偶然、オートバイ神社って幟を見つけたので、好奇心に駆られて林道を進んでいった。しかしその道は荒れ果てており、狭くて大型バイクでは進むことが難しい状況だった。
林道には陽の光すら届かず、脇には熊の捕獲檻まであった。侵入するには勇気が必要だった。そこで思いがけない疑問が湧いてきた。「オートバイ神社って一体何だろう?」、ご神体として『陸王』や『くろがね』といったオートバイが飾ってあるのだろうか?
頭の中には、全く具体的なイメージが湧かない。
やっと神社の駐車場まで辿り着いたが、ロープが張られており、神社への侵入は許されないようだった。もしバイクに乗っていれば、地の果てまでも進む自信があるけど、徒歩では数メートルが限度であり、神社の石段などは身体障害者には到底乗り越えることができない。
結果的に、オートバイ神社の実態を知ることは叶わなわず、退却することになった。残念!