けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

あれもこれも

2008-06-08 22:02:46 | football
とっても短く感想。

グループA-1
スイス 0-1 チェコ

チェコの得点:スヴェルコシュ(71)

押されていたチェコ、攻撃の形が何かあったかといわれるとちょっと難しいチェコ、ではありましたが、いろいろと条件的に厳しい初戦で勝ててとりあえず良かった。チェフも、ローゼナールとウィファルシのCB2人も含めて、守備の堅さはさすがでした。プラシルは、何かもうちょっとこう、がんばろうな。

グループA-2
ポルトガル 2-0 トルコ

ポルトガルの得点:ペペ(61)、ラウル・メイレレス(90+3)

お、ペペ上がるの?と思っているうちに、ワンツーで抜け出してそのままゴール。すごいぞペペ。
ヌーノ・ゴメスを見るのは久しぶりでして、1トップでトルコのCBにがっちり張り付かれて苦労している様子に同情しつつ、ベテランFWが踏ん張っているのは嬉しいな…と、そんな感想。ポルトガル、まだこれから調子を上げてくるだろうと思うので、今後に期待。

ということで録画も含めて初戦2試合を観戦いたしました。ウィークデーに入るとちょっときつくなるな、これは。ま、いける範囲でぼちぼちと。


今夜はグループB
18:00 ウィーン オーストリア vs クロアチア
20:45 クラーゲンフルト ドイツ vs ポーランド

モナコから唯一選手が参加している国、クロアチアが登場です。なにしろチェコ組がいなくなっちゃったからな……。召集されてるのは中盤の寡黙なお兄さんイェルコ・レコと、新人さんすぎてイマイチどんな選手なのかわからないディフェンス登録のニコラ・ポクリヴァッチ。と読むんだと思います、Pokrivač。違ってたらどうしよう。
チェコ同様、クロアチアも開催国が初戦の相手。EUROへの予選ではかなり強いところを見せていたクロアチア、その勢いは残っているでしょうか。


なのですが、その前に
今日はこれがあるからなあ……。

ラファの4連覇がかかったローランギャロス、ファイナル

ラファvsフェデラー。そう簡単に終わらないと思うので、果たして24時50分のオーストリアvsクロアチア戦が予定通り放送できるのか…無理だろうな。

しかも、これも

寂しそうに見えますが、成績は悪くないフェルナンド・アロンソ

GPカナダ。ルノーに戻ってだいぶ苦労している様子のフェルナンド・アロンソが、たぶん今季最高位の4位で公式予選を終了。ポディウムが狙えるポジションでファイナルを迎えるということで、ちょっとこちらも気になります。開始時間は日本時間で午前2時からで……さすがにどれもこれも全部見るのは欲張りすぎか。


追加:記事を書いてから約2時間半

軽く3時間はかかるだろうと思っていたのですが…まさか2時間足らずで決着が着くとは思いませんでした。確かにフェデラーも本調子ではなかったのかもしれませんが、それでもラファは本当に強かった。当たり前と言えば当たり前ですが、年々強くなっているし、年々フランス語もしゃべれるようになってきているラファ(こっちはもう少し頑張りが必要かも)。おめでとう。しばらくはEUROを楽しんでください。

EURO2008 まもなく開幕

2008-06-07 20:18:59 | football
本日、EURO2008が開幕いたします。日本時間で日付が変わった後に、グループAの初戦が始まります。

グループA
18:00 バーゼル スイス vs チェコ・レパブリック
20:45 ジュネーヴ ポルトガル vs トルコ

チェコいきなり登場ですね。開幕戦です。いきなり開催国が相手ということでいろいろ難しいこともあるかもしれませんし、グループはポルトガルにトルコと難しそうな相手。まずはグループリーグ突破を目指してがんばれ。チェコは今大会も引き続きひっそり応援していこうかと思います。

チェコの現地ニュースiDNES.czでは予想スタメンが出ています(日本語のニュースにもなっていますが、あえて現地サイトで)。

Švýcarsko:
Benaglio
Lichtsteiner, Senderos, Müller, Magnin
Behrami, Fernandes, Ilner, Barnetta
Frei, Streller.

Česko:
Čech
Grygera, Ujfaluši, Rozehnal, Jankulovski
Sionko, Jarolím, Galásek, Polák, Plašil
Koller.

