディマリアで最前線担当だったと思いますが、正直、良いところがあったとは言えないような……要するに、やはりFWの専門職、できたら他の2人にはないポストタイプの選手が補強できたら、モウリーニョ的には満足なんでしょう。
根拠抜きで、現在MARCAなどが挙げている名前は、ビルバオのジョレンテ、ドログバ、ルカク、マリオ・ゴメス、といったところ。カンテラーノのモラタも候補の1人、であってほしいと思うのですが…(ちなみにモラタは、現在SBS杯のために日本滞在中)。


生き残りに必死
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スペインで出てきた噂に続いて、ガゴはOle紙に対し、クラブを出ることは決してないと話した。「僕は監督とバルダーノと話をした。」

ガゴを売る? もうレアル・マドリーは彼を必要としない? 売られるのか? こうした情報がスペインメディアの間で流れ、いつものように、我々の国にも届いてきた。しかしながら、「アルゼンチンの5番」のマネージャーであるマルセロ・ロンビージャは、Ole紙に対し、「結局のところ、そういう噂が出て、私はホルヘ・バルダーノとコンタクトを取ったが、彼は私に、何もないと言ってきた。この情報には驚かされたが、しかし、何かが本当にあるのかどうか私は知りたかったのだ。なぜならモウリーニョが監督に就任して以来、フェエルナンドはチームの基本の一部をなしているからだ。」 またしばらく後には、まさにガゴ本人からOleに話があった。「僕は、今シーズンマドリーにいるだろう。僕はもうバルダーノとモウリーニョと話をしたが、クラブが僕を売りたがっているという話を聞いたことはない。僕はとても快適で落ち着いている。誰かがチームを離れなければいけないだろう、でも僕は残る。出てきた噂に僕は驚いた。それで彼(ロンビージャ?)が監督、バルダーノと話をしたんだ。」 マドリーが選手を出そうとしていることも、同選手(ガゴ)が出て行かないだろうということも、同様に確かなことのようだ。
ロンビージャはまた、「少し前に、エル・レアルはマンチェスター・シティのミリオネアなオファーも拒否したのだ。クラブがそうしたのは、監督が彼(ガゴ)に関心を持っているからだ。」という話を認めた。ガゴはアイルランドとの試合で代表に復帰、既に、9月7日(17時)にリーベルで行われるスペインとの試合を待ち望んでいることについて、話している。ガゴは確実にエル・レアルで続けるだろう。根拠には事欠かない。まさにこの日のトレーニングで、モウリーニョは彼を先発として扱ったのだ。
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欠けることのないように
この週末、代表戦で移動が多かったり出場時間が多い選手にはミニバカンスが与えられるだろう、という記事を紹介しました。が、この目論見が阻止されそうです、という話。日曜日に対戦するエルクレスのフロントからマドリーのフロントに、負傷してない場合にはすべてのスター選手を連れてくるという条項をよもやお忘れではありますまいな、という連絡があったようです。
今回のエルクレスとのプレシーズンマッチは、トロフェオ・シウダ・デ・アリカンテという名前が付いていますが、マドリーとのマッチメイクをするにあたって、マドリーに約100万ユーロが支払われる契約になっていて、その代わり契約条項の中に、スター選手はきっちり揃えること、というのが含まれていた模様。エルクレス側の責任者によれば、「契約は書面になってますし、マドリーさんは、何も問題はないだろうと確約してくれましたよ。」とのこと。
ということで、モウリーニョはミニバカンス案を強行できなくなりました。「プランB」として、クリスチアーノとイグアインはチームに帯同し、明らかに他の選手より休養が少ないイケル、ラモス、シャビ・アロンソは予定通りミニバカンスをもらえる可能性もある、かもしれない様子。とりあえずは明日(土曜?)発表の召集リスト待ちということになります。


最初の食事会
本日(20日金曜日)、午前に行われたトレーニング終了後、Casa Juan(レストラン)にて、新シーズン最初の食事会が行われたそうです。