グループA-3
チェコ 1-3 ポルトガル
チェコの得点:シオンコ(17)
ポルトガルの得点:デコ(8)、クリスチアノ・ロナウド(63)、クァレスマ(90+1)
1周回って第2戦に突入。チェコの動き、試合運びは初戦に比べたらはるかに良くなっていて、身体が温まってきたんだな、という印象。試合自体も面白くなってきました。負けちゃいましたが。
好調でないシーズンを過ごした後というバロシュが、良い方に意外なほど良く動き回る。試合開始当初はポルトガルの方が圧倒していましたが、先制-同点後は、ポゼッションが低くともチェコが試合を支配した時間帯もありました。拮抗し、最後はポルトガルの実力、攻撃力がチェコを上回った。そんな試合でした。
初戦はあまり良いと思えなかった、当方ひっそりのプラシル。今日は良かったと思います。一応アシストもしましたし。
プラシルは2日ほど前にインタビューを受けていまして、その中でやはりクリスチアーノ・ロナウドへの警戒を口にしていました。常に守る数を優勢にしていかなければいけないと。どちらかというとロナウドが左サイドにいることが多かったのでプラシルがヤンクロフスキと共に直接当たるという機会は少なかったと思いますが、それでも左サイドにいる間は守備への意識が高いように感じました。それはそれで良いのですが、後半にリードされて、交代選手が入りトップ下付近にポジションを移すと、良さがはっきり出てきたように思います。攻撃に近いポジションの方が、やはり適性なんですね。オサスナで今期任されていた役回りに近かったのではないでしょうか。バロシュへのラストパス、コラーさんとのコンビ、クリーンヒットしなかったけれどペナルティエリアの角の辺りからのハーフボレー。何度か見たことのある風景。
と、チェコ寄りで見た試合のものすごく雑な感想(というかほぼ一方的にプラシルの感想)でした。