文字化けしそう…。
プラシル、先発の予想ですね。07/08シーズンは、なかなか勝ちが積み重ねられないオサスナで苦労してましたが、最後に残留も決めたしシーズン通じたほとんどを主力としてプレイしていました。そのままのペースでチェコの戦力としてがんばっていただきたいと思います。

ところで、大会が始まるということでUEFAのサイトを見に行ったら、選手たちが大変なことになっていました。左から、キャプテンのウィファルシ、コラーさん、プラシル。


誰、これ。



面白いので、他の国も見てみました。マドリー関連で、まずはオランダ組。左から、ルート、ロッベン、スネイデル。


ロッベンとスネイデルの前髪の描き分け方に、イラストレーターの拘りを感じたような。


これは外せない、スペイン組。左から、鼻息の荒いイケル、鼻息の荒いラモス。


わかりやすいですね、これは。鼻息荒いけれど。


ドイツから1人追加。

妙にかわいらしく描かれたメツェルダー


ペペのイラストにものすごく期待してポルトガルのページも見に行ったのですが、ペペは描いてもらってませんでした……。

おおロミオ

2008-06-05 00:35:12 | football

バラと呼んでいるあの花を、別の名前で呼んでも、同じようにかぐわしい
フットボールのニュースです。MARCAから。

これまで2シーズンに渡って、リーガ・エスパニョーラ・セグンダディビシオンの正式名称はLiga BBVAでした。BBVA(Banco Bilbao Viscaya Argentaria:バンコ・ビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア)という銀行がセグンダとのスポンサー契約を結びネーミングライツを獲得したためです。そしてこのほど、リーガBBVAはプリメーラに昇格しました。
要するに、BBVAがプリメーラのネーミングライツも手にしたということです。「バークレイズ・プレミアリーグ」と同じようなものですね。3年間の契約で6000万ユーロ、各クラブには60万ユーロの配当金が渡されるそうです。

MARCAのコメンタリオは賛否両論。「恥さらし」、「フットボールがますますスポーツから離れてエコノミックになっていく」、「プレミアと同じことだろう、金は必要だ」など。ま、わずかでも各クラブに配当金が行って、それがたとえばレバンテの選手やスタッフを助ける、というような使い方をされるなら……と思うと、名前くらいどうぞどうぞ、と思わないでもありません。

リーガ・エスパニョーラ・プリメーラ・ディビシオン → リーガ・ベ・ベ・ウベ・アー
リーガ・エスパニョーラ・セグンダ・ディビシオン → リーガ・アデランテ(という名前になるらしい)

……そう、名前なんて何でもいいんです。リーガの名前が変わったところで、リーガ・エスパニョーラのフットボールが急遽イングランドスタイルになるわけではありません。

でもなー。ベベウベア~、か。うーん……。


2ヶ月
マドリー公式によると、カンナバーロはウィーンの病院で4日の朝に手術を受け、無事「成功した」そうです。マドリーのデル・コラル医師の診立てはポジティブなもので、8月中にはチームの全体トレーニングに合流できる可能性もあるとか。
昨日カンナバーロは「2ヶ月で戻れれば」とコメントを出していました。希望が2ヶ月ということは、実際はもっとかかる可能性があるのかと暗い気持ちがしていましたが、順調なら開幕にも間に合うかもしれません。ただ、足首の負傷が癖になってしまう人もいるのが少し心配です。焦らず、完治させて戻ってきてくれればそれでいいと思います。


問答無用の1トップ?
本日、スペイン代表はアメリカ代表と親善試合を行います。EURO直前の最後の練習試合、本番を見据えてコンビネーションのブラッシュアップを狙って欲しいところです。

FW、元気なのはグイサしかいないようですけどね。

ビジャはトレーニング中の接触プレイで大腿部の筋肉を痛めてしまったようです。アメリカ戦への出場は不可。開幕に間に合えばそれでよし、というのがアラゴネスの本音かもしれません。スペインのEURO開幕まであと6日。メディカルチームは、それまでには回復できると見ているようです。
4人目のFW登録、セルヒオ・ガルシアは大腿四頭筋を痛めてしまったようですおそらく親善試合への出場は不可。数日間は経過観察が必要とのことです。
足首を痛めていたフェルナンド・トーレス、こちらは悪くない回復傾向のようで、アメリカ戦へ出場できる可能性もあるようです。
これに加えて、イニエスタが皆様おなじみの胃腸炎。シルバは喉が痛いとのこと。どちらも本大会に問題はないようですが……何してるの、みんな。

