けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

かぶるよろこび

2008-06-18 20:22:05 | football
グループC-5
オランダ 2-0 ルーマニア

オランダの得点:フンテラール(54)、ファンペルシ(87)

グループC-6
フランス 0-2 イタリア

イタリアの得点:ピルロ(25=PK)、デ・ロッシ(62)


選手が変わろうと、チームの強さ、攻撃の魅力は変わらなかったオランダでした。3戦全勝で9得点。前半の方のロッベンのシュート、惜しかったなー。ルーマニアも可能性がないわけではなかったけれど、両国の差は明らかだったと思います。

たとえ勝ってもルーマニアがオランダに勝ったら終了、という前提で始まったフランスとイタリア。
フランスは、開始10分もしないうちにチームの中心だったリベリが負傷で交代、動揺覚めやらぬうちにアビダルが退場となってペナルティで先制を許し…最後までチームらしさが感じられない、そんなフランス代表でした。試合後に、テュラムなど一部のベテランを引っ張りすぎ、その一方で経験の少ない若い選手も多く、世代交代に失敗したのだという記事を読みました。確かにその通りで、偏った選手の召集の仕方をして世代交代の努力を怠っていたのはドメネク。テュラムもマケレレも一旦は代表引退を宣言していたのを、ドメネクが呼び戻してチームの中心として使い続けた。予選を突破でき、本大会で結果を出せればそれでいいのかもしれませんが、4年間率いて次に続くチームが作れなかったというのは、やはり失敗だったのだろうなと思います。ベテランをバサバサ切り捨てお気に入りの若い世代でチームを作ったアラゴネスは、そういう意味では代表監督としての仕事をしたのだろうなとふと思いました。でもラウルの切り方については、ずっと文句言ってやる。

イタリアおめでとう。狂喜するジージ・ブッフォンに、カピターノという彼個人にかかっていたプレッシャー、イタリア代表はこうあらねばならない、ここにいなければならないというチーム全体へのプレッシャー、苦しい中できちんと必要な結果を導き出したのは、さすがイタリア代表。

で、スペイン代表と対戦してくださるわけですね…。親善試合レベルではイタリア代表は苦手だと思わないのですが、真剣勝負をやって果たして勝てるんだろうか、スペイン。ピルロとガットゥーゾがサスペンションだというのは朗報なのかもしれませんが、個人的にはユーヴェにやられるマドリーとかローマにやられるマドリーとか、そんなイメージが私の脳裏をちらりふわりとよぎるのであります。


かぶりもの見本市
今朝のオランダ-ルーマニアの試合を見ていて思ったこと。オランダサポーターのかぶりもの、なんて種類が豊富なんでしょう!と。趣向を凝らしている目立つファンをカメラさんが追いかけているから、という理由もあるのかもしれませんが、次々とカメラに捉えられるバラエティに富んだデザイン展開に感心することしきりでありました。というか、オランダ人は外に出るときは何か頭にかぶらないといけないとか、そんな決まりごとがあるのかしら?

この辺はよくありそう。
 

エンブレムでおなじみ、オランダの獅子モチーフ。
  

これも良く見ると、モヒカンではなく国旗に色分けされたライオンさん。

その他。オレンジならなんでもいいのでにんじんをぶら下げた人や定番のオランダ娘なども。娘さんはユニセックスバージョンもある。
  

どういう謂れなのかわかりませんが、今回3試合通して来ていたらしいオレンジ色の怪しい大佐(?)