今朝方のポルトガルvsドイツの結果を踏まえまして、色々な方のブログや掲示板など拝見しておりますと、スペイン代表に肩入れしてらっしゃる方々は皆同様のご意見をお持ちのようです。
ドイツ=勝負強い=イタリアも勝負強い
ポルトガル=グループリーグ強かったのに結果はご覧の通り=ってことはス、ス……
やだなあ、もう。スペインは予選3連勝したんですよ。しかもゴール決めまくり、スウェーデン相手に劇的勝利を飾り、第3戦はメンバー総入れ替えに近いのに勝利と。今回の代表は一味違うはずです。
……なんて思えないのは、当然私も同様でございます。確かに今回のスペイン代表は良い仕上がりっぷりのように見えます。点も取れてる。攻撃もある程度コンビネーションはできている。中盤のタレントは抱負。大きな怪我人も出していない。サスペンションで欠けることもない。守備がちょいと気になるけれど、まあそれでも酷いというほどではない。ですが、でもでもやっぱりスペイン代表だから。「今度こそ大丈夫、なはず」と「でもでもやっぱり不安なの」の間を揺れ動く……なんだ、スペインファンってのは。
しかも、ハートが傷つくことを恐れるナイーヴなスペイン代表ファンを、さらに不安にさせるようなネタがここ数日出ています。ちょっと気になっています。
最新のニュースだとこちらから。MARCAです。
本日午前のトレーニングを開始するに当たって、まず10分間ほどアラゴネスが選手たちにお話をしたそうです。ところがその最中にセルヒオ・ラモスがアラゴネス(の発言?)に対して激昂して言い争いを始め、あまりにも言い争う声が大きくなったので、やむを得ずマルチェナ(同郷ですね)が仲裁に入ってラモスを引き離す羽目になった、ということらしいのです。
で、なぜこんな不穏な空気になっているのかというと、どうもいろいろと伏線がある様子。
○今大会のセルヒオ・ラモスのパフォーマンスはよろしくない。
○初戦と2戦目の間に、セルヒオ・ラモスはインスブルックのナイトクラブで遊んでいたらしい(UEFA.com、報じたのはスウェーデンのスポーツ紙)。
○アラゴネスは特に罰することもなく騒ぎを大きくすることもなかった。むしろかばっていた(「ラモスはその日はフリーの日なので好きなことをできた」と会見でコメント)。
○19日(昨日)のトレーニングでは、芝生の上で個人面談(画像)。
○その19日の会見でアラゴネスは「ラモスはピッチの外でのある小さなことを改めなければならない」とコメント。
○本日朝、言い争いに至る。
○記事の中には、今大会のキャンプでのラモスの遅刻癖に言及したものも。
当ブログではしばしば腐されているアラゴネスでありますが、握手を拒否したトーレスに駄々っ子のようなラモス。監督としての仕事だけでも十分いろいろあるだろうに、孫同然の年齢の選手の話し相手になり、カウンセラー代わりになり……さすがに爺の苦労がしのばれてきました。
この言い争い後にスタートしたトレーニングには微妙な空気が漂っていたそうです。MARCAがわざわざ作ってくれた写真集など見てますと、選手たちの表情の微妙さ加減といったら。セスクなんて泣きそうだし、フェルナンド・トーレスなんて絵に描いたようなヘの字口。
問題のセルヒオ・ラモス。マドリーファンの方は、シーズン後半の彼のパフォーマンス、メンタルが微妙だったのはご存知だと思われます。一説には恋人と別れたというのも。それを引きずったまま大会に入ってしまったのか(でも年上の新恋人ができたという話もありました)、それとも他に何かアラゴネスに不満でもあるのか。
ただ何があるとしても、今このタイミングで言い争いをしてプラスになるようなことは何もないはず。言いたいことがあっても常に黙ってろとは言いませんが、マスコミの目がないところとか1対1で言うとか、冷静になれなかったのか。まだ若いとはいえ、それくらいの分別がつく程度には経験を積んでいると思うんですけどね。何をきっかけにして、こんな問題児になってしまったんだろう……。
という顛末の、皆様の不安を助長する今日のスペイン代表でした。
後から映像追加
20minutosから言い争いの様子。思ったほど酷くはないか…。言い争いというよりも、セルヒオ・ラモスがアラゴネスに向かって言いたいことを言いまくっている、という感じでしょうか。マルチェナが仲裁に入ったのは、何事か言い続けているセルヒオ・ラモスの様子が、カメラの真正面にならないようにしたんですね。気が利くなあ。
この後のトレーニングも、そして夕方のトレーニングも通常通り行われたようです。ラモスも普通にトレーニング。夕方のトレーニングではペナルティの練習も…そんな可能性もあるわけですね。