明日は笑顔

2008-06-03 22:33:13 | football

今朝知ったニュースでしたが、記事を見て思わず絶句してしまいました。開幕まで1週間を切って、現地入りしたイタリア代表の最初の練習での負傷。カンナバーロの、今大会の出場はなくなりました。

FIGCでは負傷の際の様子と診断結果が書かれていました。
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バーデンの夜遅くに届いた、非常に不安なニュース。ファビオ・カンナバーロは、始まる前からEUROに別れを告げねばならない。カピターノの足首には亀裂が入った。今回のアクシデントが深刻なものであることが、最初の段階から明らかだった。彼の足首は異常な方向に曲がり、カンナバーロは地面に崩れ落ちた。誰もが、最初に彼を助けに言ったチームメイトたちにも、この負傷の深刻さがわかった。すぐに病院に運ばれ、MoedlingでX線検査を、ウィーンのAKHではMRI検査を受けた。そして夜遅くになって、アンドレア・フェレッティ医師から、無慈悲な診断結果が告げられた。左足首の外側部靭帯断裂。カンナバーロにとって、冒険は始まる前に終わってしまった。カピターノは、明日ドナドーニ監督と共にプレスカンファレンスに臨む。
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シーズン通してあれだけ元気に怪我なくやってきたのに、なんでこのタイミングで。現在34歳のカンナバーロ、おそらく最後のEUROになるはずだったのに。

マドリー公式から、カンナバーロが手術を受ける、という記事をざっと。
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レアル・マドリーのDFありイタリア代表のカピタンであるファビオ・カンナバーロはEUROに出場できない。アッズーリのカピタンは、チームメイトのキエッリーニとの接触で負った左足首の靭帯断裂箇所を治療するため、手術を受けることになる。アクシデントが起きた当初からカンナバーロは痛がっており、Oberwaltersdorfの病院でMRI検査を受けた。レアル・マドリーは、アンドレア・フェレッティ医師を代表とするイタリア代表のメディカルチームに、カンナバーロはできる限り早く手術するように求め、それが通った。レアル・マドリーのメディカルチームの代表であるアルフォンソ・デル・コラル医師は、手術に立ち会うためウィーンに飛んだ。(後略)
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負傷直後の、ストレッチャーで運ばれる、笑顔のかけらもないカンナバーロの姿が痛々しい。
ただ、そこがカンナバーロだからなのか、大きな大会を前にした代表チームのカピターノという責務を自覚しているからなのか、以降出てくるカンナバーロのコメントは前向きでいかにも彼らしい。

負傷し、検査を受け、診断が下された夜に。
「僕はいつでも楽観主義者だ。こんな時であってもね。でも、僕はすごい一撃を食らったよ。」

翌朝になってイタリア代表のキャンプ地に戻って。
「ドナドーニに、チームメイトたちと共にここに残りたいと頼んだ。2年間一緒に仕事をした後では、それが正しいと思えるから。
君たち(プレスの人たち)は、もう2年僕をサポートしないといけないよ。」

強い選手です。
手術となればおそらく数日間入院し、手術箇所が安定した後にリハビリ開始となるだろうと思います。できればしっかり休養を取って、リハビリに備えてほしい。いつもどおりのバカンスを取って休養するのは無理でしょうから。
ですが、彼の意思で「チームに帯同したい」と言っている以上、それは尊重されるだろうと思いますし、他のチームメイトやスタッフも彼の存在を必要としているかもしれません。参照した記事の中のひとつに「Sorriso infinito:尽きることのない笑顔」という記述がありました。あの笑顔は確かに必須かもしれない。

カンナバーロ自身は「2ヶ月で戻りたい」とコメントしていますが、現時点で復帰までどれくらいかかるのかは不明。手術、経過観察後、はっきりするのではないかと思います。順調に回復して、できるだけ早く復帰できるように願っています。



