けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

切り込み隊と最後の砦

2008-06-01 21:32:48 | football
もたもたしていたら親善試合がひとつ終わってしまいました。が、記事内のデータはたぶん親善試合前のものから変わっていないだろうと思います。たぶん。

9:フェルナンド・トーレス・サンス
1984年3月20日 マドリー生 183cm/70kg
アトレチコ・マドリー(2000/07)→リバプール(2007~)
初キャップ2003年9月6日ポルトガル戦、現在47キャップ15ゴール
プレミアとCLであわせて30ゴールを上げ、あらゆる期待を上回ってシーズンを経て、アラゴネスの一番の希望の素。2つ目の舞台での特長、パワー、ゴール前での成功が、彼を今大会の一番の魅力の1つとしている。

7:ダビド・ビジャ・サンチェス
1981年12月3日 アストゥリアス、ラングレオ生 175cm/69kg
スポルティング・デ・ヒホン(2000/2003)→サラゴサ(2003/2005)→バレンシア(2005~)
初キャップ2005年2月9日サン・マリノ戦、現在30キャップ13ゴール
今シーズン当初の数ヶ月は、左足首の負傷に悩まされ戦うことができなかった。その後は、彼のゴレアドールとしての嗅覚を示してきた(リーガで16ゴール)、ただしその将来には多くの噂が浮かんできている。今回のEUROでそのクラスを確実なものにする。

17:ダニエル・ゴンサレス・グイサ
1980年8月17日 カディス、ヘレス生 180cm/80kg
ヘレス(1998/99)→ドス・エルマナス(1999/00)→マジョルカ(2000/02)→レクレアティボ(2002/03)→シウダ・デ・ムルシア(2003/05)→ヘタフェ(2005/07)→マジョルカ(2007~)
初キャップ2007年11月21日北アイルランド戦、現在2キャップ
貪欲に、シンプルに、今シーズン上げた26ゴールは欧州でも2番目の成績で、リーガではピチチを獲得。ペナルティは含まれておらず、最後の13試合で15ゴールを上げた。トーレスとのポジション争いはあるかもしれないが、グイサのゴールの大部分は先発して上げたものである。

16:セルヒオ・ガルシア・デ・ラ・フエンテ
1983年6月9日 バルセロナ生 175cm/72kg
バルセロナ(2003/04)→レバンテ(2004/05)→サラゴサ(2005~)
代表暦なし
ラ・ロマレーダのサイクロン、魂を失ったサラゴサに対して常に答えをだしていた。カーサでしかゴールを決めていないが、右サイドでのポジションやスピードが彼にEUROへの道を開いた。成長したことが、彼の我慢強いキャリアを手助けすることになるだろう。

13:アンドレス・パロップ・セルベラ
1973年10月22日 185cm/80kg
ビジャレアル(1997/99)→バレンシア(1999/05)→セビージャ(2005~)
代表暦なし
セビージャの今シーズンは厳しいものであり、パロップが守るゴールはその犠牲の1つとなった。パフォーマンス自体も過去のものに及ばなかった。しかしそれでも、リーガの最後の追い込みでは彼は自身の仕事を完遂した。10月には35歳になるパロップは、今回が最初にして最後の代表での大きな役割だと考えている。パーフェクトな貢献を期待する。

23:ホセ・マヌエル・レイナ・パエス
1982年8月31日 マドリー生 190cm/94kg
バルセロナB(1999/00)→バルセロナ(2000/02)→ビジャレアル(2002/05)→リバプール(2005~)
初キャップ2005年8月17日ウルグアイ戦、現在9キャップ、被ゴール2
リバプールでは安定しないシーズンだったが、それでも代表入りを妨げるものではなかった。アンフィールドでのせっかちなキックがいくつか思い出されるが、それが「レッズ」からプレミアでの最低限の目標を奪ってしまった。アラゴネスの信頼を得ている男、イケルの忠実な従者。完璧な2ndキーパー。

1:イケル・カシージャス・フェルナンデス
1981年5月20日 マドリー、モストレス生 185cm/79kg
レアル・マドリーC(1998/99)→レアル・マドリー(1999~)
初キャップ2000年6月3日スウェーデン戦 現在75キャップ、被ゴール33
マドリーのタイトルの半分はサモラを獲得した彼のおかげ。もしサン・イケルが、今シーズンのマドリーでしていたのと同じように試合で守れるのなら、負担は当然のことながら軽くなることだろう。反応、機敏さ、成熟は格別。今大会のGKに関して、議論が起こることはないだろう。