ドイツ=勝負強い=イタリアも勝負強い
ポルトガル=グループリーグ強かったのに結果はご覧の通り=ってことはス、ス……
やだなあ、もう。スペインは予選3連勝したんですよ。しかもゴール決めまくり、スウェーデン相手に劇的勝利を飾り、第3戦はメンバー総入れ替えに近いのに勝利と。今回の代表は一味違うはずです。
……なんて思えないのは、当然私も同様でございます。確かに今回のスペイン代表は良い仕上がりっぷりのように見えます。点も取れてる。攻撃もある程度コンビネーションはできている。中盤のタレントは抱負。大きな怪我人も出していない。サスペンションで欠けることもない。守備がちょいと気になるけれど、まあそれでも酷いというほどではない。ですが、でもでもやっぱりスペイン代表だから。「今度こそ大丈夫、なはず」と「でもでもやっぱり不安なの」の間を揺れ動く……なんだ、スペインファンってのは。
しかも、ハートが傷つくことを恐れるナイーヴなスペイン代表ファンを、さらに不安にさせるようなネタがここ数日出ています。ちょっと気になっています。
最新のニュースだとこちらから。MARCAです。
本日午前のトレーニングを開始するに当たって、まず10分間ほどアラゴネスが選手たちにお話をしたそうです。ところがその最中にセルヒオ・ラモスがアラゴネス(の発言?)に対して激昂して言い争いを始め、あまりにも言い争う声が大きくなったので、やむを得ずマルチェナ(同郷ですね)が仲裁に入ってラモスを引き離す羽目になった、ということらしいのです。
で、なぜこんな不穏な空気になっているのかというと、どうもいろいろと伏線がある様子。
○今大会のセルヒオ・ラモスのパフォーマンスはよろしくない。
○初戦と2戦目の間に、セルヒオ・ラモスはインスブルックのナイトクラブで遊んでいたらしい(UEFA.com、報じたのはスウェーデンのスポーツ紙)。
○アラゴネスは特に罰することもなく騒ぎを大きくすることもなかった。むしろかばっていた(「ラモスはその日はフリーの日なので好きなことをできた」と会見でコメント)。
○19日(昨日)のトレーニングでは、芝生の上で個人面談(画像)。
○その19日の会見でアラゴネスは「ラモスはピッチの外でのある小さなことを改めなければならない」とコメント。
○本日朝、言い争いに至る。
○記事の中には、今大会のキャンプでのラモスの遅刻癖に言及したものも。
当ブログではしばしば腐されているアラゴネスでありますが、握手を拒否したトーレスに駄々っ子のようなラモス。監督としての仕事だけでも十分いろいろあるだろうに、孫同然の年齢の選手の話し相手になり、カウンセラー代わりになり……さすがに爺の苦労がしのばれてきました。
この言い争い後にスタートしたトレーニングには微妙な空気が漂っていたそうです。MARCAがわざわざ作ってくれた写真集など見てますと、選手たちの表情の微妙さ加減といったら。セスクなんて泣きそうだし、フェルナンド・トーレスなんて絵に描いたようなヘの字口。
問題のセルヒオ・ラモス。マドリーファンの方は、シーズン後半の彼のパフォーマンス、メンタルが微妙だったのはご存知だと思われます。一説には恋人と別れたというのも。それを引きずったまま大会に入ってしまったのか(でも年上の新恋人ができたという話もありました)、それとも他に何かアラゴネスに不満でもあるのか。
ただ何があるとしても、今このタイミングで言い争いをしてプラスになるようなことは何もないはず。言いたいことがあっても常に黙ってろとは言いませんが、マスコミの目がないところとか1対1で言うとか、冷静になれなかったのか。まだ若いとはいえ、それくらいの分別がつく程度には経験を積んでいると思うんですけどね。何をきっかけにして、こんな問題児になってしまったんだろう……。
という顛末の、皆様の不安を助長する今日のスペイン代表でした。
後から映像追加
20minutosから言い争いの様子。思ったほど酷くはないか…。言い争いというよりも、セルヒオ・ラモスがアラゴネスに向かって言いたいことを言いまくっている、という感じでしょうか。マルチェナが仲裁に入ったのは、何事か言い続けているセルヒオ・ラモスの様子が、カメラの真正面にならないようにしたんですね。気が利くなあ。
この後のトレーニングも、そして夕方のトレーニングも通常通り行われたようです。ラモスも普通にトレーニング。夕方のトレーニングではペナルティの練習も…そんな可能性もあるわけですね。