【注意】
本日の記事の大部分は慣れないイタリア語記事を参照しているため、いつも以上に誤訳・勘違いが多発している可能性があります。十分ご理解のうえ、他の信頼度の高い記事をご参照されることをお勧めします。

もしも私が

2008-06-02 22:05:17 | football
マドリーの面々が長い休暇に入って数日。どこでリゾート…というか、どこでゴルフしてるの?というグティのインタビューです。ASから。


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Q:代表がペルーに苦戦する一方、グティはバカンスに入っていますが…
G:いいよ、バカンスが僕を生き返らせてくれる。僕はあの場所にいたかったし、何か貢献ができると思う。でもルイス(アラゴネス)が召集リストを作り、彼が信頼している選手がそこに入った。そうでない選手は、テレビで見るということだ。

Q:「ラ・ロハ」(赤。スペイン代表のこと)はベストの状態のグティを失った?
G:それはわからないよ。代表には素晴らしい選手たちがいる。でも、繰り返して言うけれど、僕は代表に貢献したかったし、何かポジティブなことができると思っていた。今現在一番大切なことは、何が失われたかということではなく、スペインができるだけ高い位置までいけるようにということだ。

Q:スペインは何か素晴らしい結果を残せると見ていますか?
G:もちろん。非常に素晴らしい代表になっている。タイトルに飢えた若い選手たちがいて……最終的には、運も影響を及ぼすものだ。でも選手の質でいえば、スペインはベスト4に入るだろう。

Q:それでも、何か失われているものがあります…
G:フットボールにはさまざまな選択肢がある。ラウル? ホアキン? もし僕が選ぶのであれば、召集リストは別のものになっていただろう。確かに、今回のリストに含まれていない選手もそこには入る。結局フットボールというのは相対的なもので、それぞれの考え方次第なんだ。

Q:非常に素晴らしいシーズンを終えて、今は充電期間、そして来シーズンのことを考えている時期です。
G:そうだね。僕たちは、結果に値するように、落ち着いてこの夏を楽しむことができる。素晴らしいシーズンだった。でも、来シーズンはさらに良いものにしなければならない。国内レベルでは、最初から最後まで良い状態だった。しかしヨーロッパレベルでは、マドリーはもう少し何かしなければならないだろうね。

Q:「10個目」を狙うのに十分なベースが整ったと思いますか?
G:そうだ、僕たちには素晴らしいチームがある。もし負傷がなく、CLの重要な時期にチームの全員が戦力として使える状態にあれば、僕たちは「10個目」に到達できるだろう。

Q:カップを掲げるところをイメージしますか?
G:そうしたいよね。マドリーのファン、僕が街中で出会うファンは、僕たちがCLで偉大なことを成し遂げるだろうという希望を言ってくるんだ。

Q:おそらく来シーズンはクリスチアーノ・ロナウドが加入するでしょう。
G:彼は偉大で、ヨーロッパレベルでは非常に重要な選手だ。もしマドリーが彼の獲得を適切なことだと考えているなら、僕たちは魅了されてしまうだろう。ヨーロッパに彼のような選手はほとんどいないよ。

Q:もしあなたに補強の権利があったら、彼を獲得しますか?
G:もちろん。もしそうなら、クリスチアーノを獲るよ。

Q:ロッカールームには誰にいてもらうのが一番ですか?
G:誰であっても僕はまったく問題ない。僕たちには、多くの補充がいらないような、良く整えられたチームがあるよ。
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ASがさらっと「来シーズンはクリスチアーノ・ロナウド来そうだね~」とか言っちゃってるのに乗せられて「いいよね~欲しいよね~」と答えてしまうグティでした。サー・アレックスが相当お冠のようですから、余計なこと言わない方が……。
しかしこれだけ毎日ロナウドロナウドと言われ、グティにまで「いいよね~」と言われると、良いような気がしてきてしまうような、のような……。


斜め。


追加。記事に書いてあるのを見落としていました。グティは、スペインはアンダルシア地方のSotograndeという土地でゴルフを満喫中。

切り込み隊と最後の砦

2008-06-01 21:32:48 | football
もたもたしていたら親善試合がひとつ終わってしまいました。が、記事内のデータはたぶん親善試合前のものから変わっていないだろうと思います。たぶん。

