ベンゼマ
Q:CL4試合で5ゴール、直近6試合で8ゴール。キャリアで最高の時にいると言えるのではありませんか?
A:これが最高の時と言うのは難しい、実際のところわからないから。自分でとても良い状態だと感じる。たくさんトレーニングして、こういう結果になっている。今26歳で、キャリアのベストの時が来つつあると思う。
Q:完全に大人の選手になったと感じますか?
A:選手は26歳になると、プロフェッショナルとして最高の時期に入り、最高潮に到達し始める、ということをいつも聞く。僕もそうだといいと思っているよ。
Q:この素晴らしい流れが途切れるのを恐れませんか?
A:僕にとっては、ゴールは最も重要なことではない。何よりも良い試合をしたいし、それで結果的にゴールはやってくるもの。時にはゴールが決まるし、そうでない時もある。
Q:より速く、強くなったように見えます。これは試合のあらゆる面であふれ出ている…
A:トレーニングを一生懸命やっているし、それ以外でもね。バルデベバスで全体練習をする前に早めに来て、ウェイトトレーニングをやっている。特に脚を鍛えるんだ。これがピッチでもより快適に感じられる役に立っている。
Q:ゴールだけではなく、アシストも増えています。アシストも好きですか?
A:僕はフットボールが大好きだ。美しく鮮やかなプレイが大好きだ。そして仲間にアシストをするのも大好きだ。もし誰かが、ゴールをするのに僕よりも良い位置にいたら、ボールを出すのが当然だ。
Q:火曜のリバプール戦では、試合を通じてクリスチアーノを追っていました。彼がラウールの記録を破る助けをしようとしましたか?
A:試合前にはそれについての話はしなかった。でももちろん、クリスチアーノにゴールしてほしかった。彼のゴールを見たかったから、たくさんパスを送ったよ。ゴールにはならなかったけど、彼のことなら心配はいらない。火曜日に決まらなくても、次の試合で決めるだろう。シュート記録があるし、必ず記録を破るよ。
Q:カルロ・アンチェロッティはいつもサポートをしてくれますね。
A:カルロがマドリーにやって来た瞬間から、彼の信頼を常に感じているよ。僕たちの会長、フロレンティーノ・ペレスと同じで、僕をしっかりサポートしてくれている。ここマドリーで、あるいはフランス代表のユニフォームを着て、ブーイングを耳にしたことを思い出す。でもそれは、皆が僕に寄せてくれる期待なんだと理解している。
Q:試合の中でミスを犯す権利はあると思いますか?
A:わからない。フットボールではすべてが早く過ぎていく。ただわかるのは、自分の力をもって良いプレイをするために、すべてを尽くしているということ。時にはゴールが決まる、時には決まらない…今のような良い試合を続けていきたいね。
Q:今のマドリーの特徴は何だと言えるでしょうか?
A:僕たちは素晴らしい時期を過ごし、一緒にプレイすることを楽しんでいる。僕は、このチームに存在するこの一体感を強調するよ。僕たち皆が一緒になって同じ方向を向いている。ベンチから試合に入っていくどの選手も、違いを作り出し、僕たちの側に試合を引き寄せられるということを、僕たちはわかっている。そしてそれが価値だ。
Q:「一緒に」とは多用される言葉ですが…
A:あらゆるすべてがうまく回っていることが必要で、その例が今のマドリーだ。僕たちは家族だ。一緒にいることが好きなんだ。
Q:今のマドリーと以前のマドリー、違いは何でしょうか?
A:とても良くなっていると僕たち皆がわかっている。多くのクオリティと、すべてを勝ちたいという強い意志がある。小さな試合であれ大きな試合であれ、このチームでは、常に同じモチベーションを感じられる。ハメスやクロース、イスコがいて、僕たちはさらにポゼッションもできるようになった。試合をよりうまくコントロールできているんだ。