星降るベランダ

めざせ、アルプスの空気、体内ツェルマット
クロネコチャンは月に~夜空には人の運命の数だけ星がまたたいている

ラーメンズ的日常①手袋

2007-12-05 | ラーメンズ的日常
*以下は、創作です。絶対に、創作です。

~朝、今から仕事に出かけようとする夫、弁当を作ってほぼ今日の仕事を終えた気分の妻。

夫「寒いなぁ。もうそろそろ手袋いるかな?」
妻「いるいる」
夫(手袋シールを貼ってある引き出し開けながら)「アレー、片方しかない」
妻「去年暖かかったから、片方ですましたんじゃない?」
夫「そんなはずないだろう」(と、その下の靴下マークの貼ってある引き出しを開ける)
妻「靴下マークには靴下が入ってるの。見てわからないかなぁ。」
夫(赤い手袋つまんで)「でも、○○ちゃんの手袋入ってた…しかも片方だけ」
妻「えー?」(ここでやっと飲んでた珈琲カップを置いて、探し始める。半年ぶりの引き出しを開けると、中には、7色セットの軍手や、一度も使ったことのない指先のない毛糸の手袋を見つける。思わず手を入れる妻。きつい。)
妻「手まで太ったのかしら?」
夫(太ったという話題は避けようとする)「僕は、去年のでいい。両方揃ってれば」
妻(なんか、落ち込んでいる)「北海道の人は、気温何度の日から手袋するのかしら?」
夫(諦めて)「日が昇ってきたから、今日はいいや」
妻「そうね。きっと晴れて暖かくなるわ」
夫「日中はな」
妻「え?」
夫「いや、なんでもない」
妻「はい、お弁当。手袋の代わりにおミカン入れとくね。」
夫「サンキュー」
夫(閉めてる物置部屋のドアを指さして)「きっとあそこだ。あの魔界の巣に潜んでるんだ。」
妻「探して欲しい?」
夫(キッパリと)「探して欲しい」
妻「OK!クリスマスも近いし…」
夫(クリスマスと手袋がどんな関係にあるのかわからないが)「いってきま~す」
妻「いってらっしゃ~い」
夫(振り返って)「一人で先にラーメンズのDVD観ないように、僕のだから」
妻「は~い」(今日は、魔界探索の前に「鯨」を観ようと思ってる。)

*夫の誕生日プレゼントに、「ラーメンズ(RAHMENS)のDVD-BOX2セット」を贈った。
 自分には、片桐仁がかなり入ってることを自覚した妻だった。

       (あくまで、創作ですから)
コメント (2)
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