9:フェルナンド・トーレス・サンス
1984年3月20日 マドリー生 183cm/70kg
アトレチコ・マドリー(2000/07)→リバプール(2007~)
初キャップ2003年9月6日ポルトガル戦、現在47キャップ15ゴール
プレミアとCLであわせて30ゴールを上げ、あらゆる期待を上回ってシーズンを経て、アラゴネスの一番の希望の素。2つ目の舞台での特長、パワー、ゴール前での成功が、彼を今大会の一番の魅力の1つとしている。

7:ダビド・ビジャ・サンチェス
1981年12月3日 アストゥリアス、ラングレオ生 175cm/69kg
スポルティング・デ・ヒホン(2000/2003)→サラゴサ(2003/2005)→バレンシア(2005~)
初キャップ2005年2月9日サン・マリノ戦、現在30キャップ13ゴール
今シーズン当初の数ヶ月は、左足首の負傷に悩まされ戦うことができなかった。その後は、彼のゴレアドールとしての嗅覚を示してきた(リーガで16ゴール)、ただしその将来には多くの噂が浮かんできている。今回のEUROでそのクラスを確実なものにする。

17:ダニエル・ゴンサレス・グイサ
1980年8月17日 カディス、ヘレス生 180cm/80kg
ヘレス(1998/99)→ドス・エルマナス(1999/00)→マジョルカ(2000/02)→レクレアティボ(2002/03)→シウダ・デ・ムルシア(2003/05)→ヘタフェ(2005/07)→マジョルカ(2007~)
初キャップ2007年11月21日北アイルランド戦、現在2キャップ
貪欲に、シンプルに、今シーズン上げた26ゴールは欧州でも2番目の成績で、リーガではピチチを獲得。ペナルティは含まれておらず、最後の13試合で15ゴールを上げた。トーレスとのポジション争いはあるかもしれないが、グイサのゴールの大部分は先発して上げたものである。

16:セルヒオ・ガルシア・デ・ラ・フエンテ
1983年6月9日 バルセロナ生 175cm/72kg
バルセロナ(2003/04)→レバンテ(2004/05)→サラゴサ(2005~)
代表暦なし
ラ・ロマレーダのサイクロン、魂を失ったサラゴサに対して常に答えをだしていた。カーサでしかゴールを決めていないが、右サイドでのポジションやスピードが彼にEUROへの道を開いた。成長したことが、彼の我慢強いキャリアを手助けすることになるだろう。

13:アンドレス・パロップ・セルベラ
1973年10月22日 185cm/80kg
ビジャレアル(1997/99)→バレンシア(1999/05)→セビージャ(2005~)
代表暦なし
セビージャの今シーズンは厳しいものであり、パロップが守るゴールはその犠牲の1つとなった。パフォーマンス自体も過去のものに及ばなかった。しかしそれでも、リーガの最後の追い込みでは彼は自身の仕事を完遂した。10月には35歳になるパロップは、今回が最初にして最後の代表での大きな役割だと考えている。パーフェクトな貢献を期待する。

23:ホセ・マヌエル・レイナ・パエス
1982年8月31日 マドリー生 190cm/94kg
バルセロナB(1999/00)→バルセロナ(2000/02)→ビジャレアル(2002/05)→リバプール(2005~)
初キャップ2005年8月17日ウルグアイ戦、現在9キャップ、被ゴール2
リバプールでは安定しないシーズンだったが、それでも代表入りを妨げるものではなかった。アンフィールドでのせっかちなキックがいくつか思い出されるが、それが「レッズ」からプレミアでの最低限の目標を奪ってしまった。アラゴネスの信頼を得ている男、イケルの忠実な従者。完璧な2ndキーパー。

1:イケル・カシージャス・フェルナンデス
1981年5月20日 マドリー、モストレス生 185cm/79kg
レアル・マドリーC(1998/99)→レアル・マドリー(1999~)
初キャップ2000年6月3日スウェーデン戦 現在75キャップ、被ゴール33
マドリーのタイトルの半分はサモラを獲得した彼のおかげ。もしサン・イケルが、今シーズンのマドリーでしていたのと同じように試合で守れるのなら、負担は当然のことながら軽くなることだろう。反応、機敏さ、成熟は格別。今大会のGKに関して、議論が起こることはないだろう。